2020年の暖冬・雪不足により、例年より2週間ほど早い3月7日に春スキーオープンした「奥只見丸山スキー場」
冬の間だけ二拠点生活している新潟県湯沢町で、地元の子しか入れない「スリースタイルジュニアチーム」のチームメイト家族数組で滑りに行こう!という話になっており、3月15日(日)に行ってきました
私たちは子供が産まれてから一度も行っていなかったので、「奥只見丸山スキー場」はなんと14年ぶり
「奥只見丸山スキー場」までのアクセス方法や、子連れでも楽しめるポイントを、スキー車中泊のブログと共にご紹介します
目次
前日夜に奥只見丸山スキー場で子連れ車中泊
まず「奥只見丸山スキー場」を知らない方のために、ここは関越道の小出インターが最寄りのスキー場になります。
しかも、小出インターから車で50分(約35km)と遠い….
さらに「奥只見シルバーライン」という19のトンネルが続く道を通っていきます
ゴツゴツした岩肌の壁面が残っており、携帯も圏外・ナビも迷子になると言われ、あまりにも長いトンネルに初めての方は運転していると不安になるという、ちょっと特殊なトンネルです

引用:Grand Touring Japan
この「奥只見シルバーライン」が、18時から朝6時までは夜間通行止になっています。
以前は「奥只見丸山スキー場」に来る際はシルバーラインの入り口の駐車場で車中泊し、朝の6時の開通と共にスキー場へ向かっていました。
が、今回初めて18時までにシルバーラインを通過すれば、スキー場の駐車場で車中泊可能ということが分かりました

こちらが車中泊したスキー場の駐車場
車中泊組は我が家も含めて、3台の車のみ。
24時間空いているトイレはありますが、食事をするところはない為、久しぶりに車中飯にしました

子供達にも手伝ってもらって、2種類の鍋を完食
やっぱり冬の車中泊は鍋一つで出来てしまう、「車中鍋」がおススメです
奥只見丸山スキー場での車中泊の様子(具体的な駐車場場所やトイレの場所など)は、下記の記事で詳しくまとめています。
奥只見周辺の車中泊できる道の駅や、コンビニ・おすすめ日帰り温泉の詳細も載っていますので、併せてご覧ください
奥只見は積雪が多すぎて1月〜3月にクローズする珍しいスキー場
「奥只見丸山スキー場」は四方を山々に囲まれた奥深い場所にあり、積雪が多すぎてトップシーズンはスキー場がクローズするという、珍しいスキー場です
スキー場がオープンしている時期は、初滑り期間の11月初旬から1月の年始まで。
そして、3月の下旬に再び春スキーとしてオープンし、5月まで滑れます
今年は平年より2週間早い、3月7日のオープンになりました。
例年なら、春スキーのオープン時で4-5Mの積雪があり、2018年の2月はこんな感じでした。
今年はやはり、雪が少なく例年の半分だそうです

シルバーラインの出口からスキー場までの道路の様子
私たちが訪れた時は、土が見えている箇所もあり、いつもの奥只見を知っているならちょっと信じられない光景です

でも他のスキー場に比べると圧倒的に積雪量が多い!さすが奥只見
奥只見のツリーランは子連れでも楽しめる
「奥只見丸山スキー場」と言えば、極上パウダーとツリーラン
そして、馬鹿でかいキッカーや豊富なアイテムのある「スノーパーク」も有名なのですが、今シーズンは小雪のために営業中止…

引用:奥只見丸山スキー場 ゲレンデマップ
一番スキー場に近い「第一駐車場」に車を停めると、歩いてすぐの「八崎ゲレンデ」の入り口でリフト券を売ってます
今回は、総勢5ファミリーで、大人11名・子供11名の大所帯
しかも、12月〜3月の第3日曜日は「スキーこどもの日」で、小学生以下のリフト券一日券が無料
総勢11名分の子供のリフト代がタダになりました、感謝
まずは「八崎ゲレンデ」のリフトに乗ります、ボトムでも積雪量は十分。

さらに「第二ペアパラリフト」に乗って上を目指します。

オープンした日は大混雑したようですが、この日は快晴で雪も良かったのにすごく空いてました
奥只見のツリーランはツリーの間隔も程よく、コースもそこそこ長い。
しかも、湯沢の「スリースタイルジュニアチーム」のチームメイト家族は、家族全員がパウダー&ツリーランがめちゃ上手い
子供から大人まで、すごい勢いでツリーラン滑っていく圧巻の景色….

さすが、豪雪地帯のローカルのポテンシャル、半端ないです
ずーっとこのツリーランを何本も凄い勢いで回していくのですが、誰も休憩しようって言わない…..
そのうち、子供達が「トイレ行きたい!」って言い出して、ようやくトイレ休憩。
大人にとっては、ラッキーな休息です
Bコース途中にある「ぶな平ヒュッテ」にて休憩タイム

ここでランチしても良かったのですが、2ファミリーとはぐれてしまい、このエリアは携帯の電波も入らず…
下まで移動してランチすることにしました〜
奥只見のランチは3箇所、魚沼もつ丼がおすすめ
奥只見丸山スキー場には、お昼を食べれるところが3箇所あります。
まずは、山頂にある「山頂ヒュッテ」

引用:奥只見丸山スキー場
ここからの景色は素晴らしく、中でオーダーした食事を天気の良い日は外に持ち出して食べれるみたいです
カレーやパスタなどが中心のメニューです
そして、中腹にある「ブナ平フュッテ」。

ここはラーメンが中心のメニューです
今回は、人数が多かったので一番席数の多い麓の「緑の学園 ゲレンデ大食堂」へ行きました

写真の「魚沼もつ丼(1,000円)」が有名らしく、魚沼市民にとってはモツは”ソウルフード”なんだとか…
(元長岡市民なのに、知らなかった)
チーズの入ったチキンカツ丼を頼みましたが、これも美味しかったですよ〜

魚沼もつ丼

チキンカツ丼
奥只見の山頂は360度山に囲まれた大パノラマ景色!
奥只見丸山スキー場は、天気がよければ山頂から360度山々が広がる、ここでしか見れない大パノラマに出会えます

もう360度見渡す限り、山・山・山なんです….
一切建物は見えず、ずーっと奥にまで雪山が広がっている、山深い奥只見ならではの景色

奥只見湖に雪山の景色が青空にすっごく映えてて、この景色を見に奥只見のスキー場へ来てもいいってくらいオススメです
子供達は、スキーに来たことも忘れて、雪合戦したり雪の上をゴロゴロ転がったりと、しばらく遊んでました
奥只見丸山スキー場の後は、「ゆ〜パーク薬師」へ
奥只見丸山スキー場近くには、いくつか温泉や宿泊所があるのですが、なにせ雪深いところなので冬季はやっていないところも多い….
以前、紅葉の帰りに立ち寄ってすごく良かった「銀山平温泉 白銀の湯」に行きたかったのですが、4月中旬まで休館しており、道路も通行止になっていました

引用:新潟観光協会
Google mapで検索すると、「営業中」と出ていますが、冬季は休館してますので気を付けて下さい
そこで、スキー場から車で50分のところにある「湯之谷薬師温泉センター ゆ〜パーク薬師」に、数組の家族と一緒に行きました。

露天風呂はありませんが、食事もできる大広間の休憩室もあります
営業時間は夜の21:30まで(最終受付20:45)で、大人650円・子供(3才〜11才)400円になります。

引用:www.yu-park.net
「奥只見丸山スキー場」の営業終了は通年であればGW明けになるのですが、今年は小雪の影響で早くクローズする可能性もあるとのこと
暖冬・雪不足で湯沢近辺もすでに営業終了しているスキー場が多い中、「奥只見丸山スキー場」はまだまだ積雪量豊富で十分遊べます
まだ訪れたことのない人は、「シルバーライン」のトンネルの雰囲気を楽しんで欲しいし(子供はアトラクション気分で喜びますよ〜)、山頂の大パノラマをぜひ見て欲しいです
ちょっと関東からは遠くなりますが、ぜひ「奥只見丸山スキー場」訪れてみて下さい