日本一周車中泊旅して思うメリットとデメリット!車中泊は魅力しかない

車中泊にはメリットしか感じない!日本一周車中泊旅して気付いた魅力

昨今ブームの「車中泊」

キャンピングカーを持たずとも、最近は軽自動車やミニバンでも車中泊仕様の装備やグッズなども増えて、一気に裾野が広がった感じですね😊

「車中泊」の一番のメリットは、宿泊費が掛からず泊まる場所にも縛られないため、究極の自由旅ができるところですが、その他にもたくさんメリットがあります。

車中泊歴20年、今は子供連れで日本一周車中泊旅をしている私たちが、実体験を元に車中泊の魅力をまとめたいと思います😍

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車中泊旅のメリット&デメリットの動画

これから車中泊旅を始めたいと考えている方へ、下記のYoutube動画でも、車中泊のメリットとデメリットについてご紹介しています。

サクッとご覧になりたい方は、ぜひこちらをご覧ください。

車中泊旅のメリットと魅力

【車中泊のメリット1】自由度の高い旅ができる

車中泊旅のメリットと魅力:自由度の高い旅ができる

車中泊旅ではよく言われていることですが、車中泊のメリットとして、やっぱり「自由度の高い旅」これに尽きるんですよね….‼

飛行機や電車での旅だと、どうしてもこの日のこの時間までに、この場所で飛行機や電車に乗らないといけない、という制約が出てしまいます。

そして「宿泊場所」が決まっていると、チェックインの時間に合わせて宿のある場所に行く必要があります….💦

その点、車で移動して車で寝泊まりするなら、行き当たりバッタリの究極の旅ができます✨

実際に私たちが千葉県を出発して、「中国地方〜九州一周〜四国の旅」をした時。

山口県は移動のみで福岡の天神でお昼を食べて、この日は長崎のビーチの近くに泊まる予定でした。

でも、地図を見ていたらどうしても行きたい場所を発見‼

かあちゃん
昔から行きたいと思っていた秋芳洞がある!ここ行きたい!
とうちゃん
福岡に寄らなければ時間的に大丈夫!よし、行こう!

福岡はもしかしたら、今後仕事などで訪れる機会もあるかもしれない。

でも山口県の秋芳洞はなかなか行くチャンスがない。そう判断しました。

結果、こんな映画みたいな景色を見ることができて、本当に行ってよかったなーと思いました🎶

車中泊旅なら、こうした急な予定変更でも柔軟に対応できちゃうのが大きなメリット☝

日本全国車中泊旅で行き当たりばったりの旅をして来て、プラン通りの旅では絶対に訪れることのできない場所だな、と思うところに沢山巡り会うことができました😍

【車中泊のメリット2】朝起きると目の前には海やスキー場

車中泊旅のメリットと魅力:朝起きると目の前には海やスキー場

車中泊旅の自由度は、時間以外にも大きいのがロケーション😊

朝起きると、寝床からそのままービーチを眺められるという究極の贅沢が堪能できます☝

絶景が広がる場所・自分が泊まりたいと思うところで、車中泊できるのが最高です‼

とあるビーチに車を泊めて宿泊したことがあったのですが、人気もなく灯の無い場所だったので、夜は人生でNO1の満点の星空🌌を眺めることができました。

車中泊のメリット:朝起きると目の前には海やスキー場

私たちは春〜秋はサーフィン、冬はスキーをやります。

なので、遊びのフィールドに直接泊まって、朝起きてすぐに海に入ったり雪山に滑りに行けたりするのも、中泊ならではのメリットです❤

【車中泊のメリット3】渋滞を避けて目的地に前乗りできる

車中泊のメリット:渋滞を避けて目的地に前乗りできる

都心だとどうしても長期休暇や週末の際には、目的地に向かうまでの渋滞が発生してしまいます😓

2019年のゴールデンウィークのこと。

この時は暦の関係で10連休が取れるということで、高速道路はかなりの渋滞が発生することが予測されました。

そこで、GW突入の前日の夕方に出発し、途中のサービスエリアで仮眠🚐

それでもかなりの車で賑わっていました‼

当日の早朝に出ていたら、その日の目的地の半分にも辿り着けなかったと思います😱

そんな時は前日の夜に出発すれば渋滞にも巻き込まれないし、現地で車中泊して余裕を持った朝が迎えられます🌄

これも車中泊旅のメリット😉

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【車中泊のメリット4】宿泊費コストを抑えられる

歴代車中泊車両:2018年〜現在 TOYOTA ハイエース ワイドミッドルーフ

車中泊旅の一番のメリットは、やはり「宿泊コスト」を抑えられることでしょう。

やっぱり家族4人になると一回の旅行での宿泊費は相当大きいです。

ゴールデンウィークに、8泊9日の「九州一周車中泊旅」に家族四人で出かけましたが、その時の実際に掛かった費用がこちらです。

高速代・ガソリン代・フェリー代・食事・コンビニ・日帰り温泉・お土産・最終日の民宿・アウトドアツアー全ての総費用になります。

九州車中泊の旅 費用の合計

合計金額:¥312,063
家族一人あたり(8泊9日):¥78,015

ちなみにGWに飛行機で九州へ行った場合、ANAの東京/羽田→福岡の往復チケットが81,280円/1名〜、4名だと325,120円!!!

往復だけで今回の旅行費をオーバーしちゃいます!

宿泊費も足すと、1泊家族4人で5万円とした場合、合計金額725,120円で家族一人当たり181,280円!!😱

「九州一周車中泊旅」をもう一度やってもお釣りがきちゃいます💦

【北海道一周 車中泊の旅 コスト編】高速代・フェリー代・ガソリン代含めた総費用発表!

2019.08.21

【九州一周〜四国 子連れ車中泊の旅】全体の行程&総費用発表!

2019.05.14

宿泊費が浮いた分節約しても良いですが、私たちはその分昼や夜は現地の美味しいものを食べたり、地元のお土産物を買ったりして、その土地にお金を落とすようにしています。

なぜなら、私たちが旅している場所は、現地に住む人の生業や生活があってからこそ、私たち観光客を迎え入れてもらっているからです🤗

【車中泊のメリット5】宿での滞在時間を移動に当てられる

車中泊のメリット:宿での滞在時間を移動に当てられる

実際に、千葉から出発しての九州一周旅、北海道一周旅を車中泊でやりましたが、1週間の長期休みで宿での宿泊だったらまず実現できなかったでしょう

車中泊ならば、寝る時間に車中泊場所へ到着していれば良いので、その間は全てドライブ&移動の時間に当てられるのも大きなメリット🚐

特に私たちは昔から車中泊しているので、宿でのご飯までの時間とか、お風呂に入った後の時間とか、何をしたら良いか持て余してしまいます….😅

だったら、その分車でいろんなところを回ったり、海で遊んだり山で遊んだりしたい。

そういう考え方だからこそ、車中泊旅がマッチしているんだろうなぁと思います😆

【車中泊のメリット6】日本の国土の大きさを知ることができる

車中泊のメリット:日本の国土の大きさを知ることができる

もし飛行機で北海道へ行ったら、羽田から1時間で千歳に着いてしまいます

それが青森まで高速に乗って行って、青森港からフェリーで北海道に渡ると、1日半掛かります⛴

確かに短時間でサクッと目的地に行けた方が良い気がしますが、実際に日本は思っているよりも凄く広いです。

でもそれを飛行機で行ってしまうと、国土の広さを実感することなく行けてしまう….💦

特に子供は昔の時代を知らないから、どこでも飛行機があれば簡単に行けてしまうものと思っています。

実際に北海道ってこんなに時間を掛けないと行けない遠いところなんだよ、それほど貴重な場所に今来ているんだよ、ということが実感できた方が子供にとっても良いと思うのです😌

だから、都内と違って夏でも肌寒いくらい涼しいし、国土も広いし、見たことない動物もいる。

日本の国土の大きさを知ることができる

【北海道一周 車中泊の旅】ルート・所要時間・おすすめスポットをご紹介!

2019.08.21

また、九州一周車中泊旅をした時のこと。

千葉から東海〜関西〜中国を通って、最終的に鹿児島県の本土最南端「佐多岬」まで向かいました🏝

千葉からずっと南下する途中、車窓から見える景色がどんどん広葉樹から亜熱帯の植物に変わっていく様子が目に見えてわかり、窓を開けた時の空気のモワッとした湿度や温度も変わっていく😮

これは車中泊旅でないと気づけない変化であり、「佐多岬」で巨大なガジュマルの木を見たときは、とうとう南国まで来たんだなーと感動しました😭

本土最南端の「佐多岬」と本土最北端の「宗谷岬」の両方を、子供たちも一緒に訪れたことができたのは、我が家の一生の思い出です❤


本土最南端:佐多岬

2019年5月 本土最南端:佐多岬


本土最北端:宗谷岬

2019年8月 本土最北端:宗谷岬


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車中泊旅のデメリット

デメリットを挙げることがナンセンス

車中泊のメリットを挙げるからには、デメリットを知りたいのも正直分かります。

例えば、安全面とか車内での寝心地とか、暑さや寒さ、トイレの不便さなどなど…..🤔

でも安全面で言えば、キャンプはテントで寝ますよね🏕

テントと比較したら、鉄の塊で覆われていて、ロックもできる車の方がまだ安全だと思いませんか…⁉

車内の寝心地ですが、エアマットを敷いたりすれば格段に寝心地は良くなります👍

暑さや寒さですが、これもキャンプと一緒。

まずは過ごしやすい快適な季節に車中泊を試してみて、夏休みや冬休みも車中泊旅したいなと思ったら、暑さ対策や防寒対策をすれば、それなりに快適に過ごすことができます😉

トイレは、昔に比べれば格段に道の駅も増えて公共の駐車場も増えています

もしこれらが嫌だなと思ったら、旅の自由度を下げてでも、宿に泊まれば良いだけの話なのです🙌

【初めての車中泊】おすすめの場所・車種・グッズや注意点をご紹介!

2020.02.04

不便さが車中泊旅の本当の魅力

不便さが車中泊旅の本当の魅力

厳しいことを言うようですが、便利や快適さを追求するならば、車中泊旅をする必要は無いと思います。

  • 目的地まで時間が掛かるけど、道中のドライブが楽しい🎶
  • 宿のようなゴージャスなご飯は食べられないけど、車中泊旅ならその土地の食べたいものがその日の気分で食べれる😚
  • 車の中は多少寝心地が悪いけど、その分最高のロケーションに泊まれる🏝
  • ホテルのふかふかの布団には寝れないけど、家族4人でくっついて眠れるのは幸せ🚐
  • お風呂上がりに生ビールは飲めないけど、波の音を聞いて星空を眺めながら飲むお酒は最高に美味しい🌌

多少は不便であっても、その状況を楽しむことができれば、車中泊旅ほど楽しいものはありません。

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車中泊旅を圧倒的におすすめする理由

車中泊旅を圧倒的におすすめする理由

高知のビーチでの朝焼けサーフィン

今まで書いてきたように、車中泊旅は究極の自由旅です。

自分達の行きたいところへ行き、行きたい場所に泊まって、旅を思う存分楽しむことができる。

飛行機や電車を使って宿に泊まる旅は、お金を出せば誰でもできるけど、車中泊旅はお金があっても誰もができるものではありません。

関東から九州一周とか北海道一周なんて、一種のアドベンチャーです🤣

そんな自分達しかできない旅を、家族と一緒にできるなんて最高じゃ無いですか….⁉

装備が足りなくて眠れないほど寒かった、時間配分間違えて目的地にたどり着けなかった、なんてのも良い思い出です✨

失敗したら、次に教訓として活かせばいい。

そうやって私たちも車中泊旅で失敗をしながらも、今に至っています😉

特に子供にとっては車中泊旅と言う冒険はとても刺激的らしく、帰ってくると分かりやすい変化があります。

率先してお手伝いしてくれるようになったり、一人で友達の家にお泊りに行くチャレンジをしたり😆

色々な経験が彼らに自信を与えてくれるのだと思います。

日本にはまだまだ見るべきものや、出会うべき人たちが沢山います❤

ぜひ車中泊旅で、各地の魅力や本当の旅の素晴らしさを体験してもらえれば嬉しいです😊

九州一周&四国車中泊の旅の動画

2019年のゴールデンウィークに、九州一周&四国縦断 3,440km、8泊9日の車中泊の旅に行きました🚐

その時の動画を初日から8日分、youtubeにアップしています🗾

動画をみていただくと、車中泊旅のメリットがもっと伝わるかもしれません。

ぜひ併せて観てみてください😌



ABOUTこの記事をかいた人

「とうちゃんはテンネンパーマ」のかあちゃんの方です。車中泊旅では万年助手席、地図のナビや飲食店・お風呂の検索&情報収集、写真撮影担当。本業は広告&Webのディレクターやってます。 Youtubeチャンネル「とうちゃんはテンネンパーマ」で子連れ車中泊旅の動画を配信しています。車中泊の便利グッズや車内DIYなどの動画もアップしています。ぜひチャンネル登録お願いします! https://www.youtube.com/user/masatoikebe