【冬の車中泊】北海道旅1日目は岩手県八幡平下倉スキー場からフェリー乗船

【冬の車中泊】北海道旅1日目は岩手県八幡平下倉スキー場からフェリー乗船

2024年〜2025年の年末年始に、10泊11日の北海道スキー車中泊旅に行ってきました。

岩手県&北海道のスキー場を、子連れ家族で巡る車中泊旅。

1日目は自宅を出発して、岩手の八幡平下倉スキー場を滑ったあと、青森県八戸市まで北上して、八戸港からフェリーに乗って北海道を目指しました。

車中泊の様子や、パウダー好きにおすすめのスキー場紹介。

今まで日本各地を車中泊旅してさまざまな温泉に入ってきましたが、その中でも私の中で3本の指に入るおすすめの松川温泉の情報などもご紹介します!

東北自動車道の岩手山PAに車中泊

12/26(金)の15時に千葉の自宅を出発しました。

ちなみに今回の車の荷物はこんな感じです↓

ハイエースの後に設置してあるバーに、スキーウェアやヘルメットなどを吊るしています。

ベッドキットの下にブーツなどを収納。

スキーやスノーボードは、車の上にあるルーフボックスに収納しています。

常磐自動車道をひたすら北上します。

平日の少し早めの時間に出発したとあって、高速道路は全く混んでいません。

Yahooカーナビで18時くらいに到着できるサービスエリアを調べて、「南相馬鹿島SA」で夕食を取ることに。

かあちゃん
東北道と違って、常磐道はご飯が食べれるサービスエリアが少ないので、事前に調べておいた方が安心です…!

「南相馬鹿島SA」は駐車場・トイレ・給油スタンドのみになりますが、隣にある「セデッテかしま」には飲食店やお土産店があります。

引用:旅東北サイト

東北へ車中泊旅へ行くたびに、行きは大体ここのサービスエリアでご飯を食べるのですが、ご飯はどれも美味しいのでおすすめです!

セデッテかしま飲食店

こちらは私が頼んだ味噌タンメン。

びっくりするくらい野菜がたくさん入っていて、ボリュームたっぷりでした。

ただし、ここは19時がラストオーダーです。

私たちも食べている途中で入り口は閉店していたので、早めに着いてよかったです…!
(ここを逃すと、しばらく夕食難民決定になってしまう…)

今日、車中泊(仮眠)を予定している場所は、東北自動車道の岩手山パーキングエリア。

岩手県の北上市のあたりから雪が降ってきました。

岩手山サービスエリアには22時半過ぎに到着。

外は雪が降るなか、ここで仮眠を取りました。

東北自動車道の岩手山PAに車中泊

今までハーエースのベッドキットの上に、家族が4人寝ていました(息子は2段ベッドの上)。

しかし今回から、車内でより快適に過ごせるようにベッドキットの上には2人の子供たち、その下に大人2人が寝れるようにフォーメーションを変えました…!

とうちゃん
なぜレイアウト変更したのか、スキー道具などの収納はどのようにしているのか。それを解説するYoutubeやブログを書きますので、お待ちくださいー!
岩手山サービスエリアで朝食

翌朝は6時半に起床して、サービスエリアで朝ごはん。

寒い冬こそ、暖かい朝ごはんが食べられるのは嬉しいし、サービスエリアならでは。

我が家が高速のサービスエリアで車中泊する際は、コンビニが併設されているか、食事処が24時間か朝早くやっているかの基準でよく選んでいます。

岩手県のパウダーエリアの玄関口、「松尾八幡平インター」を降りてスキー場へと向かいます。

これこれ、この景色….!

いつも「松尾八幡平インター」を降りると、道路までが真っ白な景色に覆われて、あちこちにスキー場が見えて、一気にスノーエリアに来たなという感じでワクワクします。

とうちゃん
ただし、このエリアはいつも路面凍結していることが多いです。スタッドレス装着の上、チェーンを持って行きましょう。

八幡平下倉スキー場に到着!

今日は、友達家族と一緒に滑ります。

私たちが20代の時にバックカントリースノーボードをやっていたのですが、その時に一緒に楽しんでいた仲間が家族を作って、私たちと同様に毎年家族でさまざまなスキー場に遠征して滑っていたので、今年は子供を持って初めて一緒に滑ることになりました。

バックカントリーとは
スキー場など管理されたエリア外で滑ること。基本的にリフトなどを使わず、自分の力で登って(スノーボードはバックパックに装着して担いで)自然のままの地形を滑ります。

8時半からのリフト券販売に際して、すでに行列が…!

ちなみに私たちは朝一から滑って13時から14時に上がります。

連日のスキースノーボードに備えて体力の余力を残すためと、次のスキー場への移動時間を考えての上です。

かあちゃん
その場合、スキー場の5時間券が一番ちょうど良いのですが、ここ下倉スキー場の場合もっとお得なチケットがあります。

それが下記の「親子一日券」です!

引用:八幡平リゾートスキー場

5時間券だと大人4,900円/子供3,100円になるのですが、親子一日券だとそれよりも安くなります。

しかも子供は15歳までになるので、通常は中学生は大人料金扱いですが、ここだと子供料金になります。

なので、家族4人なら「親子一日券」を2枚買った方がお得…!

8時40分のリフト開始に合わせて並び、リフト3本を乗り継いで頂上まで向かいます。

じゃーん!こちらは「下倉の壁」と呼ばれる名物コースです。

最大斜度が37度で、滑走距離約1,000m級の非圧雪コース。

初滑り2本目でいきなりこちらのコースを滑る、パウダージャンキーなファミリー….

小学4年生から大人まで十分ツリーランパウダーを楽しんだ後は、早めに昼食。

なんと、八幡平リゾートスキー場は、yukiyama主催の投票イベント「ゲレ食が美味しいスキー場部門」全国1位を獲得したそうです…!

確かにここのラーメンもカレーも、すごく美味しい。

すっかりお腹も落ち着き、そろそろまた滑るかと思った時。

なんと、リフトが止まってしまってリフトに取り残された乗客を救助するとのアナウンスが…!

こりゃーこのまま動かないかな…と思われましたが、1時間程度で復帰!

さらに滑り尽くして14時に終了。みんなよく滑りました。

お父さんと子供達は全員スキー、お母さんだけスノーボードという構成も一緒の2家族

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下倉スキー場のあとは秘湯松川温泉へ

八幡平エリアには、「松川温泉」という私たち家族も大好きな秘湯があります。

今日は八戸から北海道行きのフェリーに乗るので、フェリーでお風呂を済ませることもできますが、せっかく八幡平にいるなら松川温泉に行こう!ということに。

松川温泉にはかつて3軒の旅館があって、私たちはいつも「松楓荘」に行っていたのですが、2023年の11月にコロナの影響で破産してしまいました…

看板は残っていましたが、旅館に行く道は除雪もされていませんでした

そこで今回、初めて「松川荘」へ。

ここは日本で最初の地熱発電所が設けられたほど、温泉に恵まれた場所。

松川荘の敷地内には地熱発電所の蒸気を送る大きなパイプが通っており、時折凄まじい蒸気がまるで白い煙のように出てくる様子は、圧巻でした!

松川温泉松川荘

温泉の入り口はこちら。風情がありますね〜

松川温泉松川荘

お風呂はこんな感じです↓

引用:松川温泉 松川荘Webサイト

源泉100%掛け流しで、ずーっと浸かっていたいと思うほど心地よい泉質です。

内風呂・女性用露天風呂・混浴露天風呂があります。

ここはなんといっても自然豊かな風景が楽しめる露天風呂が売りなのですが、内風呂と露天の入り口が分かれています。

最初に内風呂に入った私はその奥に露天風呂が見当たらず….

内風呂を出た後に、別に露天風呂の入り口があることに気づきました….(汗

かあちゃん
露天に入り直そうと思った時はすでに時間切れ。次回こそ露天風呂にリベンジしたいと思います!
松川温泉松川荘

まさにそれ!ついつい長湯しちゃうんですよね〜

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八戸に移動して飲食店へ

八戸に移動して飲食店へ

念願の松川温泉で疲れを癒した後は、東北道で八戸まで移動します!(忙しい…)

八戸は、一昨年の夏に東北車中泊旅&ワーケーションで、キャンピングトレーラーをRVパークに停めて4日間滞在したところ。

家族全員、これで八戸市が大好きになったので、思い入れのある街です。

ここでまず夕食をとります。

いつも車中泊旅の時は、Googlemapで今いる場所から近くの飲食店を探し、レビューを見てお店を決めています。

今回はレビューも高く、家族全員かなりお腹を空かしていたので、こちらの町中華に決定!

八戸市 熊八珍

私たちは18時半くらいに入店しましたが、その後も続々と若者から家族連れまでお客さんが来ます。

地元でも人気のお店らしく、レビュー評価も高い…!

私は豚肉と茄子の炒め物の定食を注文、小鉢も充実♫

子供たちはラーメン、とうちゃんはこのお店売りの「石焼チャーハン」とラーメンのセットを頼んでました。

八戸市 熊八珍

このお店、ボリュームもすごいしコスパも高い!

ラーメンは700円代から、石焼チャーハンのセットは1300円くらいからのラインナップ。

とうちゃん
味も美味しかったので、ぜひ八戸に行かれる際は立ち寄ってみてください〜。
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八戸港から苫小牧行きフェリーに乗船

八戸港から苫小牧行きフェリーに乗船

ご飯の後はコンビニで飲み物などを調達して、20時前には八戸港フェリーターミナルに到着。

八戸港からフェリーに乗るのはかなり久しぶりなので、ターミナルの建物が綺麗になっていてびっくりしました。

船に乗せる荷物を準備して、乗船手続きを行います。

とうちゃんは車に戻り、私と子供たちは乗船のアナウンスアナウンスまで、待合室で待機します。

八戸港から苫小牧行きフェリーに乗船
かあちゃん
フェリーは車中泊旅でかれこれ20回以上乗っていると思います。手続きや当日の乗船の方法・必要な持ち物などノウハウを今度別記事にまとめますね…!

今回は、2段ベッド付きの個室を取りました。

八戸シルバーフェリーの船内

八戸シルバーフェリーの船内

ベッドの奥には、テーブルとベンチシートがあって、テレビも備え付けられています。

ちなみに窓から外の景色を眺めることもできます。

八戸シルバーフェリーの船内

ちなみに乗った船は、こちらのシルバーフェリー。

八戸シルバーフェリー

苫小牧港まで所要時間は8時間。

夜間を船の個室で過ごすことができ、ベッドで眠ってしっかり疲れが取れれば、翌朝からまた北海道でのスキー車中泊を再開できます。

明日からは3日間、スキー場を滑っては2時間移動して車中泊、またその翌日に朝からスキーと、かなり体育会系な毎日が控えてます…!

今日はゆっくり寝るぞ〜



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「とうちゃんはテンネンパーマ」のかあちゃんの方です。車中泊旅では万年助手席、地図のナビや飲食店・お風呂の検索&情報収集、写真撮影担当。本業は広告&Webのディレクターやってます。 Youtubeチャンネル「とうちゃんはテンネンパーマ」で子連れ車中泊旅の動画を配信しています。車中泊の便利グッズや車内DIYなどの動画もアップしています。ぜひチャンネル登録お願いします! https://www.youtube.com/user/masatoikebe