今や、車中泊には欠かせないアイテムとなってきた「ポータブル電源」。
車の中でも家電が使えて便利ですが、2泊以上の長期の車中泊ではある程度の電気容量があった方がベストです。
特に、先日発生した「能登地震」など、いつ電気が復旧するかわからない災害時にも、大容量のポータブル電源があれば安心につながります。
2024年の年末年始に、8泊9日の東北のスキー場を巡る雪山車中泊を家族4人で敢行。
長期、しかも外部電源のない場所での車中泊で、どのくらいの期間持つのか。
今回は2023年11月に発売されたばかりで、2048Whと大容量、しかも安全性の高い「リン酸鉄リチウムイオン電池」を使った「BLUETTI AC200L」を持参しました。
車中泊で車載冷蔵庫や炊飯器や電気毛布など、どこまで使えるか本ブログ記事で詳しくレビューします。
※こちらの記事下に動画のレビューもあります。
テンネンパーマとうちゃんの解説する動画をご覧になりたい方はチェックしてみてください。
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目次
ポータブル電源「BLUETTI AC200L」とは
BLUETTI (ブルーティ)はどんな会社?
まず読み方ですが、「ブルーティ」です。(ついブルーッティと読みがち)
2019年創業で、ポータブル電源とソーラーパネルを展開するブランドで、中国広東省深圳市で創業した「POWEROAK(パワーオーク)株式会社」という企業が手掛けています。
世界トップレベルの蓄電池関連技術を持ち、「BLUETTI」ブランドの製品は世界100以上の国と地域で販売。
日本法人「株式会社ブルーティパワー」は2022年に設立されたので、サポートやアフターサービスも安心です。
また、日本でポータブル電源を販売する中国の会社の中では唯一自社工場で生産し、安全性が高く長寿命の「リン酸鉄リチウムイオン電池」をいち早く採用するなど、安全面にもこだわっています。
リン酸鉄リチウムは熱分解温度が高く、熱安定性や安全性が非常に優れています。
ポータブル電源に一般的な「三元性リチウムイオン電池」は過充電や劣化等で発火や火災・有毒ガスが発生する可能性があり、車内でポータブル電源として使うのにはそれなりにリスクがあります。
また、「三元性リチウムイオン電池」は買い替えサイクルが早いと言われています。
その点、リン酸鉄リチウムはガスを発生することもなく、長寿命なので安心です
「BLUETTI AC200L」の大きな特徴は3つ。
- 定格出力2000Wで、車中泊では諦めていた99%の家電が使える
- 2048Whの大容量なのに、1.5時間の高速フル充電が可能
- バッテリー充放電サイクル寿命は3000回以上で約10年使え、長持ち&コスパが良い
詳細はこの後の記事で説明しますね。
BLUETTI AC200Lポータブル電源:スペック・仕様
バッテリー
バッテリー容量 | 2,048Wh |
定格出力電力 | 2000W |
バッテリータイプ | リン酸鉄リチウムイオン電池 |
出力波形 | 純正弦波 |
寿命 | 3,000回以上 |
充電時間 | 約1.5時間(ACアダプター、家庭用コンセント) |
動作温度 | -20℃〜40℃ |
充電温度 | 0℃〜40℃ |
入出力
「BLUETTI AC200L」ポータブル電源の前面パネルに、上記の出力ポートがついています。
出力ポート全てにゴム製のカバーがついてるのは珍しいですよね。
屋外での使用をメインに想定されているのかもしれません。
入力ポート(充電)は、ポータブル電源の左側面に付いており、プラスチック製のキャップが付いています。
差し込み口にケーブルを挿入した後、ケーブル先端についているキャップを回して固定します。
100VコンセントからのAC充電・ソーラーパネル充電・自動車のシガーソケットからの充電・発電機からの充電ができます。
AC出力×5口 | 100V/20A×4、100V/20A×1 合計2000W |
USB出力×4口 | USB-C(最大150W)×2、USB-A(5V/2.4A)×2 の4種類 |
DC出力(シガーソケット)×1口 | 12V/10A(最大120W) |
DC出力(キャンピングカー用)×1口 | 48V/8A |
シガーソケットを使用すれば、自動車の走行中でもポータブル電源を充電できます
外観
入力は左側面・出力はすべて前面に配置されています。
ご覧の通り、「BLUETTI AC200L」はサイズが大きいため置く場所も限られるかと思います。
その際に、左側面の入力ソケットが扱いやすいように配置を考えた方が良さそうです。
左右の側面にはファンと通風孔が付いています。
重量があるので裏面の写真は撮っていませんが、底面の四隅に大きめのゴムパッドが付いており、車中泊時にテーブルからずれたり落ちたりする心配も無さそうです。
サイズ・重量
サイズ | 横幅42cm×高さ36.6cm×奥行28cm |
重量 | 28.3kg(男性でないと持ち運びできない重さ) |
「BLUETTI AC200L」は両手でないと持てないのはもちろん、写真を見てもポータブル電源の大きさが伝わるかと思います。
安全性
安全性 |
|
バッテリー保護機能 | 11.2V±0.5V |
サポート
サポート | 日本人スタッフによる、電話(平日10:00〜16:00)・お問い合わせフォーム・メール(平日9:00〜18:00/2営業日以内に返信)でのカスタマーサポート |
製品保証 | 購入日より2年(公式サイトおよびAmazon、楽天、Yahoo!の直営店での購入は保証の対象) |
返品保証 | 購入後30日以内 |
使用可能な電気機器の稼働時間・回数
スマホが300回以上、ノートパソコンは46回充電可能って、もう延々にリモートワークできそうですね。
コーヒーマシンも3.8時間って、「BLUETTI AC200L」で一体何杯コーヒーが飲めることやら。
それくらい、通常のポータブル電源と比べるとかなりの大容量です。
実際に車中泊では、電気毛布やポータブル冷蔵庫・炊飯器・扇風機などをメインにポータブル電源を使うシーンが多いかと思います。
なので、こうした電化製品が実際にどのくらいの時間を使うことが可能か、気になりますよね!
この後に、車中泊での検証結果について詳しくレビューします。
BLUETTI AC200L ポータブル電源:付属品
まずかなりダンボールが大きい!さすが2000Whクラスのポータブル電源、といった感じです。
丈夫なダンボールの中にさらにダンボールが入った状態で届きました。
中身は硬いクッションで覆われており、しっかり梱包されています。
付属品一覧はこちらです。
- ポータブル電源本体
- AC充電ケーブル(15A)
- カーチャージャケーブル
- ソーラー充電ケーブル
- XT90拡張充電ケーブル
- ユーザーマニュアル(取扱説明書)
- 保証カード
2048Wh
●高い安全性のリン酸鉄リチウム電池
●最大11台デバイスに同時充電できる
●AC定格出力2000W
●3種類の拡張バッテリーで最大8192Whまで利用可能
●購入から5年サポートと業界高水準
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「BLUETTI AC200L」の5つの特徴
特徴1:大容量2048Wh
一般的なポータブル電源は500Wh〜700Whあたりが多いですが、「BLUETTI AC200L」はこれだけの大容量であれば、2泊以上の長期の車中泊でも安心!
実際に、年末年始の「8泊9日 東北スキー車中泊の旅」で、ポータブル冷蔵庫・炊飯器・パソコン・ゲームとフルに使いましたが、途中1回充電しただけで問題ありませんでした。
特徴2:定格出力2000W
定格出力が500W〜1000Wくらいのポータブル電源が多い中、定格出力が2000Wあれば家電製品の99%が使えるそうです。
- 電子レンジ:1,400W
- アイロン:1,400W
- 電気炊飯器:1,300W
- ハロゲンヒーター:1,200W
- ドライヤー:1,000W
- 電気ヒーター:800~1,000W
- 電気ポット:800W
- 電気カーペット:760~1,000W
- 洗濯乾燥機:1,100W
出典:東京都「家庭の省エネハンドブック」
これだけの消費電力の高い家電ばかりを使っていたら、あっという間に電気容量を消費しそうなので現実的ではありませんが、車中泊では使えないと諦めていた家電を使用できるのはありがたいですね。
ポータブル電源が安定して出力できる電力の量を意味する言葉です。
たとえば、定格出力が「500W」のポータブル電源であれば、500Wの電力を出力できます。
また、ポータブル電源の容量は「Wh」で表記しますが、これは容量が1000Whの場合、1000Wを約1時間出力できることになります。
特徴3:1.5時間でフル充電可能
大容量のポータブル電源になればなるほど、充電時間が長くなります。
フル充電が6-8時間かかる製品が多い中、「BLUETTI AC200L」は1.5時間でフル充電が可能!
車中泊の旅先で充電したい時などは時間に限りがあるので、この高速充電の技術はありがたいですね。
また災害時などは計画停電もあり、充電時間が限られるので、短い時間で完了するのは安心です。
特徴4:スマホアプリで遠隔操作可能
「BLUETTI AC200L」はスマホアプリでの設定が可能。
アプリをダウンロードし、「機器の追加」ですぐに近くのポータブル電源を表示するので、あっという間に追加できました。
上記のように、ポータブル電源の容量や入力・出力のW数をリアルタイムで確認することができます。
下にある「DC/USB」「AC」をオンにすることで、遠隔でON/OFFが可能。
上記左の画面は、アプリを最初に開いた時の基本メニューです。
BLUETTI製品の購入や、問い合わせのサポートなど全てがこのアプリで完結できるようです。
右の画面は取扱説明書です。
冊子を持ち歩かなくても、ちょっと設定についてわからなかった時、アプリでサクッと見れるのは便利ですね。
BLUETTI全ての製品の取扱説明書が見れます。
ちなみに「AC200MAX」のポータブル電源ではBluetoothの接続のみでしたが、「AC200L」からはWifiでも接続が可能になりました!
特徴5:これまでのポータブル電源の5-6倍長持ち
「BLUETTI AC200L」はリン酸鉄リチウム電池という、充放電中の発熱が少なく、安全性の高い電池を採用しています。
ポータブル電源で最も使われている「三元系リチウムイオン電池」は充放電サイクルが500〜1000回に対して、「BLUETTI AC200L」は3000回以上と、5-6倍長持ちします!
メーカー側の情報ですと約10年使えるようなので、コストパフォーマンスも高いですね。
2048Wh
●高い安全性のリン酸鉄リチウム電池
●最大11台デバイスに同時充電できる
●AC定格出力2000W
●3種類の拡張バッテリーで最大8192Whまで利用可能
●購入から5年サポートと業界高水準
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「BLUETTI AC200L」ポータブル電源 車中泊でのレビュー
年末年始の休暇を使って、東北(岩手・秋田)に8泊9日のスキー場を巡る雪山車中泊へ行きました。
「BLUETTI AC200L」を持参し、真冬の車中泊で家電等がどれくらい使えるか検証してきましたので、レビューしたいと思います。
8泊9日の雪山車中泊でポータブル電源がどれくらい使えるか
今回の旅でポータブル電源を使用したのは、主に下記の家電になります。
- ポータブル冷蔵庫(定格出力45〜60W)
- 炊飯器(定格出力240W)
- パソコンの充電
- スマホの充電
- Switchの充電
車で車中泊の時はこれに加えて電気毛布も使用するのですが、今回はキャンピングトレーラーを牽引していったので、FFヒーターのみの暖房使用で電気毛布は使いませんでした。
雪山車中泊1日目
移動中は車のサブバッテリーからポータブル冷蔵庫を給電し、車中泊場所に到着したら、ポータブル冷蔵庫とポータブル電源を車に移動し、接続します。
初日なのでポータブル電源は100%の状態で、冷蔵庫を使用中。
使用したのは「Sumerity 車中泊冷蔵庫30L 」です。
- この時点でポータブル電源の充電残量は100%
- 夜の7時から翌日の夕方16時まで使用(21時間使用)
- ポータブル冷蔵庫の定格出力は45〜60W
雪山車中泊2日目
この日はポータブル電源から、冷蔵庫のほかにスマホやSwitchの充電に利用しました。
- この時点でポータブル電源の充電残量は81%
- 夕方の17時から翌日の15時まで使用(22時間使用)
雪山車中泊3日目
この日は、冷蔵庫のほかに炊飯器にも利用しました。
- この時点でポータブル電源の充電残量は68%
- 夕方の17時半から翌日の午前中10時半まで使用(17時間使用)
- 炊飯器の定格出力は240W
雪山車中泊4日目
この日は写真を撮り忘れてしまったため、ポータブル電源の容量のログを取っておらず…
使用した電化電化製品は、ポータブル冷蔵庫・PC・スマホ・スピーカーの充電です。
雪山車中泊5日目
使用はポータブル冷蔵庫がメインです。
- この時点でポータブル電源の充電残量は46%
- 夜の19時から翌日の午後1時まで使用(18時間使用)
雪山車中泊6日目
ポータブル電源の残量がこの時点で37%。
残容量が20%を切ったら充電した方が良いのと、この後の旅の予定がまだ確定していなかったので、充電とタンクの水補給も兼ねてRVパークに車中泊しました。
RVパークでポータブル電源をフル充電し、その後2泊して8泊9日間の車中泊旅を終えました。
- 冷蔵庫・炊飯器・PC・スマホ・Switchなどの充電に使用して、1日平均の使用容量は12~13%
- 8泊9日の車中泊では途中で充電せずに、ギリギリ使用できる電気容量
- これに電気毛布の使用(1時間あたり75Wの電力消費量として)を追加した場合、525Wh/1日として2泊〜3泊でポータブル電源の全容量を消費する計算
- 旅の途中で充電できるなら、家族での長期車中泊に十分な容量
もし夏の車中泊で利用するなら、折りたたみ式のソーラーパネルがあれば、旅の途中でAC電源付きの車中泊スポットに泊まらなくても充電は可能です。
2048Wh
●高い安全性のリン酸鉄リチウム電池
●最大11台デバイスに同時充電できる
●AC定格出力2000W
●3種類の拡張バッテリーで最大8192Whまで利用可能
●購入から5年サポートと業界高水準
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200W
●太陽光の転換率は23.4%
●最新型ETFE素材採用、耐久性も高い
●折り畳み式&持ち運びにも便利
●市販の多くのポータブル電源への接続も簡単
●12ヶ月保証付き
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ドライヤー・電気ポットなど出力の高い電化製品は使えるか
「BLUETTI AC200L」は定格出力2000Wと高出力が売り。
普段の車中泊では使用を諦めている、ドライヤー・電気ポット・電気ヒーターなど定格出力の高い家電が使えるかどうか試してみました。
ドライヤー
「BLUETTI AC200L」に表示されている出力は「1158W」。
車内でも問題なく使えました。
電気ポット
「BLUETTI AC200L」に表示されている出力は「1201W」。
車内でも問題なく使えました。
電子レンジ
「BLUETTI AC200L」に表示されている出力は「1223W」。
車内でも問題なく使えました。
セラミックファンヒーター
「BLUETTI AC200L」に表示されている出力は「1426W」(強の場合)。
今まで使った電化製品の中で一番出力が高かったですが、問題なく使えました。
ただし、セラミックヒーターなどの高出力の電化製品は、「BLUETTI AC200L」だと2時間くらいしか使えません。
ドライヤーや電気ポットなど短時間利用で済むものなら問題ないですが、長時間使う前提の家電は車中泊には現実的ではありませんね。
ちなみに、「BLUETTI AC200L」は最新版の電力リフト機能(電化製品の出力を抑制し、その定格電圧を下げ、幅広く家電を使えるようにする機能)を備えており、定格消費電力3000Wまでの家電が対応可能です。
ポータブル電源「BLUETTI AC200L」 の車中泊での良い点
1.2048Whと大容量なので、長期の車中泊でも安心
年末年始や夏季休暇・GWなど、長期休みに合わせて普段行けない遠くへ車中泊で足をのばす方も多いですよね。
そんな2泊以上の長期のバンライフの時に、これだけの容量があれば安心です。
2.AC定格出力2000Wと高出力
車中泊での検証でも書きましたが、車中泊では使えないと諦めていた家電が使用できるのは嬉しいポイント。
ドライヤーや電気ポット・電子レンジなどの利用も可能です。
3.別売りの拡張バッテリーで2048Whから8192Whに拡張可能
もう少し容量を足したいなという時は、拡張バッテリーで最大8192Whまで拡張可能。
1台追加なら「B230(2,048Wh)」、2台追加なら「B300(2台合計6,144Wh)」のバッテリーのラインナップがあります。
4.差し込み口に全てカバーがついているので、埃が入りにくい
入力から出力ポート全て、カバーがついています。
これからホコリも入りにくくて安心。
5.電源コードにアダプターがついていないので、ケーブルが持ち運びしやすい
ただでさえ荷物の多い車中泊。
アダプターが付いていると、その分荷物も嵩張ります。
「BLUETTI EB55」の急速充電ケーブルにはかなり大きなアダプターが付いていたので、その点ケーブルが持ち運びしやすくてすごく良いです!
技術が日々進化しているのですね。
ポータブル電源「BLUETTI AC200L」 の車中泊での課題
1.ACの充電ケーブルが差し込みにくい
AC充電のケーブルが上記写真のようになっているのですが、この3つ空いている穴の部分を合わせるのがちょっとコツが要ります。
正面から刺すのには比較的やりやすいのですが、充電口がポータブル電源の左側面にあるため、正面に向けたままの状態で左側から差し込もうとするとなかなか上手くいかない。
2.車の中にポータブル電源を置けるスペースを確保する必要あり
ご紹介の通り、「BLUETTI AC200L」は横幅42cm×高さ36.6cm×奥行28cmというかなりの大きさ。
ハイエースやキャンピングカーだとスペースは確保できると思いますが、ワンボックスなど乗用車タイプだとかなりの場所を専有するので、それだけのスペースが確保できるかサイズを測ってから検討した方が良さそうです。
3.約30kgの重さは移動する時に男手がないと難しい
すみません…ちょっと誇張した写真になってしまいました。
容量がある分重いのは仕方ないのですが、約30kgは女性でやっと持てる感じです。
これを自宅から車に移動したりなどを考えると、男の人でないと厳しいかと思います。
今回の東北スキー車中泊旅で、車で移動中はポータブル電源をハイエースに積み、車中泊場所に到着した際はキャンピングトレーラーに移動させ、翌日出発する際はまた車に戻すという作業を繰り返しました。
(キャンピングトレーラーを牽引中は、安全面からもできるだけ重いものを置きたくないため)
他のメーカーでは同じくらいの容量でキャスター付きのものもあるようですね。
4.USB-Aの差し込み口が2口のみ
通常のポータブル電源だと、USB-Aの差し込み口が4つほどあるかと思います。
スマホ・ゲーム・スピーカーなどの充電はUSBがメインになることが多いので、2口しか無いのは少ないなと思いました。
USB-Aが4口あれば、もっと使い勝手が良くなると思います。
「BLUETTI AC200L」レビューまとめ
「BLUETTI AC200L」を実際に車中泊で使用してみて、感じたこと。
これだけの大容量のポータブル電源なので、価格はそれなりにする・大きさも場所を取る・重量もありますが、それでも必要とするシーンは下記の2つのケースかなと思いました。
1.長期のバンライフ向き
週末の車中泊がメインの方は、500〜1000Whの容量のポータブル電源で十分。
一方、3泊以上の長期バンライフや、RVパークなどの電源あり車中泊スポットを利用しない方には、「BLUETTI AC200L」はおすすめです!
ポータブル電源の残容量をチェックしながら、20%くらいのタイミングで電源スポットで充電する。
そうすれば安心して車中泊旅を続けられます。
2.災害時への備え向き
自然災害などの被災時に停電があった時。
最低限の家電を使うようにすれば、数日間「BLUETTI AC200L」で電気を賄えます。
併せて、ソーラーパネルも持っていると停電時もポータブル電源への充電ができます。
既存モデルとなる「AC200MAX」の改良版として開発された「BLUETTI AC200L」。
安全性の高い電池の使用や、高速充電機能などを考えても、トータルで見て非常にポイントの高い商品だと思います。
拡張バッテリーやソーラーパネルなど、同じメーカーで必要なものを揃えられることを考えても、大容量のポータブル電源を検討されている方は、おすすめの商品です。
ぜひ長期車中泊にポータブル電源を導入して、快適なバンライフを楽しんでください。
2048Wh
●高い安全性のリン酸鉄リチウム電池
●最大11台デバイスに同時充電できる
●AC定格出力2000W
●3種類の拡張バッテリーで最大8192Whまで利用可能
●購入から5年サポートと業界高水準
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200W
●太陽光の転換率は23.4%
●最新型ETFE素材採用、耐久性も高い
●折り畳み式&持ち運びにも便利
●市販の多くのポータブル電源への接続も簡単
●12ヶ月保証付き
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AC200Lのレビューを動画で見る
「BLUETTI AC200L」の動画レビューはこちらからどうぞ。