子供も一緒に色々旅行に行きたいけど、家族が増えるとどうしても宿泊費が掛かってしまいますよね….💦
最近は車で旅をする「車中泊」がブームで、ゴールデンウィークや夏休みに遠出すると、よく子供連れで車中泊している家族を見掛けます。
車中泊に適した室内の広い車や、車種ごとの車中泊グッズなども増えて、昔に比べると圧倒的に車中泊しやすい環境になっています😉
初めての「子供連れ車中泊」でも100%楽しむためのノウハウ・車中泊グッズやおすすめの車中泊場所など、日本一周子連れ車中泊旅をした経験を元に、お役に立つ情報をご紹介します🙌
目次
子供連れ車中泊 我が家の場合
我が家は子供が生まれる前から、夏はサーフィン&冬はスキーが大好きなアウトドア夫婦でした。
夏はビーチの前に泊まって朝早くから海に入る、冬はスキー場に泊まって朝早くから滑りに行く手段として始めたのが車中泊🚐🏕
なので、子供が生まれてからも家族4人で車中泊旅をしながら、海や雪山に行くのが週末の定番です✨
初めての子供連れ車中泊をしたのが、上の子が6歳・下の子が4歳の時です。
この時は日産エルグランドに乗っていて、セカンドシート以降をフルフラットにした上に、キャンプ用のベッドマットを敷いていました。
この車で、夏から秋のビーチや湖の湖畔での車中泊や、夏休みには千葉県から出発して四国〜紀伊半島のサーフポイントを巡る車中泊旅を1週間かけて行きました🚐🏄♀️
そしてエルグランドで車中泊を始めて1年半が経った頃、車の足回りにガタが来てしまい、買い換えないといけないことに…..😭
そこで、夫婦で話し合い子供たちが中学生になるまでは時間の有る限り、車中泊をしようと決意‼
(何故なら車中泊旅には、子育てにもとっても良い効果があることを実感していたからです。詳細は後ほど書きます🎶)
今は、ハイエースワイドミッドルーフの車中泊仕様(ベッドキット付き)に乗っています。
写真はセカンドシートを倒した状態。
これで家族4人並んで十分眠れます🚐😴
車中泊グッズ(窓の断熱シートやライトなど)も追加で購入し、今は真夏の九州から、真冬の北海道まで子供と一緒に車中泊旅を楽しんでいます😊
子供連れ車中泊の基礎知識
家族何人まで車中泊できる?車中泊に適した車種
これは持っている車の車種によって、異なります。
軽自動車なら夫婦or夫婦+小さな子供1人が限界
ホンダのN-BOXやダイハツのWAKEなど、車幅があって車内の高さもある軽自動車が増えてますよね✨
セカンドシート以降を倒すと正に写真のようなイメージなのですが、やはり夫婦のみか、夫婦+小さい子1人が限界かなーと思います😓
泊まるスペースもそうですが、車中泊するとなるとそれなりに荷物もありますからね👜
車の大きさには少し余裕を持っていた方が、間違い無いです☝
ミニバンなら家族4人(但し子供は小さい子2人)でも大丈夫
家族4人で寝ている写真が探しても無かったのですが、これはエルグランドの車内です🚐
夫・私・娘(小学1年生、クラスで一番大きい)・息子(年中、クラスで一番大きい)の家族4人で並んで寝ていました。
但し、寝るスペースを取る分、荷物スペースが少なかったので、ジェットバックを付けていました😉
車内で過ごす時間が増える分、車の室内の高さは出来るだけあったほうが良いです😄
フルフラットにしたシートの上で、寝床を用意したり、荷物を整理したりする際に、室内の高さがないと必ずと言っていいほど、車の天井に頭をぶつけます😅
そう言った点から、下記の車種は車中泊向けにオススメです☝
- トヨタ アルファード
- トヨタ ヴォクシー
- トヨタ ヴェルファイアー
- トヨタ ノア
- 日産 エルグランド
- 日産 セレナ
- ホンダ ステップワゴン
- 三菱 デリカ
さらに家族4人で余裕を持って車中泊するなら
荷物のスペースも確保した上で、4人で余裕を持って車中泊するなら、やはりハイエースはオススメです😊
圧倒的に室内空間が広いのと、シートを倒してもその下に十分な荷物のスペースがあります☝
普段乗るのにはミニバンの大きさがちょうど良いということであれば、写真のようにポップアップテント🏕を付けるという方法もあります✨
これなら家族4人十分寝ることができ、目的地に着いてから車内に寝床を用意する時間も省けます。
もし今お持ちの車でそこまで広さが無いようならば、大人は運転席と助手席のシートを倒して寝て、子供たちはセカンドシート以降に寝るという方法もあります☝
一泊程度なら問題ないと思いますが、二泊以上する場合は厳しいかもしれません💦
車中泊旅をするなら、フルフラットで眠れるスペースを確保できた方が圧倒的に快適です😊
子供と車中泊、何歳からできる?
車内は外気の気温の影響を受けやすいため、旅先で体調を崩さないためにも、子供が少し大きくなってからの方がオススメです🤔
特に車中泊ではトイレにすぐに行けるとは限らないので、トイレトレーニングも終わって、排泄のコントロールもできる年齢がベストです✨
最近は車中泊できるスポットとして「道の駅」が人気ですが、ゴミの持ち込みを禁止しているところもあります🙅
もしオムツを捨てられなかった場合、車内に置いておくのにも限界がありますよね..💦
また年齢と関係ないですが、いつも暖かい室内やクーラーの効いた部屋でしか寝泊まりしたことのない場合は、いきなり車中泊はハードルが高いかもしれません😓
寝袋で寝るときに寝返りが打てなかったり、カサカサする音が気になって眠れないという知人もいました。
なので、キャンプなど外で寝ることに慣れておく、寝袋で寝ることに慣れておくと安心かと思います😆
子供連れ車中泊で気をつけること
ズバリ、子連れ車中泊で気をつけることをまとめると、下記の通りです🙌
- 快適な寝心地のために、車内の寝るスペースは出来るだけフルフラットにし、駐車場所は出来るだけ平らなところを選ぶ
- 初めての車中泊は春or秋の快適な季節に
- 寝るときは必ずエンジンを止める
- 安全に車中泊するために防犯対策を行う
- バッテリー切れに注意
- 食べ物・飲み物を余分に用意しておく
- 車中泊する場所&日帰り温泉を事前に調べておく
車中泊は快適な寝心地が命
ズバリ、車中泊の快適度は車の中でぐっすり眠れるかどうかです
快適な睡眠を得るために、出来るだけシートはフルフラットにし、隙間が空くようならクッションや毛布などで調整しましょう。
そして、シートの上にはエアマットやエアベッドを敷くと、さらに快適度がアップします✨
駐車場所ですが、少しでも車が斜めになっていると気になるものです。
もし平らなスペースが無ければ、頭側が高くなるように工夫して停めましょう😴
車中泊する季節は春・秋がベスト
車で寝ているときは、エンジンを切るのが周囲へのマナーです。
車はキャンプ同様に外気温の影響を受けやすいため、夏は暑さ対策・冬は防寒対策が必要になります。
なので、車のドアを閉めたまま、布団や通年使える寝袋等でも暑さや寒さを感じない、春や秋などの気候の良い時期を選ぶと、快適に過ごせます
ゴールデンウィークや夏の北海道などは、気温もちょうどよく、車中泊旅におすすめの時期&場所です❤
寝るときは必ずエンジンを停める
周囲へのマナーもありますが、もう一つ大事なことがあります。
機密性が高い車の中では、換気をしっかり行わないと車の中の一酸化炭素濃度が高まりやすい傾向にあります😓
特に風がない時に長時間アイドリングしていると、車内に一酸化炭素が発生しやすい状態になりますので、寝るときはエンジンを切ることを、ぜひ徹底してください
防犯対策
車中泊と言っても外で寝ることになるので、防犯対策はしっかりしましょう。
窓にスモークが貼ってある車でも、車内の電気が点いていれば、外からは意外と中が見えるもの。
車内の窓全体にシェードを貼って、プライバシーを守るのと同時に、光や音が外に漏れないようにしましょう。
また、寝るときは必ずドアロックをするのを忘れずに
貴重品なども、わかりやすい場所に置かないようにしましょう
バッテリー切れに注意
車中泊をすると、車内灯を使ったり、スマホを充電したりなど電気を使う機会が多くなります。
そんな時バッテリー切れにならないように気をつけましょう。
車内灯の代わりにLEDライトを常備したり、シガーソケット型車載充電器があると便利です。
食べ物・飲み物余分に用意しておく
まず車内は乾燥しやすいので、子供はよく飲み物を欲しがります。
一人一つずつの水筒を用意し、補給できるようにクーラーボックスにお茶のベットボトルなどを常備しておくと安心です😄
また、車で旅をする以上、お腹が空いた時にすぐに食べ物が手に入るとは限りません。
コンビニに寄ったら、おにぎりやパンなど余分に買っておくと良いでしょう。
田舎などに車中泊旅すると、コンビニが無かったり、あっても閉店時間が早かったりします😓
車中泊する場所&日帰り温泉を調べておく
車中泊する目的地が決まったら、車中泊できる場所や近くの温泉などを予め調べておきましょう😉
道の駅だと、24時間トイレが空いていて、日帰り温泉が併設されているところがあります。
写真は東北の「道の駅 雫石あねっこ」ですが、ここは飲食店も併設されており、一つの場所で全てが済みます😊
こういった道の駅は、車中泊する人にも人気なので、長期休みなどはかなり混むようです。
最近は、道の駅の車中泊利用者のマナー違反から、車中泊自体を禁止しているところもあります💦
事前にネットで口コミ情報などを集めておけば、安心ですね🤗
子供連れ車中泊で必要なグッズ
私が考える「子供連れ車中泊で必要なグッズ」はこちらです👜
子供連れ車中泊で必要なグッズ
- 保険証&母子手帳
- 水筒
- 着替え(下着・洋服・靴下×宿泊日数+1日分)
- 防寒着(パーカーやダウンなど)
- おやつ
- 絵本やちょっとしたおもちゃ(退屈しのぎ用)
- タオル等お風呂セット
- 歯磨きセット
- パジャマ
- サンダル
- 雨具
- 帽子
ここからが一般的に車中泊に必要なもの
- 車中泊マット
- 寝袋&枕
- 窓の断熱シート
- バッテリー
- ウィンドーネット
- クーラーボックス
- ポリタンク
- ブランケット
- LEDランプ
- iPad or ノートブック(あると便利なもの)
- ポケットwifi(あると便利なもの)
- ウェットシート
- 救急セット
具体的にどんなものが車中泊で使いやすくてオススメか、下記の記事でまとめていますので、合せてご覧ください😉
iPadまたはノートブックですが、ポータブルバッテリーとポケットWifiがあれば、amazonプライムやNetflixの映画を観ることができます。
カーシアター、なかなかいいですよ〜😍
子供と車中泊するのにおすすめの場所
初めて子連れ車中泊するなら、トイレや洗面などある程度設備の整ったところが安心かと思います✨
子供連れ車中泊におすすめ:道の駅
全国1160駅ある「道の駅」が車中泊場所として人気なのは、
・トイレや洗面などの設備が綺麗、整っている
・売店や飲食店なども揃っている
・日帰り温泉を併設している施設もある
と言う理由で、利便性が高く、初めてでも利用しやすいと言う点があります😉
上記の写真の道の駅は、飲食店が併設されていたので、そこで夕食を食べてそのまま駐車場で朝まで過ごしました🚐
朝はベーカリーの焼きたてパン🥐を店内のイートインスペースで、海を眺めながら食べる🏖という、なんとも贅沢な時間を過ごすことができました🎶
事前に、道の駅にどんな施設があるのか調べた上で車中泊に出掛けると、楽しみが増えますね❤
道の駅はあくまでもドライバーの休憩所であって、宿泊所ではないため、一般利用者を優先させる配慮が必要です。長期滞在やキャンプ場のような利用はマナー違反となりますので、くれぐれもルールを守った車中泊を心掛けましょう。
先ほど触れましたが、利用者のマナー違反で車中泊を禁止している道の駅があります。
道の駅で今後も車中泊を可能にするためにも、最低限のマナーを守る必要がありますので、ぜひ併せてご覧ください✨
子供連れ車中泊におすすめ:RVパーク
車中泊場所を提供している「RVパーク」というところがあります✨
「RVパーク」は車中泊を公認された場所であり、有料ですが電源設備などの完備やゴミの処理、1週間程度の滞在が可能だったりします。
周りも車中泊の車だけなので、防犯面でも安心です😉
子供連れ車中泊におすすめ:オートキャンプ場
オートキャンプ場で車中泊ってなかなか意外かもしれません。
キャンプ場を予約して、テントを張らずにそのまま車中泊すれば良いのです😆
テントって片付けるのがかなり面倒くさいのですが、そんな時は車で寝ることができれば朝もノンビリできます😴
私たちは友人たちとキャンプに行くときに、タープだけ立てて、テントは張りません。
もう5年くらいテント張ってないかも…..車中泊が楽すぎて💦
特に雨の日☔とかはテントが濡れることを気にしなくて良いので、オススメですよ〜👍
オートキャンプ場なので、「道の駅」や「一部のRVパーク」で禁止されているキャンプ行為(外でバナーで食事を作ったり、タープやテーブル&椅子を出してくつろぐこと)ももちろん可能です🏕
子供連れ車中泊は子育てにもおすすめ!
例えば、北海道に家族旅行しようとした時。
飛行機で行けば1時間で羽田から千歳空港に到着します✈
が、車で高速を使って途中車中泊をしながら青森まで行き、フェリーで北海道に渡った場合、1日半掛かります🚐⛴
確かに短時間でサクッと目的地に行けた方が良い気がしますが、実際に日本は思っているよりも凄く広いです🙌
でもそれを飛行機で行ってしまうと、国土の広さを実感することなく行けてしまう….💦
車で1日半も掛けて北海道へ上陸することで、子供にとっても如何に遠くまできたのかが分かります😊
窓を開けていても、気温の変化だったり、生えてる植物の変化や景色の変化に気づくこともできる😮
都内と違って夏でも肌寒いくらい涼しいのはなぜか、どうして見たことない動物がいるのか、何となく理解することにも繋がります✨
あと、車中泊旅はどうしても予定通りに行かない場合がありますよね。
予想外の渋滞や、観光スポットへ立ち寄ったことで、時間内に予定していた車中泊場所へ到着できなかったり…..💦
予期しないハプニングに会った時にどう対処したら良いか考えることは、多様化する社会を生きる子供たちにとって、とっても勉強になると思うんです。
これからの時代、決められた事をやるだけではなく、多様な価値観の中で如何に力が発揮出来るかが大事。
ただ教えられた事を学ぶだけではなく、不測の事態に対応できる柔軟さを備えることが、様々な環境で生きるチカラになると思います😊
大げさですが、今まで日本全国車中泊旅をしてきて、車中泊旅は子育てにも良い影響を与えるものだと実感しています😆
実際に、千葉県から1日半掛けて北海道へ上陸し、富良野の友人宅へ1週間ホームステイしている娘を迎えに行く動画をyoutubeにアップしています✨
途中、青森県の大間マグロ(年始に「すしざんまい」の社長が初セリで3億円でマグロを落札したことで有名😚)で有名な大間港近くに、息子と3人で車中泊しました🚐
ぜひ、「子供連れ車中泊」とはどんな感じか、観てみて下さい🎶