車中泊やキャンプに欠かせない存在となってきた「ポータブル電源」。
扇風機・冷蔵庫・電気毛布・炊飯器などなど、車中泊やキャンプのシーンで家電を使うときは必須ですよね。
でも数日間の旅の際に、容量を使ってしまったポータブル電源をどこで充電するか?
結構あるあるな問題だと思います。
そんな時「ソーラーパネル」があれば、太陽が出ていればどこでも充電が可能。
そこで、車中泊やキャンプにおすすめのソーラーパネル「BLUETTI PV200」を持参して、家族4人で車中泊旅してきました。
気になる実際の使い勝手や性能などを、こちらのブログで詳しくレビューします。
ソーラーパネル色々ありすぎてどれが良いか?また必要かどうか?
悩んでいる方の参考になれば幸いです。
目次
車中泊旅にソーラーパネルは必要?
車中泊旅の充電をどうするか
先ほども書きました、「車中泊旅の充電をどうするか」問題。
旅の中で充電するには、下記の方法があるいます。
- RVパークやオートキャンプ場などで外部電源からの充電
- 走行充電(シガーソケットやリチウムイオンバッテリーなど)
- ソーラーパネル充電
2泊以上の長期の旅の場合、私たちはRVパークなど電源付き車中泊スポットを利用して、途中で充電できるようにしています。
ただ、泊まりたい場所にいつも電源付きスポットがあるとは限らないですし、移動がないときは走行充電ができなくなります。
そんな時、ソーラーパネルがあれば太陽が出ている間にどこでも充電できるので安心です。
ソーラーパネルの種類
車用のソーラーパネルは、設置方法で言うと主に下記の2つになります。
- 固定式ソーラーパネル
- ポータブルソーラーパネル
「固定式ソーラーパネル」は車のルーフ(屋根)に固定されたもの。
屋根に取り付けるための施工が必要になります。
もし手軽に利用したいのであれば、「ポータブルソーラーパネル」がおすすめ。
その中でも折りたたみ式であれば、車で運ぶのにもスペースを取りません。
常に太陽光に当たるように移動したり、向きを変更できるのも良いですね。
ポータブル電源とセットで使えば、日中の太陽の下でソーラーパネルで電力を蓄え、夜はその電力を使って家電の使用やパソコン・スマホの充電ができます。
「BLUETTI ソーラーパネル PV200」とは
まず「BLUETTI」ですが、「ブルーティ」と読みます。
ポータブル電源とソーラーパネルを展開するブランドで、世界トップレベルの蓄電池関連技術を持ち、「BLUETTI」ブランドの製品は世界70以上の国と地域で販売されています。
メディアにも多数取り上げられており、安心のブランド。
そんな「BLUETTI ソーラーパネル PV200」のおすすめポイントは、色々あります!
- 女性でも軽くて持ち運びしやすい
- アメリカテスラ社の最新技術で高効率な充電が可能
- 最新素材で耐久性が高い
- 他社ポータブル電源でも充電可能
- 1年保証で安心
上記ポイントを踏まえて、良いところ・こうして欲しいと思うところも詳しくレビューしていきます。
200W
●太陽光の転換率は23.4%
●最新型ETFE素材採用、耐久性も高い
●折り畳み式&持ち運びにも便利
●市販の多くのポータブル電源への接続も簡単
●12ヶ月保証付き
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BLUETTI ソーラーパネル PV200:スペック・仕様
最大出力 | 200W |
太陽電池積層方式 | ETFE |
セール変換効率 | 最大23.4% |
出力電圧(Max.) | 20.5V |
出力電流(Max.) | 9.7A |
作業環境温度 | -10℃〜+65℃ |
推奨作業環境温度 | +25℃ |
保証期間 | 12ヶ月 |
BLUETTI ソーラーパネル PV200:セット内容・外観
ひとまず、届いた「PV200」がこちら。
思っていた以上に大きいです。
中を開くとこんな感じ。
中身は硬いクッションで覆われており、しっかり梱包されています。
取り出してみると、全貌が見えてきました!
表にはBLUETTIのロゴが入っていて、かっこいいデザイン!
上部には持ち運びしやすいグリップが付いてます。
裏には下記が付いています。
- 左右上部に固定バックル
- 中央上にはMC4ケーブルの収納ポケット
- 中央下には自立式スタンド
付属品一覧はこちらです。
- ソーラーパネル本体
- MC4ケーブル
- 取り扱い説明書
- 保証カード
サイズ・重量
サイズ(展開時) | 横幅226.5cm×高さ59cm |
サイズ(収納時) | 横幅63cm×高さ59cm |
重量 | 7.3kg(女性や子供でも片手で持てる重さ) |
折りたたみパネルを広げた時のサイズは、H59×W226.5cmです。
実際に広げてみると、窓の幅よりも少し大きい感じです。
サポート
サポート | 日本人スタッフによる、電話(平日10:00〜16:00)・お問い合わせフォーム・メール(平日9:00〜18:00/2営業日以内に返信)でのカスタマーサポート。営業日2日位以内に対応 |
製品保証 | 注文日より1年 |
返品保証 | 購入後30日以内 |
200W
●太陽光の転換率は23.4%
●最新型ETFE素材採用、耐久性も高い
●折り畳み式&持ち運びにも便利
●市販の多くのポータブル電源への接続も簡単
●12ヶ月保証付き
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「BLUETTI ソーラーパネル PV200」の特徴
あのテスラの光電転換技術を採用!
「BLUETTI ソーラーパネル PV200」には、あのイーロンマスク率いるアメリカテスラ社の最新型光電転換技術が採用されているそうです…!
高効率光電変換が可能で、太陽光の転換率(太陽の熱をどれくらい電気に変えられるか)は23.4%。
転換率は15%というメーカーもあるようなので、20%以上を目安に選びたいですね。
ソーラーパネル自体も効率的な単結晶セルパネルで作られていて、結晶が規則正しく並んでいるため、電力ロスも少ないのが特徴。
最新型ETFE素材採用
「BLUETTI ソーラーパネル PV200」は最新型ETFE素材使用で、
- 耐食性
- 耐熱性
- 耐久性
- 防水性
に優れています。
可視光透過率が高いだけでなく、他の他のPETフイルムに比べて塗膜厚が厚いので、長く日光に当てても燃焼や爆発の危険性が無い安全設計なのは嬉しいポイント。
しかも、IP65の防塵防水性能(防塵性能が6等級、防水性能が5等級であることを示す)を有しているので、急な雨など野外でも安心して使えます。
※接続ポートの部分は防水では無いのでご注意を
高い互換性
BLUETTIの各ポータブル電源の、電力レベル80%までの充電時間は以下の通り。
EB3A(268.8Wh) + PV200 | 約3時間で充電 |
EB55(537Wh) + PV200 | 約3時間で充電 |
EB70S(716Wh) + PV200 | 約4.5時間で充電 |
AC200P(2,000Wh) + 2 * PV200 | 約5.5時間で充電 |
BLUETTIのポータブル電源はもちろん、同じMC4ケーブルを使っているポータブル電源でしたら、充電可能です。
ただし、他社とのポータブル電源を繋いで故障などが発生した場合、そこは自己責任となります。
「BLUETTI ソーラーパネル PV200」のレビュー
今回は、海での車中泊と自宅の庭で、いずれも8月の快晴の猛暑日に検証しました。
給電に使用したポータブル電源は、「BLUETTI EB55(537W)」です。
168000mAh/537Wh
●高い安全性のリン酸鉄リチウム電池
●最大13台デバイスに同時充電できる
●AC定格出力700W
●BMS安全管理システムを搭載
●2年保証書付き
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サイズ感や重量
車中泊に持参するのに、車に積んで場所を取らないかどうかは重要なポイントです。
ご覧の通り、厚みは無いので荷物の隙間に収納することができ、車中泊では問題ありません。
重量感ですが、持ち手が握りやすく、女性の私でもポータブル電源とソーラーパネルをそれぞれの手で持つことが可能です。
200W
●太陽光の転換率は23.4%
●最新型ETFE素材採用、耐久性も高い
●折り畳み式&持ち運びにも便利
●市販の多くのポータブル電源への接続も簡単
●12ヶ月保証付き
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コード収納ポケット
BLUETTIロゴの裏側に、MC4ケーブルの収納ポケットが付いています。
実際に充電する際にここから取り出すだけ。
ケーブルなどが別になっていると、うっかり忘れてきたい…なんてこともあります。
ポケットに常に収まっていれば、忘れることもないですし、すぐにセッティングが可能です。
実際に使ってみました
「BLUETTI PV200」を実際に使用してみた感じをご紹介します。
まずは、「BLUETTI PV200」の両サイドにある固定のバックルを外します。
ソーラーパネルを広げながら、背面にあるスタンドを3ヶ所立てていきます。
ちなみにスタンドは、4段階の角度が調整できるため、パネル全体が太陽の光の最もよく当たるように、角度を調整することが可能です。
立てたイメージはこんな感じです。
収納ポケットからケーブルを取り出し、ポータブル電源のINPUT口に繋ぎます。
これでソーラーパネルからポータブル電源への充電準備が完了です。
「BLUETTI PV200」の出力チェック
「BLUETTI PV200」でどれくらい充電できるか、検証しました。
計測時間は9:00〜16:00まで、ポータブル電源の残量は20%の状態で充電してみました。
天気 | 最高気温 | 日照時間 | 最高出力 | バッテリー残量 |
晴れ | 34.7℃ | 4時間 | 100W | 20%→100% |
晴れ | 32.8℃ | 2時間 | 118W | 0%→40% |
晴れ | 33.3℃ | 2時間 | 96W | 0%→40% |
最高出力は118Wの出力を計測し、晴れの日は4時間でバッテリー残量が80%も増加。
ポータブルソーラーパネルとしては、十分な検証結果だったと思います。
ただ太陽が一時的に雲で隠れてしまうと、発電量は下がってしまいます。
同じ晴れの日でも、雲がかかる頻度によって充電に必要な時間が異なったので、常に安定した充電は難しそうです。
BLUETTIソーラーパネルのラインナップ
BLUETTIのソーラーパネルには下記の3つのラインナップがあります。
使用するポータブル電源の容量や用途に併せて、選びましょう。
BLUETTI PV120S ソーラーパネル 120W
最大出力 | 120W |
出力電圧 | 19.6V |
収納サイズ | 55.2 x46.1cm |
展開サイズ | 55.2 x 174.9cm |
重量 | 6.8kg |
価格 | 39,800円(今なら25%OFFで29,800円) |
ポータブル電源を充電する本格的なソーラーパネルは60〜100W程度の電力が必要なため、こちらのモデルでも問題ありません。
120W
●太陽光の転換率は23.4%
●最新型ETFE素材採用、耐久性も高い
●折り畳み式&持ち運びにも便利
●市販の多くのポータブル電源への接続も簡単
●12ヶ月保証付き
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BLUETTI PV200 ソーラーパネル 200W
最大出力 | 200W |
出力電圧 | 20.5V |
収納サイズ | 59 x 63cm |
展開サイズ | 59 x 226.5cm |
重量 | 7.3kg |
価格 | 59,800円(今なら25%OFFで49,800円) |
車中泊で同じ場所にいる時間が少ないなど、短時間でのポータブル電源への充電を必要とする場合は、こちらのモデルがおすすめ。
120Wの製品に比べてサイズも少し大きくなりますが、収納の問題なければ検討の余地ありです。
200W
●太陽光の転換率は23.4%
●最新型ETFE素材採用、耐久性も高い
●折り畳み式&持ち運びにも便利
●市販の多くのポータブル電源への接続も簡単
●12ヶ月保証付き
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BLUETTI PV350 ソーラーパネル 350W
最大出力 | 350W |
出力電圧 | 47V |
収納サイズ | 92.8 x59.3cm |
展開サイズ | 92.8 x237.2cm |
重量 | 15.8kg |
価格 | 99,800円(今なら25%OFFで79,800円) |
こちらは350Wとかなりの大出力。
200Wの製品に比べると重量も倍になり、サイズもかなり大きくなります。
大容量のボータブル電源(2,000Wh)をお持ちでしたら、こちらがおすすめ。
災害時などに活躍すること間違いなしです。
350W
●太陽光の転換率は23.4%
●最新型ETFE素材採用、耐久性も高い
●折り畳み式&持ち運びにも便利
●市販の多くのポータブル電源への接続も簡単
●12ヶ月保証付き
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「BLUETTI ソーラーパネル PV200」は車中泊におすすめ
今回、BLUETTIの折りたたみソーラーパネルを実際に使用してみて、発電量やポータブル電源にどのくらいの時間で充電可能かなどを車中泊時に検証してみました。
検証結果を見ると、「BLUETTI PV200」の場合、平均して1日に600Wh弱の電気を発電できることになります。
車中泊で昼間移動などがあまりなければ、こちらのソーラーパネルで発電した電気をポータブル電源に充電。
夜は、パソコンやスマホの充電に使うなど、効率できな電気容量の確保が可能。
車中泊で、電源のある有料車中泊スポットやキャンプ場にどうしても宿泊できない場合、「BLUETTI PV200」を持参していればいざという時に安心です。
ポータブル電源のブランドとしても信頼のあるメーカーで、サポート体制も充実。
今回使用してみて、デメリットなどは特に感じなかったので、かなりおすすめできると思います!
ポータブル電源とソーラーパネルを準備して、ぜひ快適な車中泊をお過ごしください。