私たちは3月末を以って、新潟県湯沢町での家族4人での二拠点生活を終えて、関東の自宅に戻ってきました。
二拠点生活の期間は冬だけの短期移住だったので、3ヶ月….‼
短い期間でしたが、地元の人たちと家族ぐるみで仲良くさせてもらうことができました。
地元の起業やお店の人にも「とうちゃんはテンネンパーマ」を通じての湯沢PR活動に、直接感謝の言葉をたくさんいただきました。
そして、湯沢町長にもお会いして、「来年の二拠点生活で戻られるのを歓迎します‼」と言っていただくまでに…😆
この短期間での二拠点生活の中で、実際に私たちはどんなことをしたのか。
地元に根付き、関係人口(移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域や地域の人々と多様に関わり、変化を生み出す人材)を作るために大切なことなどをお伝えしたいと思います🙌
目次
【二拠点生活】3ヶ月の短期移住で私たちのやったこと
新潟県の湯沢町に、冬の間だけ短期移住しようと決めたのが2019年の夏。
その後すぐに住まい先の候補として、湯沢のリゾートマンションの内覧をし始めました。
同時に、この頃から子供達の通う小学校の校長先生に短期転入ができるかどうか相談したり、湯沢町の移住課に冬だけ二拠点生活したいことなどを打診し始めました。
せっかくだから、こうした二拠点生活までの道のりをノウハウとしていろんな人に伝えよう!とyoutubeやブログ・SNSを使って”二拠点生活への挑戦”をリアルタイムで発信。
一番最初に発信した内容は、忘れもしない家族会議で子供達へ、二拠点生活に挑戦することを報告するシーンでした。
その後は、二拠点生活のノウハウとして、短期間だけ地方の小学校へ転入する方法や、短期間の住まいの選び方などをアップしていました。
実際に二拠点生活が始まってからは、湯沢の色々な場所のスキー場の紹介や、美味しいと噂の飲食店に食べに行ってのレポート、子供達の学校での様子、などをアップ。
これらは全て私たちが勝手に湯沢の情報や、二拠点生活というライフスタイルを沢山の人に届けばいいなーと思って発信していました。
【関係人口】ちょっとずつ地元で知られる存在に
YoutubeやSNSのチカラってやっぱり凄い✨
地道に配信を続けていたら、私たちの知らないところで私たちを応援してくれる人たちが、密かに増えていました☺
短期移住する前から、Youtubeで湯沢関連の動画をアップすると、地元の小学生や中学生からコメントが付いたり。
こちらの学校に来てからは、授業参観で訪問すると、「テンネンパーマさーん!youtube観てます!!」って小学生が沢山駆け寄って来たり。
そんなこんなで、二拠点生活を初めて2ヶ月目のある日、地元で移住促進のための会社を起業したママから、
テンネンパーマ気になっている人沢山いるから、そういう人集めてご飯会やろう‼
と懇親会まで企画してもらいました😍
【地域活性化】移住者目線の地域PRが沢山の人に感謝された
ある日、湯沢のスキー場で滑っていると、SNSのフォロワーさんからメッセージが来ました。
どうしても渡したいものがあるので、今からマンション行っていいですか…!?
と。。
なんとその方は、地元で有名な老舗のお蕎麦やさんの女将さんでした。
もともと「テンネンパーマ」のファンで、私たちが湯沢の魅力を沢山紹介したり、一時は”バブル期の負の資産”とまで言われた湯沢のリゾートマンションの暮らしの様子を紹介して、リゾマンが如何に快適な住まいか発信していた事に、とっても共感されたそうです😊
で、ぜひお礼がしたいと旦那さんと相談されて、お店で作られている美味しい南魚沼産のお米と、蕎麦がき餅をわざわざ持ってきて下さったのでした。。。(ありがたい🙏✨)
そして、二拠点生活を初めて3ヶ月目に入る頃には、スキー場へ行くと必ず声を掛けられるようになりました‼(地元の方も県外の方も含め)
こんなに嬉しいことはありません☺
あっという間に二拠点生活が終わり、千葉へ帰る日が近くなった時。
子供の小学校の同級生でもあり、地元のフリースタイルジュニアスキーチームのチームメイトでもあるファミリーが、お別れバーベキューパーティーを開いてくれました😭
私の誕生日が近かったのですが、サプライズでバースデーケーキも用意してくれていて🎂
こんな素敵な企画をしてくれる仲間ができて、二拠点生活やって本当によかったなーと思いました‼
そして、湯沢を離れる日にマンションの部屋の荷物を全部運び出し、最後地元の不動産屋さんに鍵を返しに行った時です。
地元の魅力を沢山発信していただいて、本当にありがとうございました‼
と、お礼を言われて素敵なお土産まで頂きました。
湯沢を出る際に不動産屋さんに鍵を返却しに行ったのですが、湯沢やリゾマンの魅力をたくさんPRしてもらった!ということで、お土産もらってお礼たくさん頂きました〜🥰
湯沢にちゃんと恩返しできて嬉しい😆✨#二拠点生活 #デュアルライフ #とうちゃんはテンネンパーマ #雪国 #湯沢 #移住 #二拠点居住 pic.twitter.com/6RgyzHKTLI— かあちゃん@車中泊&二拠点生活 (@kaachan_vanlife) April 1, 2020
最後は湯沢町の町長にお会いすることもできました✨
今回、住民票も移さずに地元の小学校へ短期で受け入れをしてもらい、湯沢町全てのスキー場を滑れる町民パスを発行してもらったことなど、湯沢町での生活全てのお礼を伝えたかったからです。
子供達から感謝状を贈らせてもらったら、しばらく町長室に貼っておくからねと言われました😆
湯沢町は以前から移住促進に積極的な街で、広告を使って大々的にPRはされていました。
そのとっても素敵な写真とコピーはこちら❤
もうね、本当にこのコピー通りの生活ができるワケですよ。
パウダーの日は朝から滑りに行って、お昼過ぎから仕事に戻るなんてことも可能🎶
子育て環境は都会とは比べ物にならないくらい、魅力で溢れてる✨
それを移住者の等身大の目線で、リアルな生活に落とし込んだ様子を私たちが発信していたのが良かったのでしょう。
町長に、そう行ったPRが正に我々に必要だから、来年もぜひ来てくださいと仰って頂きました😆
3ヶ月という短い期間でも、地域活性化に貢献できる
今はYoutubeやSNSがあるからこそ、個人が情報を発信して影響力を与えられる時代。
私たちの取り組みは微々たるものかもしれませんが、リアルな二拠点生活者の暮らしぶりを飾ることなく知ってもらったことが良かったのかなと思います☺
実際に関東からスキー場へ来て声を掛けてくれる方も、皆さん「二拠点生活は憧れです!」と言われてました!
こうやって共感できる人が増えて、その数パーセントの人でも行動に移してくれれば、湯沢にも少しでも恩返しができます✨
湯沢町も今正に短期間のお試し移住がワンストップでできる仕組みを今整えているところで、町を通じてリゾートマンションの部屋を格安で提供する準備をしているそうです。
まだまだ私たち家族の「二拠点生活」という挑戦は始まったばかりですが、来年・再来年と継続していくことで、地域への人の流れを作ることに貢献できればこんなに嬉しいことはありません。
コロナの影響で「都心集中」への危険な側面が露呈し、様々な企業がリモートワークに取り組み始めている中、これからどんどん「地方分散」も始まるのではないかと思います。
そんな時、いきなり住民票を移しての移住ではなく、まずは移住候補の場所選びとして、「お試し二拠点生活」に挑戦してもらう。
そして田舎へ住むことへの魅力に気付いた沢山の人が、地方へどんどん流れていく。
さらに地元の人たちと交流を深め、新しいビジネスが生まれたり、経済効果が生まれたりしたら、もっともっと地方と共に日本全体を盛り上げていくことができる‼
「住みたい場所で自由に暮らす」
これができれば、人生もさらに豊かになることを、引き続き発信して行ければと思います🌟