2024年のゴールデンウィークは、5泊6日の車中泊で能登半島地震で被災した友人のところへ行ってきました。
1日目〜2日目は岐阜県の「道の駅 風穴の里」に車中泊をし、飛騨大鍾乳洞や金沢21世紀美術館へ。
2日目の夜〜3日目は石川県の小松市のビーチで車中泊をし、「安宅住吉神社」というパワースポットや、子どもも喜ぶ科学館「サイエンスヒルズこまつ」や白山のラジコンサーキットを巡ってきました。
石川県の車中泊から旅の様子までを詳しくレポートします!
目次
小松市の安宅海岸で車中泊
この日は、小松市の海の近くで車中泊をする予定だったのですが、場所までは決めてませんでした。
こんな時はGooglemapが活躍するのです。
夫婦2人でトイレがある駐車場を探し、航空写真で場所の様子をチェック。
道の駅でも良いのですが、それだと繁忙期は車中泊の車も多いので、あえて穴場の場所を探します。
そしてとうちゃんが見つけたのがここ、「安宅海岸」の駐車場でした。
私たちがついたときは誰もおらず。
駐車場もそこそこ広いし、何よりビーチの目の前!
トイレはご覧の通り建物も新しく、洋式トイレで手洗い場も2つありました。
何やら神社っぽい建物がありますが、急遽探した場所なのでこれが何なのかはわからず。
何より、波の音を聞きながら大人はお酒を飲んだり、子供はゲームやTikTokを楽しんだり。
20年近く今まで色々な場所で車中泊してますが、やはり海の近くで過ごす夜が一番好きですねー。
とうちゃんはこうした穴場の車中泊場所を探すのが長年の経験値なのか、本当に長けてる!
そして朝の車窓からはこちら、ドーン!
難関突破のパワースポット、安宅住吉神社
朝から最高の天気!
そして昨日から気になっていた、「安宅之関」と書かれている神社のようなスポットを散策してみることに。
歩いていくと何やらあちこちで中学生が絵を描いている。
そっか、今日は平日だから学校で写生大会に来てるんですね。
そして、中学生からこの神社の由来を聞いたのですが、源頼朝に謀反を疑われた源義経が弁慶と一緒に奥州平泉に逃げる中に立ち寄ったところが「安宅の関」と言う関所だそうです。
奇跡的に逃げ延びることができたことから、ここに祀られている「安宅住吉神社」は日本で唯一の難関突破の神様として有名だとか。
我が家も早速、子どもたちの今後の受験も踏まえて難関突破のお守りを2つと、家内安全のお札を買って来ました。
「安宅住吉神社」は海の目の前にあって景色が良いことはもちろん、パワースポットとしても有名だそうなので、ぜひ小松市に行った際は訪れてみて下さい。
科学を遊びながら学べる「サイエンスヒルズこまつ」
車中泊旅で全国あちこち訪れている我が家ですが、地元の科学館や博物館・美術館などは時間が許す限り必ず立ち寄るようにしています。
なぜかというと、訪れている場所の風土や歴史など詳しく知ることができるから。
上の子が中学生になって、下の子が高学年になってからは勉強がてら科学館に行くことも増えました。
この「サイエンズヒルズこまつ」は、”科学と人づくり”の一大交流拠点として、小松製作所跡地の一部に設けられた施設だそうです。
ちなみに今回は、小松市内を車で通っている際に看板を見つけた、娘のリクエストで来ました。
こちらは、「バスを通じてものづくりの楽しさを伝える」をコンセプトに、半分にカットした実際の大型観光バス。
こちらは動きを検出するセンサと無線通信を使って、宇宙に飛び出す「スペースジャンプ」体験。
その他にも「てこの科学」や「気象の科学」など、ものづくりの基本となる科学の原理を学ぶことができます。
4Kプロジェクターで科学番組を上映する「3Dスタジオ」もあったのですが、上映時間が合わず見ることができず….次回はリベンジしたいです!
建物の外には、クライミングウォールもありましたよ〜
そして近くに何やらとてつもなく大きなショベルカーの重機を発見…!
早速行ってみることにしました。
この「サイエンスヒルズこまつ」はJR小松駅の目の前にあります。
どうです??めちゃくちゃカッコよくないですかー、小松駅!
2024年3月16日に北陸新幹線が石川県内に開業し、誕生した新幹線小松駅です。
そしてこの駅を目の前に右に曲がるとドーン!
この超巨大なダンプカー、やばくないっすか….!?
重機大好きな男の子が泣いて喜ぶやつです。
ここは建設機械で有名な小松製作所の見学施設、「こまつの杜」です。
そうか!小松市に設立されたから「KOMATSU」なのか〜と初めて知った私です(無知….)
このダンプカー、タイヤだけで直径が4m近くあり、重量はなんと200トン….!(桁が違いすぎる…)
実際に、アメリカや地理で合計120万km走ってたんだとか。
階段でダンプカーの運転席に登れるようになっているのですが、行った日が平日だったのかなぜが閉まってる。。。
気を取り直して後ろを見ると今度は超大型ショベルカーが!
大きさを実感してもらうのに、人と並べて写真を撮らなかったのが悔やまれます…
車両の高さはなんと8.3mで、3階たてのビルと同じ高さだそう。でかっ!
この巨大なバケットは、お風呂110杯分を一度に救うことができるとか。もはや妄想レベルww。
こちらの重機も実際に、ブラジルやロシアの鉱山で活躍していたそうです。
この2台の重機、日本にたった1台しかないそうなので、とってもレアです。
ぜひそのモンスター級の大きさを、皆さんの目で体感しにきてください。
その他にも、約70年前に作られたブルトーザーの元祖初め、コマツの歴史を感じる建設機械も見れますよ。
白山のサーキットでラジコン体験
次に向かったのは石川県の山側、白山市にある「HOBBY502 KAWACHI RC ラジコンサーキット」 。
石川県内初のラジコン車専用のオフロードサーキットだそう。
なぜここに来たかというと、とうちゃんが小さい頃生粋のラジコン少年だったから。
なんでも、中学生の時にラジコン大会の東東京大会で2位になったとか。
訪れてみると、明らかに私たちよりも年配で、常連のおじさんたちがたくさん。
しかもめちゃくちゃ上手い!きっと生粋のラジコン少年だったのでしょう。
自分のラジコンを持ち込んだり、レンタカーを借りて走らせることもできます。
タミヤ電動RCカーシリーズ「1/10グラスホッパー」とジープのラジコンを借りて、サーキットへ。
まずは手前の人工芝のお手軽サーキットで練習タイム。
子供たちはすぐにうまく操作できるようになったんだけど、私は暴走してばかり。
ちょっとした方向転換がムズい!
上手いオジサマたちが捌けた後に、とうちゃんと子供たちで本格サーキットを滑走。
私はラジコンまるでセンスなかったけど、面白い体験できたー!
石川県内灘町のビーチで温泉・夕食
一通り遊んだところで、今夜の車中泊場所探しへ。
以前、北陸を車中泊旅した際にサーフィンのポイントチェックとして訪れた内灘。
ここはビーチの中まで車が入れてトイレもあることがわかっていたので、こちらで車中泊できそうか事前チェックしに。
これはもうー、申し分ないロケーションでしょう!はい、今夜の車中泊場所決定!
お風呂は、内灘海岸から車で7分のところにある「展望温泉ほのぼの湯」へ。
名前の通り、白山連峰や河北潟が望める絶景のお風呂です。
源泉100%で、運営が内灘町なので入浴料金も大人500円とありがたーい価格設定。
私たちが訪れた時は被災者の方のための施設にもなっており、外部からの入浴客は利用時間40分だったかな…?制限がありました。
夜ご飯はせっかくなので、ビーチで食べようということに。
すぐ近くの「コンフォモール内灘」に入っているマックスバリューでお弁当を買ってきて、ビーチで食べることにしました。
そしたら…夕日が沈むマジックアワーに運よく間に合った…!
このロケーションで食べるお弁当はやっぱり最高ですよねぇ。
3日目は内灘で車中泊&能登半島へ
2日目の小松市の観光も濃ーい1日でした。
次の記事は、内灘での車中泊の様子といよいよ能登半島に住む友人のところへ向かいます!