家族で車中泊旅を続けてきて、車中飯を作る際にずっと思ってきました。
鍋でご飯は炊けるけど、もっと楽してご飯が炊けて、冷めない保温機能が欲しい…！
ずっと探し続けてきた車中泊で使える、『2合炊き炊飯器』を最近購入して、3泊4日の車中泊旅に行ってきました。
実際の車中泊での使用はどうだったのか、こちらのブログで詳しくレビューします！
目次
車中泊で炊き立てのご飯が食べたい
車中泊キャンプでご飯を炊いた時
私たちテンネンパーマファミリーは、小学生2人を含む家族4人で全国あちこち車中泊旅をしています。
車はハイエースワイドに乗っており、ベッドキット・フリップアップテーブル・スライドキッチンと最低限の車中泊装備のみの車のため、車中飯を車内で作るのはなかなか大変です。
なので、キャンプ場など外で直火を使った料理ができる時に、鍋でご飯を炊いてました。
鍋でも飯ごうでも手軽にご飯は炊けるんですけど、下記の点が気になってました。
- 火加減とか時間とか、何気に炊き具合を気にしてないといけない
- 炊き立ては美味しいけど、冷めると美味しくない
また、写真のようにカセットコンロを使用する際は、おかずを作るのにコンロを使いたい。。。
何度が車中飯を作ってきた心の声は、ズバリこれです！
車中泊で使える2合炊き炊飯器を探し続けて
そこで昨年から電気屋さんの店頭やネットショップで、車中泊に使える炊飯器を探し始めました。
が、車中泊用の炊飯器としてかの有名な「タケルくん」は1.5合炊きなのです。。（涙
引用：amazon
一人暮らし用で「2合炊き炊飯器」はあっても、消費電力が高くて車中泊やアウトドア向きではありません。
そんなこんなで、炊飯器探しのジプシーと化してました。
maxzen2.0合炊飯器を購入、車中泊で試してみた
そして、2020年7月にプライベートブランド「maxzen」から、「2.0合炊飯器（RC-MX201）」が販売。
定格消費電力も「240W」と我が家のポータブル電源でも使える！
早速購入して、車中泊で試してみました。
maxzen2.0合炊飯器：製品仕様
引用：maxzen
| 定格電圧 | AC100V〜 |
| 定格周波数 | 50/60Hz |
| 定格消費電力 | 240W |
| サイズ | 高さ185mm×幅208mm×奥行188.5mm |
| コード長 | 約1.2m |
| 容量 | 2合炊き |
| モード | 炊飯、早炊、無洗米、玄米、保温 |
| 予約 | 1〜24時間、30分単位 |
車中泊用炊飯器「タケルくん」の消費電力が110W前後なので、それより大きいですが、定格出力500Wのポータブル電源があれば、車内でも使えます。
また、炊飯モードも「炊飯」「早炊」「無洗米」「玄米」と4つあり十分な機能です。
デザインもシンプルでスタイリッシュ、大きさも手頃で我が家のハイエースのフリップアップテーブルに十分乗る大きさです。
強いて言えば、炊飯器に持ち手がついてれば良かったですねー。
車に積んだり、降ろしたり運ぶ機会も多いので。。
炊飯器の内蓋を中央のゴムの取手から外すことができ、使用後は洗えます。
内窯も羽ありで持ちやすい構造になってます。
maxzen2.0合炊飯器：付属品
付属品には下記の4点が付いてます。
- 炊飯器本体
- 取扱説明書（保証書付き）
- AC用電源コード
- 軽量カップ
- しゃもじ
車中泊用の炊飯器ではないので、電源コードはシガーソケット用ではなくAC用になります。
ただ、他のシガーソケット対応の炊飯器の口コミを調べた際に、「車のソケットがコードから熱を持ち溶けた」といった方もいたそうです。
そ、それは怖い。。。
引用：Amazon
ホワイト RC-MX201
●深い水量でお米が躍るように対流が生まれて美味しく炊き上がる
●炊飯コースはベーシックな4つのコース搭載
●スタイリッシュなデザインでコンパクトサイズ
●消費電力240Wでポータブル電源でも使える
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実際に使ってみたレビュー
2泊3日の車中泊で早速使ってみました！
2合のお米とミネラルウォーターを入れて、炊飯器にセット。
AC電源をポータブル電源に繋ぎ、「機能」ボタンで「早炊」を設定。
液晶のパネルが、写真のようにグルグル点滅している間は「炊飯中」のサインです。
「早炊」だと35分でご飯が炊けます。
ご飯が炊けると自動的に「保温」になり、写真では「0:05」と表示されていますが、これは保温してから5分経ったよーというサインになります。
念の為10分ほどそのまま蒸らします。
じゃーん！！！ご飯が炊き上がりました！
実際に食べてみると、すごく美味しい。
何よりもホカホカのご飯が車で食べれるなんて感動です！！
ちなみに、2泊3日の車中泊でポータブル電源を使って、炊飯器を使った検証結果を下記に残しておきます。
- 炊飯中にポータブル電源に表示される消費電力は「250W」だった
- 炊飯前から炊飯後のポータブル電源の残容量は-16%
- 2泊3日の車中泊で3回ご飯が炊くことができた
- 炊飯器やポータブル電源のエラーは一度もなし
炊飯器の導入で車中飯が格段に充実！
我が家の車中泊に炊飯器が導入されたことで、大きく変わったのが、「車中飯のレシピが広がって、格段に充実したこと」。
実際におすすめの、炊飯器を使った「車中飯レシピ」を3つご紹介します。
車中飯レシピ1：卵かけご飯
- お椀にご飯をよそって、しらすを乗せ、卵を割る
- かつお節をかけて、その上から「卵かけご飯のタレ」を回しかける
- 好きなように混ぜて、口の中に豪快にかき込む
しらすや卵など、車中泊旅した場所の地元の美味しい食材を使えると良いですね！
今回私たちは伊豆に旅したので、伊豆の新鮮なしらすをご飯に乗せました。
ポイントは、醤油ではなく「卵かけご飯のタレ」を使うこと。
写真の商品はAKOMEYA（アコメヤ）という食品や雑貨を売っているお店で扱っており、オンラインでも購入できます。
醤油の他に、のどぐろととび魚の煮干しのだしが聞いてるので、コクがあって美味しいんです〜！
車中泊というと、いつも朝ごはんはパンにすることが多かったので、家族には大好評でした。
車中飯レシピ2：レトルト炊き込みご飯
こちらも朝ごはんにおすすめの、車中飯レシピです！
お米にお好きな炊き込みご飯の素を混ぜて炊くだけなので、レシピというほどではないですが…
今回は、こちらの丸美屋さんの「とりごぼう釜飯の素」を使いました。
パッケージを見ていただくと分かるのですが、車中泊用の炊飯器って1.5炊きが多いのに、炊き込みご飯の素は2合用〜が多いんです…！
私はうっかりして「3合用」の炊き込みご飯の素を買ってしまいましたが、2合レシピがちゃんと付いてました。
少しタレの液体を減らすだけで、中身は全部使えたので経済的でした。
お味は家で炊く炊きこみご飯と変わらない旨さ！！
これが車の中で食べれるのは、かなり嬉しいです！
私たちはよく車内テレワークで仕事するので、そうした時のランチにしたら手軽で良いなー、と思いました。
車中飯レシピ3：まぐろアボガド漬け丼
こちらはちょっと手の込んだ車中飯レシピになります。
- マグロ・アボカドを一口大のカット、ミニトマトはハーフカット、玉ねぎはスライスして水にさらし辛みをとる
- カットした食材をボウルに入れ、（醤油：大さじ2、みりん：小さじ1、ごま油：小さじ1/2、チューブにんにく：小さじ1/4）の調味料で味付けし3分ほど漬け込む
- ご飯を器に持って、2の食材をご飯の上にタレと一緒にかける
- 万能ねぎ・白ごまをのせて完成
野菜をカットする手間がありますが、簡単なわりには豪華に見えますよね！
マグロは、伊豆で取れた地元のお刺身を使ったので、とーっても美味しかったです。
炊飯器ならご飯を失敗することも無いので、丼メニューにも使えますね。
引用：Amazon
ホワイト RC-MX201
●深い水量でお米が躍るように対流が生まれて美味しく炊き上がる
●炊飯コースはベーシックな4つのコース搭載
●スタイリッシュなデザインでコンパクトサイズ
●消費電力240Wでポータブル電源でも使える
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車中飯に炊飯器はおすすめ
ずーっと欲しかった車中泊用の炊飯器を購入して、今回車中泊旅で試してみました。
結論から言うと、かなりオススメです！
ポータブル電源を持っていて、車中飯を作る機会の多い方なら持っていて損はありません。
そして、家族3人以上で車中泊されるなら、今回私たちが購入した「maxzen2.0合炊飯器」はamazonで4,000円ちょっとなので、コスパ高いと思います。
海や山の自然を目の前に、朝から温かいご飯を食べることで、とーっても幸せな気持ちになれますよ〜。
ぜひ車中飯の調理グッズに、2合炊き炊飯器加えてみてはいかがですか？
