私たち4人家族は今、石川県の能登半島にて2週間の「二拠点生活」を送っています。
2019年から冬の3ヶ月間だけ新潟県湯沢町で家族で暮らす、冬の「二拠点生活」をして2年経ちました。
このタイミングで、夏の二拠点生活を始めた理由、能登半島を選んだ理由について、書きたいと思います。
目次
夏の二拠点生活始めようと思ったきっかけ
冬に続いて夏も二拠点生活がしたかった
私たちは冬の3学期だけ、家族全員で新潟県湯沢町で二拠点生活をして2年目になります。
学校も、地元の学校に3学期だけ転校という形で通わせてもらっています。
今まで毎シーズン頻繁にスキーやスノーボードをしに湯沢に通ってたけど、「観光」と「暮らす」ということは全く異なるということを気付きました。
子供達が通う小学校や、地元のコワーキングオフィスを通じてできた繋がり。
「暮らす」ことによって見えてくる、雪深い田舎での日常生活のリアル。
決して、都心に住んでいるだけでは気づかない価値観や、自分はこれからどうありたいのか、見つめ直すきっかけになりました。
じゃあ、夏はどういう過ごし方をしようかと考えた時。
長年、夏は必ずサーフィンを軸に海に頻繁に遊びに行ったり、車中泊をしてきました。
なら、海の近くに暮らして見るのはどうか。
また新たな人との繋がりや、子供達に取ってのかけがえの無い経験ができるかもしれない。
実際に1年前からこの「夏の二拠点生活」をどこでするか、どうやってやるかを夫婦で考え始めました。
子供達のかけがえの無い夏休みを守るために
今はコロナ禍で、プールや室内施設などの臨時閉館もあり、子供達の遊ぶ場所が少ない状況。
いつもサーフィンで行く海も駐車場が閉鎖され、夏休み中に行く予定だった長女の林間学校も延期が決定。
この閉塞的な環境の中で何かに制限をかけられながら、周囲に流されるままstay homeの夏休みを過ごして良いのだろうか。
1年前から「夏の二拠点生活」計画はすでに始動していましたが、悶々としながら考えていました。
でもやっぱり、子供たちにとって1年に一度しかない貴重な「夏休み」は、かけがえのない思い出を作ってあげたい。
そう夫婦で話し合って、密を避けて、伸び伸びと暮らせる場所での二拠点生活をしたい、と強く心から思うようになりました。
能登半島を選んだ理由
海のある暮らし
能登半島はご存知の通り、島の半島の周囲はぐるっと海に囲まれています。
ちょっと歩いてすぐ海に出れる、私たちにとっては超理想的な環境。
車で行けば、波の立つサーフポイントに行くこともできる。
海が大好きな子供たち(大人も…)にとって、泳いだり、ジャンプしたり、潜ったり、波乗りしたり、SUPしたりと海があれば遊び方が無限。
釣りももちろんできます。
住む人たちにとっても身近な「海」がある暮らしが、まず能登に決めた大きな理由です。
日常の暮らしには決して無い環境
私たちが普段住んでいる千葉県にも有名なビーチはたくさんあります。
でもいつも行く海の近くで「二拠点生活」しても、普段の環境とあまり変わらない。
長期間家族全員で違う場所に住めるからこそ、”非日常”の味わえる場所で暮らすことが大事だと考えました。
能登半島には、美しい海と里山の両方があり、写真のように海沿いの街には昔ながらの民家が立ち並んでいます。
この地方独特の黒瓦に板張りの家がたくさんある様子は、日本古来の風景を思い出させます。
お店は近くにないけど、多少不便な分、豊かな自然がたくさんある。
そして何より人が温かい。
普段住んでいる環境と真反対である能登半島だからこそ、ここで暮らすことで気づくこと・見えてくるものがあるのではないかと思いました。
長期滞在できる拠点
そして、能登半島を選んだ大きな理由の一つが、「長期滞在できる拠点」があること。
私たちがステイしている「田舎バックパッカーハウス」は、駐車場付きの古民家(シェアハウス)で、「バンライファーステーション」と呼ばれるもの。
シェアハウスのキッチンやコワーキングスペース、シャワー・トイレなどの設備が共同利用可能。
寝泊りは駐車場に停めてある車でできるため、道の駅やRVパークのように一時的に車中泊できる場所と異なり、長期バンライフが可能です。
こちらは、全国各地の駐車場や空き地を車中泊スポットとして貸し出すシェアサービスを提供している、「Carstay」にて予約可能で、「バンライフステーション」と呼ばれてます。
こうした施設は全国にも珍しく、今回私たちの「夏の二拠点生活×バンライフ」の計画にバッチリな場所でした。
バンライフステーションの利用・キャンピングカーのレンタルに際して、Carstay株式会社にバックアップいただきました。感謝…!
バンライフで昨年訪れた地
能登半島は、2020年の夏休みの「北陸&紀伊半島一周 車中泊旅」で最初に訪れた場所でした。
その時にバンライフステーション「田舎バックパッカーハウス」に2泊させてもらい、ぜひまた来たいと思っていた場所です。
再度訪れた理由は、ざっとこんな感じです。
- 穴水町を拠点に、もっと能登半島を海や観光地を堪能したい
- 漁師町の田舎暮らしが体験できる貴重なロケーション
- 「田舎バックパッカーハウス」のオーナーイクさんファミリーの温かいもてなし
- イクさんの子供がうちの子と歳が近く、その地に住む子供と交流を持つことで得られる刺激
- バンライフでも拠点を持って、しかも仕事ができる
能登半島で子供達に最高の夏休みを
こうしてスタートした「夏の二拠点生活」。
実際にこちらに来てみて、足を伸ばせば、密とは無縁な豊かな自然の中で遊べる環境がたくさんありました。
地元の子も一緒だから、その場所ならではの遊べるポイントも教えてもらえるという、恵まれた環境。
能登半島の夏の海は波が穏やかなので、今回は家族で遊べるSUPも用意しました!
子供にとっては、1年に1度しかない貴重な夏休み。
特別な環境で過ごすことによって、遊びを諦めることなく、最高の夏休みを過ごせるよう、家族全員で悔いのない能登ライフを楽しみます!!
二拠点生活の暮らしの様子、住まいはどうしたかなど、詳細の情報は追ってアップします!