車中泊旅に際して、車中泊場所選びは楽しい一方、どこに泊まったら良いか悩みますよね🤔
このブログ記事では、車中泊場所として人気のスポットの他に、道の駅以外のおすすめの車中泊場所について、ご紹介します✨
また、予定していた車中泊場所に辿り着けなかった時、急遽近くで車中泊場所を探さないといけない場面もあります💦
実際にそうした場面で車中泊の場所探しに成功した事例、失敗した事例も含めてご紹介したいと思います🤗
目次
人気の車中泊場所4つとそれぞれのメリット・デメリット
【人気の車中泊場所.1】高速道路のサービスエリア
高速道路のサービスエリアは、トイレや休憩所もあることから、車中泊場所として利用したことのある方も多いと思います☝
私たちも、「九州一周車中泊旅」や「北海道一周車中泊旅」等で、目的地までかなりの距離を走らないといけない場合、途中のサービスエリアで仮眠目的の車中泊をしたことは、何度かあります。
サービスエリアの車中泊自体は禁止ではありませんが、あくまでも高速道路を利用する人が、仮眠をとったり休憩したりする、「休憩施設」になります。
ですので、長期滞在やゴミの持ち込み、トイレに汚水を流したりなど、周囲に迷惑を掛けないように最低限のマナーは守りましょう。
メリット
・トイレの他にフードコートやガソリンスタンドもあり、いざという時に安心
・高速道路を降りずに車中泊できる(高速代の節約)
デメリット
・車の出入りが激しいのと、エンジン音でそれなりにうるさい
・ゴールデンウィークや夏休みなどは車が一杯で、駐車場に停められないことがある
【人気の車中泊場所.2】道の駅
全国1160駅ある「道の駅」が車中泊場所として人気なのは、
・トイレや洗面などの設備が綺麗、整っている
・売店や飲食店なども揃っている
・日帰り温泉を併設している施設もある
と言う理由で、利便性が高く、初めてでも利用しやすいと言う点があります
私たちも地の利がない場所では、道の駅が車中泊場所として確実のため、シーズン問わず利用したことが何度かあります。
道の駅によって併設されている設備(日帰り温泉・足湯・飲食店・ベーカリーなど)が異なるので、事前に調べた上で車中泊に出掛けると、楽しみが増えますね😍
ただし最近は、道の駅の利用者のマナー違反が問題になることが多く、車中泊を禁止している道の駅があります。
事前にネットで車中泊できるかどうか情報収収集をした上で、道の駅についた際には、「車中泊禁止」と書いてある看板や注意書きがないかどうか念の為確認をすると良いでしょう☝
メリット
・日帰り温泉や飲食店が併設されている施設だと、道の駅ですべて完結する
・車中泊している車が多いので、防犯面でも安心
デメリット
・車中泊で人気の道の駅だと騒音が気になる
【人気の車中泊場所.3】オートキャンプ場
オートキャンプ場で利用料を払えば、管理された敷地内で安全に車中泊が出来ます。
道の駅で禁止されている、バーベキューや外で火を使った調理、タープを広げてテーブルや椅子で寛ぐことも出来ますね😄
友人家族とキャンプに行くときに、我が家だけテントを張らずに車で寝ています🚐😴
(テントを設営するのが面倒くさいのと、雨の場合は車中泊が圧倒的に楽だから😅)
無料のキャンプ場もあるので、探してみても良いですね‼
メリット
・バーベキューや椅子やテーブルを出しての食事ができる
・水道が使える
・お風呂やトイレなど必要なものは完備
デメリット
・事前に予約が必要
・サイト利用料がかかる
【人気の車中泊場所.4】RVパーク
「RVパーク」は車中泊を公認された場所であり、有料ですが電源設備などの完備やゴミの処理、1週間程度の滞在が可能だったりします🤗
周りも車中泊の車だけなので、防犯面でも安心です
メリット
・電源設備やゴミを捨てることができる
・一定期間の長期滞在も可能
・管理された敷地内で車中泊車のみなので、安心感がある
デメリット
・RVパーク自体の数が少ないので、泊まりたい場所にあるとは限らない
・利用料がかかる
・冬季間は営業していないところも多い(雪の降るところの場合)
道の駅以外のおすすめの車中泊場所
Carstayで車中泊場所を探す
「Carstay」とは、車中泊やテント泊スポットとして登録された、全国の駐車場や民家の空き地などを検索・予約・決済できるサービスを提供しています。
こちらのWebサイトでエリアを選択し、チェックイン・チェックアウトの日程を選ぶと、車中泊スポットを地図で表示してくれます🤗
上記の地図上のグレーのPと言うマークは「RVパーク」になります。
中にはゲストハウスの駐車場などもあり、ゲストハウス内のトイレやシャワーなども利用でき、キッチンも使えるところもありますので、自炊も可能です
駐車場スペース内でバーナーなどを使った食事の調理ができるところもあったり、ゲストハウスの共有スペースで宿泊者と交流できたりといった、他の車中泊場所ではできない体験も可能です✨
車中泊スポットは道の駅ほどの数はありませんが、旅の合間にCarstayを利用すると車中泊旅にも変化が出て楽しそうですね🎶
かんぽの宿「くるまパーク」を利用する
車中泊を始めたばかりの初心者の方におすすめなのが、かんぽの宿の「くるまパーク」です!
「くるまパーク」は2020年の6月からスタートしたサービスで、コロナ禍でも車に泊まりながらかんぽの宿のサービスを利用してもらうことを目的にしています。
事前予約が必要になりますが、なんと宿の夕食や朝食が食べられるんです…!
お風呂ももちろん利用可能で、施設によって異なるそうですが、一度入浴料金を払うと何度でも入れるそうです。
だから、夜温泉に入って、朝早起きして朝風呂にも入るなんて、宿に泊まった人でしかできない贅沢を楽しめるところもポイント♫
その他にも、宿のフリーWifiの利用・ゴミ処理(有料)・自動販売機や売店の利用など、道の駅に泊まるよりも手厚いですね。
下記に「かんぽの宿 鳥羽(三重県)」のくるまパークに実際に車中泊した記事を載せています。
利用に際しての詳細も記載してますので、併せてご覧ください。
公共駐車場を利用する
観光地の公共駐車場を利用する、という方法もあります😉
トイレはサービスエリアや道の駅に比べると設備は整っていないところが多いですが、逆に言えばトイレさえあれば車中泊は可能です。
ただし、公共駐車場は色々な人が利用するため、夜は遅めに到着し、朝はなるべく早めに次の目的地に向かって出発するといった配慮が必要です☝
寝ている間は、道の駅同様にエンジンは切りましょう。
下記の記事は公園の駐車場で車中泊したレポートです。
急遽車中泊場所を変更したのですが、予想外に当たりの車中泊スポットでした!
Googlemapでの車中泊場所の探し方も載ってますので、ぜひ併せて見てみて下さい。
ビーチや河原で車中泊する
私たちは、春から秋はサーフィンやアウトドアスポーツのために車中泊旅をすることが多いので、ビーチや河原で車中泊することも多いです🏖🏞
この場合は、予めどこに駐車場や車を停めるスペースがあって、トイレなども近くにあるかどうか、事前に分かっていないと難しいかと思います。
しかし、朝目覚めると目の前にビーチが広がっていたりなど、車中泊場所のロケーションはどこよりも素晴らしいです‼
場所によっては車中泊している人もあまりいない為、防犯面で心配される方も多いかと思います💦
が、こういったロケーションで20年近く車中泊をしてきて、今まで怖い目にあったことは一度もありません。
ビーチでの車中泊は穴場なところが多く、コロナ明けの大混雑の4連休でも、海の目の前を貸し切りで車中泊できました。
ただし、電気・水道・トイレなども全くない究極の車中泊場所です。
河原もロケーションは最高で、車を停めるスペースもあって、人もいない貸し切り車中泊できるところが多いです。
大自然の中での車中泊は、やはりどこでも自由に場所を選んで泊まれる車中泊旅ならではの醍醐味だと思います。
詳細はぜひ下記の記事をご覧ください。
スキー場駐車場を利用する(冬季のみ)
私たちのように、冬はスキーのために車中泊旅をする家であれば、スキー場の駐車場に前泊するという方法もあります。
ただし、スキー場の駐車場トイレはどこも24時間空いているとは限りません😓
車中泊自体を禁止しているスキー場もありますので(スキー場までの道路の除雪の問題や、駐車場などでのトラブルを回避するため)、予めスキー場に直接問い合わせるなり、事前に調べておくと安心です😌
ちなみに東北や北海道のスキー場は、車中泊ができない(夜間トイレが空いていない)ところが多いです😱
その場合は、スキー場近くの道の駅を利用するのが良いです✨
下記の記事は、長野県の野沢温泉スキー場の駐車場に車中泊した際の様子を載せています。
ここは駐車場での車中泊がOKで、トイレなどの設備や朝までの雪の状況、スキー車中泊に必要なグッズなども紹介しています。
ぜひ併せて見てみてください。
緊急時の車中泊場所の探し方
車中泊旅をしていると、渋滞などで予定していた車中泊場所に辿り着けないなど、急遽近くで車中泊場所を探さないといけない場合もあります💦
そのような時に、車中泊場所を探す方法をご紹介します☺
Google Mapで検索する
スマホでGoogleMapを開き、現在いる場所を表示します🚐
その状態で、検索窓に「トイレ」or「公園」or「駐車場」といったワードを入れます📱
すると、該当する場所の一覧が出てきますので、画像やストリートビューで実際の様子をチェックします🧐
時には、航空写真でも確認してみると周囲の様子なども分かりやすいです。
長期の車中泊旅では、そうやって車中泊場所を探したことも何度かあります😃
車中泊場所選びの成功と失敗事例
事前に下調べできずに、現在地から近くの車中泊場所を探した時。
もちろんその車中泊場所が良い場所だったこともあれば、最悪だったこともあります。
車中泊場所探しの成功事例:和歌山の公園
1週間かけて、「四国〜紀伊半島一周〜伊良湖 車中泊旅」をした時。
予定していた車中泊場所に時間の関係でたどり着けず、和歌山で急遽車中泊場所を探したことがありました💦
最初は道の駅に車を停めたのですが、国道に近く車の出入りも多くて、何だか騒々しい…😓
そこで先ほどご紹介した「GoogleMapを使った車中泊場所探し」の方法で、とある公園を見つけました✨
トイレもあるし、航空写真でみるとビーチを臨めそう🎶
実際に行ってみると、駐車場に街灯はないし、車も一台も停まっていないという状況でした😅
トイレも夜間は電気が点かず、ライトを持ってトイレに行きました。(こういう時って大概、大きな虫に遭遇したりするんですよね….😱)
子供達はちょっと怖がっていましたが、時間的に場所を移動する訳にも行かずそこで車中泊。
そして、朝起きてみると目に入ってきたのはこの景色……‼
想像以上にロケーションも良く、海が目の前の最高の場所でした😍😍😍
道の駅から移動していなかったら、この場所には決して巡り会えなかったと思います🎶
車中泊場所探しの失敗事例:琵琶湖の駐車場
こちらは、10日間かけて九州一周をし、四国〜中国地方を通って、関東方面に戻る途中のことです。
少しルートを変えたこともあって、急遽琵琶湖で車中泊することになりました。
その時は、ネットの検索で探した琵琶湖湖畔の公共駐車場に車中泊することにしました。
ところが……💦
到着してみると、駐車場にバーベキューのゴミは散乱しているし、駐車場の一角ではある団体が場所を占領して、夜中まで騒いでいるという、酷い有様でした😱💦
過去車中泊してきたスポットの中で、一番マナーの悪い場所だと言っても過言では無いです。
幸い、琵琶湖の湖畔には公共の駐車場がたくさんあったので、そそくさと退散‼🚐
別の駐車場に行ったら驚くほど静かで、マナーの良い車ばかりでしたので、そこで車中泊することにしました😌
車中泊場所は旅の目的で探すと楽しい
今までご紹介してきたように、車中泊場所はサービスエリアや道の駅だけとは限りません。
もちろん、綺麗なトイレやレストラン・日帰り温泉など便利な施設が併設されていれば、快適な車中泊ができます。
でも、車中泊旅の行き先が海だったり、山だったり、自然の中であれば、より自然の環境に近いところに泊まれるのが車中泊旅の醍醐味だったりします✨
必要な車中泊グッズを揃えたり、ポリタンクに水を入れて車に積んでおいたりすれば、トイレだけあれば車中泊も可能です。
車中泊する場所のルールや最低限のマナーは守った上で、旅の目的によって色々な選択肢から車中泊場所を選んで、思い出に残る楽しい旅ができると良いですね🤗
2019年のGWに四国車中泊旅をした際に、仁淀川の河原で車中泊した動画がyoutubeにアップしてあります。
とってもロケーションの良いところでしたので、合わせてご覧ください🎶