子供と海に遊びに行く、と言ったら海水浴!
ですが、他にも海で遊ぶ方法は実にたくさんあります。
バンライフ(車で寝泊りする旅)が趣味な私たち家族は、子供が小さい時から日本中の様々な海で遊んできました。
夏になるとほぼ毎週末、子供と一緒に海に行ってます。
そんな今までの経験を踏まえて、ママ目線で子供と一緒に海で遊ぶ方法や楽しみ方、その遊びがおすすめの場所・注意点についてご紹介します。
目次
海の中での遊び
1.海水浴
海といえば海水浴!
浮き輪があれば、自由自在に動けて子供達も大喜びです。
大人が予め海に入って足のつく場所を確認しておき、これ以上は沖に出ないラインを決めて遊びましょう。
波がきたら一緒にジャンプして超えたりして遊ぶのも楽しいです。
一つ注意点は、沖に向かって潮の流れや風が強い時は、あっという間に流されてしまうことがあります。
こんな日は子供から目を離さずに、出来るだけ浅瀬で遊ばせるようにしましょう。
またライフジャケットがあると、浮き輪よりも子供自身で手と足である程度進む方向をコントロールできるので安心です。
適した場所 | ライフガードのいる海水浴場、波の無い湾や内房・夏の日本海エリア(凪のところが多い) |
注意点 | 潮の流れや風の強い日は流されないように注意 |
フローティングベスト 子供用
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2.シュノーケリング
水中メガネやシュノーケリングセットがあれば、さらに海を楽しめます!
水に顔をつけるのが怖い子供でも、水の中の世界を気軽に楽しむことができます。
行った先の海に小さい魚を見つけられたら、子供達もきっと喜びますね。
風の強いところや流れのあるところは水が濁っている場合が多いので、穏やかな海がおすすめ。
適した場所 | 波の無い湾や内房、岩場の近く(魚が多い) |
注意点 | 岩場で怪我をしやすいので注意、マリンシューズなどあると安心 |
●視界が広く、肌にやさしいシリコーン製
●水が入りにくいダブルスカート仕様
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3.飛び込み
波もなく、下に岩場のない安全な場所だったら、堤防から海に飛び込むのも楽しいです!
子供たちにとっては最初は度胸試しですが、一度慣れると今度は180度回転しながら飛び込んだりと、自分たちでどんどん楽しんでいきます。
浅いところだと飛び込んだ時に危ないので、ある程度深さのあるところで、ライフジャケットを付けて飛び込むのがおすすめ。
必ず大人と一緒に遊びましょう。
適した場所 | 波の無い湾や内房、漁港など |
注意点 | ある程度深さのあるところで、ライフジャケットを装着して遊ぶのが安心 |
4.ボディーボード
小学生くらいになって浮き輪に飽きてきたら、ボディボードがおすすめ!
ボディーボードは波に乗ることができて、子供でも手軽にそのスピード感を楽しむことができます。
子供用なら4,000円くらいからネットで購入できます。
ボードが外れてしまった場合に流されないように、リーシュコードは付けましょう。
友達と一緒に波乗りごっこするのも盛り上がりますよ。
適した場所 | 比較的波のある場所 |
注意点 | 沖に向かってできる強い流れ(離岸流)に気を付ける |
●初心者も安心してのれる柔らか素材のボディボード
●耐荷重が約70kgで親子でも使える
●リーシュコード付きでボードが流される心配がない
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5.サーフィン
東京オリンピックでも盛り上がりましたが、最近海でサーフィンの練習をしている子供達を見かけることが増えました。
我が家も毎回海に行くたびに、子供達の練習をしています。
さらにマリンスポーツを楽しみたいなら、サーフィンはおすすめです。
波に乗るコツがあるので練習が必要ですが、サーフボードの上に立つ爽快感はたまりません!
また子供と一緒に同じ波に乗れたら感動しますよ….
初心者でも乗りやすく浮力のある、ソフトボードがおすすめ。
安い物だと40,000円くらいから購入できます。
適した場所 | 比較的波のある場所 |
注意点 | 沖に向かってできる強い流れ(離岸流)に気を付ける |
●子供から大人まで幅広く使えるオールラウンドモデル
●波乗りデビューにぴったりの柔らか素材
●浮力もあるのでライディングがしやすい
●ボードと体をつなぐリーシュコード付き
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6.SUP(サップ)
SUP(サップ)とは「Stand Up Paddle Board」の略称で、ボードの上に立ってパドルを漕ぐスポーツです。
サーフボードよりも大きくて浮力があり、安定感があるため、初心者でも短時間の練習でボードの上に立つことができます。
SUPはパドルを使うため、波のない海でも楽しむことができます。
こちらは海遊びを一通り楽しんできた上級者におすすめ。
子供と一緒にSUPでちょっと沖の方まで出て、ボードの上から海に飛び込んだり、シュノーケリングを楽しんだり、今までと違う遊び方が楽しめます。
私たちは、海や川でのSUPツアーを何度か経験して大人も子供もハマったので、SUPを購入しました。
最初はインストラクターのいる体験ツアーなどに参加して、試してみるのが良いと思います。
適した場所 | 波の無い湾や内房、夏の日本海エリア(凪のところが多い) |
注意点 | 沖に向かってできる強い流れ(離岸流)に気を付ける、テトラポットや岩場には近づかない(ぶつかるのを防ぐため) |
●逆止弁構造のエアーバルブで空気漏れ防止
●持ち物を固定できるフックとバンジー付き
●軽いノーズロッカー付きでコナミでのサーフィンも可能
●必要な道具全てが収納可能なバッグ付き [redshiny]楽天市場で見る[/redshiny][yellowshiny] Amazonで見る[/yellowshiny]
生き物探しや貝殻あつめ
海の中での遊びに飽きたら、子供達が大好きなこちらの遊びがおすすめです!
7.カニ探し
海に行くと、岩場の近くやテトラポットの辺りを探してみてください。
隙間にカニが結構潜んでます。
意外とすばしっこいのであっという間に隠れてしまいますが、カニを捕まえた時は子供達も大喜びします!
捕まえたカニは持ち帰った後に飼うのも難しいので、海に戻してあげてくださいね。
適した場所 | 岩場やテトラポットのあるところ |
注意点 | ヌルヌルして滑りやすいので、マリンシューズがあればベスト。波が高い時はやめましょう。 |
8.貝殻集め
女の子は特に貝殻収集が大好きですよね。
波が高かったり潮の流れが強かったりする時は、海に入らずに貝殻集めをすることもあります。
ビーチの端から端まで子供たちと一緒に歩いて、それぞれ珍しそうな綺麗な貝殻を見つけるのがミッション。
時々、中にヤドカリがいた!なんてサプライズもあります。
集めた貝殻を砂浜に並べて、ちょっとした絵を完成させるのも盛り上がりますよ。
9.シーグラス集め
こちらも女の子問わず、大人女子も見つけると嬉しくなるシーグラス。
貝殻と一緒に、ビーチを歩きながら探すのが楽しいですね。
持ち帰って、家に飾ったり、フォトフレームの周りに貼ったりなど帰った後の楽しみも増えます。
10.潮干狩り
有料の潮干狩り場に行かなくても、ビーチでも結構ハマグリやアサリが採れます。
潮干狩りのシーズンは3月から6月と言われていますが、夏でも場所によってはできます。
潮が引いた後に採取するのが一般的ですが、水着を着ていればちょっと海に浸かりながら探すことも可能。
バケツを持って行って、採取した貝を入れて海水に浸し、上に黒いタオル等をかけて車で持ち帰れば、家に着くまでに砂抜きが完了できますよ。
ただし、潮干狩りNGの場所もあります。
たくさん持ち帰り過ぎると「漁業権の侵害」にもなるので、気を付けましょう。
11.釣り
道具があれば子供たちと一緒に釣りも楽しいですね!
海に突き出た堤防なら数多くの魚が集まっている可能性も高いので、初心者にもおすすめです。
必ず大人と一緒に行い、堤防から落ちないように気を付けてください。
12.虫探し
実は海でも場所によっては、昆虫がたくさんいたりします。
特に上の写真のような草むらのあるビーチは、キリギリスや殿様バッタなど子供たちが喜ぶ虫がたくさん。
虫と虫かごを持っていけば、こんなに昆虫が捕まえられます。(虫が苦手な方はごめんなさい)
海遊びに飽きたら、昆虫探しも楽しいですよ。
13.漂流物でアート作成
ビーチを歩いていると、様々な海からの漂流物を見つけることがあります。
意外なものもあったりして、結構見つけるのが楽しい…!
これらを子供たちと集めて、漂流物で思い思いのアート作品を作るのも面白いですよ。
自分たちで探した、しかも限られた素材で何かを表現するということが、子供たちの想像力を豊かにさせるようです。
私たちは、夏以外の海に入るのがちょっと寒いなと、という季節にこうやって遊んだりしています。
砂浜遊び
14.砂遊び
やはり砂遊びは子供たちの鉄板です。
小学生の中学年になった子供も、海水浴に飽きると「砂遊びしよー」と言ってきます。
砂で山を作ってトンネルを掘ったり、引いては返す海水を利用して川を作ったり、砂で土手を積み上げてプールを作ったり。
砂遊びを始め出したら止まりません。
砂遊びの道具があると色々なものを作れるので、忘れずに持っていきましょう。
公園の砂場と違って全身砂まみれになっても、水着の上から洗い流せるので、子供たちも気にせず思い切り遊べて、嬉しそうです。
15.砂に体を埋める
こちらも砂浜遊びの王道ですねー、子供も大人も楽しめます!
最初に人が横たわれるスペースを掘ってから、横になり、その上から砂をかけてあげるとやりやすいです。
埋めた部分に体のパーツを砂で付け加えたりすると面白いですよー。
16.巨大お絵かき
夏以外のシーズンでビーチも人が少ない時、大人も一緒に楽しめるこの「巨大お絵かき」がおすすめ。
広い砂浜を大きなキャンパスに見立て、ビーチに落ちている流木などで砂の上に絵を描いていきます。
普段のお絵かきと違って意外とバランスが難しいからこそ、出来上がった時は圧巻です。
海ならではの遊び方です。
17.棒倒し
こちらも砂遊びの定番。
砂の山を作って真ん中に棒を刺して、順番に山の砂をとっていき、棒が倒れた方が負けです。
結構盛り上がります!
海岸でのスポーツ
18.砂浜ダッシュ
子供達が複数人いたら、みんなで砂浜を思い切りダッシュするのも楽しいです。
砂の上にスタートラインとゴールラインを描いて、一斉にスタート!
砂の上は結構走りにくいので、それが逆に盛り上がります。
ゴールに棒を立てておいて、ビーチフラッグのようにそれを先に取った人が勝ちという遊び方も楽しいです。
砂の上を裸足で走り回るのは、足裏を刺激することにもなり、子供たちの成長にも良いですよ。
19.キャッチボール
最近は公園でのボール遊びを禁じている場所も増えましたよね…
海でキャッチボールって意外ですが、ビーチだったら広ーい砂浜があるので、実は思い切りキャッチボールができるんです。
海遊びに飽きたら、キャッチボールもおすすめです。
周りに人が少ないところで楽しみましょう。
20.スケボー
海沿いの駐車場や遊歩道など、人が少なく広い場所があれば、スケボーも可能。
我が家は大抵海に行く時にスケボーやSボードを車に載せて行き、時間が空いたらできるようにしています。
サーフィンのオフトレーニングで、海上がりにスケボーをやってる人も多く見かけますね。
その他の海遊び
21.探検ごっこ
子供達ってなんであんなに探検するのが好きなんですかね。
海は場所によっては岩場があったり、洞窟があったりと、子供たちには絶好の遊び場。
あの先には何があるんだろう?というワクワクを抱えながらの探検ごっこ、実は私が一番おすすめの遊びです!
こういう場所には生き物も多く住んでいるのでそれを見つけたり、岩と岩が少し離れているところを度胸試しでジャンプしてみたり。
「どうしてこの場所に洞窟ができたんだろう?」
「この間来た時はここが渡れたのに、今は海の水が増えて渡れない」
など、子供たちの好奇心をくすぐるシーンがたくさんあって、それを親子で話し合いながら遊ぶのも子供の成長にとって良い機会となります。
22.一緒にランチづくり
ちょっと遊びと違いますが、せっかく海に来たのでアウトドアで子供と一緒にランチを作ってみませんか?
いつもと違う環境だと、積極的にお手伝いしてくれるようになります。
ある程度調理道具は必要ですが、カップラーメンにちょっとウィンナーを焼いたりでもOKです。
お昼を作る過程を子供にも一緒に参加させると、「自分が手伝うことでお昼ご飯が食べれる」と子供の自信にもつながります。
またビーチで作ったご飯を海を眺めながら食べるのは、最高ですよー!
海は赤ちゃんから大人まで楽しめる、最高の遊び場
海遊びの種類をたくさん紹介してきましたが、海は赤ちゃんから大人まで楽しめる最高の遊び場所だと思います!
猛暑の夏はビーチは暑いイメージがありますが、ビーチテントなどできちんと日陰を作ってあげれば大丈夫。
ビーチは海からの涼しい風も通りやすいですし、暑い時は海に飛び込めるし、「今日は海は暑いかなー」という日でも街中の公園よりずーっと涼しいと感じることも多いです。
また場所によっては、海の透明度や波の大きさ・海水温など異なります。
ビーチも白い砂浜だったり、岩場が多かったり、洞窟があったりなど表情が様々。
色々なロケーションごとの海の表情を楽しんだり、その場所に応じた遊びが楽しめると、まさに自然の中で遊んでいる感じがしますよ。
ご紹介してきた通り、夏以外でも海で遊ぶ方法はたくさんあります。
人出が落ち着く、春・秋シーズンの海も空いてておすすめです。
ぜひ、ご家族でお気に入りのビーチを見つけて海遊びを楽しんでください。
※子連れで海に出かける場合に必要な持ち物や、海水浴で注意したい点、関東からも行きやすいおすすめの房総半島の海水浴場の商法など下記の記事にまとめています。併せてご覧ください。