最近、ハイエースでキャンピングトレーラーを引っ張って車中泊をすることが増えました。
が、我が家のキャンピングトレーラーは元々バックカメラが付いておらず、全長11mの車でのバックは後が見えず大変….!
(毎回、助手席担当の私が車を降りて、目視で後方確認してます)
そこで、念願のバックカメラ「AUTO-VOX W10」を取付けしましたので、カメラの機能や設置方法などをご紹介します。
目次
バックカメラ「AUTO-VOX W10」概要
AUTO-VOX W10とは
AUTO-VOXとはドライブレコーダーなどを中心に扱っている、中国のブランドです。
元は、ヨーロッパメーカーの車載液晶やモニターのOEM工場をしており、今は世界50か国で販売を行っています。
ワイヤレスバックモニターとミラー型ドライブレコーダーの先駆的な会社です。
AUTO-VOXはバックカメラ製品を豊富に扱っており、下記のラインナップがあります(2022年10月現在)。
今回取り付けたのは「W10」というモデルで、AUTO-VOX W10の大きな特徴は3つ。
- 7インチ高画質モニターで、色再現性が優れている
- 完全な暗闇でも後方3m以内の範囲を照らす
- 電圧も12V-24V電源車に対応しているので、大型・中型車でも取付られる
上記が、キャンピングトレーラーの走行では実際どうなのか、記事の後半でレビューしています。
AUTO-VOX W10バックカメラ:仕様
スクリーンサイズ | 7インチ |
モニター解像度 | 800×480P |
動作温度 | -20〜65℃ |
動作周波(バックカメラ) | 2.4GHz |
最低照度(バックカメラ) | 0Lux(夜間は自動的に赤外線ライトに切り替え) |
カメラ角度(バックカメラ) | 135°広角(対角線) |
AUTO-VOX W10バックカメラ:付属品
今回は、キャンピングトレーラーということで牽引車とトレーラー用に、カメラ1台を追加で送ってもらいました。
箱を開けてみるとこんな感じです。
パーツごとに箱に入っていて、丁寧な梱包。
メールやAUTO-VOXのSNSで注文番号を送信することで、保証期間が18ヶ月に延長できるようです…!
セット内容は以下の通りです。
- 7インチモニター
- バックカメラ
- モニタースタンドと取り付けネジ
- シガーチャージャー(3.5m)
- バックカメラ固定用タッピングネジ
- ドリル(20.5mmホールソー)
- 電源ボックス(1m)
- ユーザーマニュアル(保証書付き)
カメラが他のバックカメラに比べてゴツい感じですが、大きさはどうなのでしょう..?
手と比べてみると、ちょうど手のひらにすっぽり入るくらいのサイズです。
バックカメラのコードは、本体が40cmで電源ボックスが1mで梱包時から接続されています。
合計すると、1m40cmの長さになります。
また、バックカメラはカメラの両側のネジを緩めることで、角度を調整できます。
同様にカメラのブラケットを伸ばしたい場合は、下側のネジを緩めることで調整できます。
●モニターに業界最新の高解像度500CD/M2液晶画面を採用
●完全な暗闇でも車後方3メートル以内の範囲を照らす
●バックカメラの視野は135度広角
●12V-24V電源車に対応
●ワイヤレス 2カメラ対応
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「AUTO-VOX W10」取付方法
バックカメラの取り付け
まずバックカメラを設置する場所ですが、車種や車の大きさによって異なります。
今回はキャンピングトレーラーに取付するので、下記の通りトレーラーの後部が確認しやすい窓の上に取り付けることにしました。
電源は、キャンピングトレーラーのバックランプ配線から取ることに。
その場合、既存のコードだと長さが1m40cmでちょっと足りません。
なので、まずは電源コードを延長する作業から。
バックランプのプラスチックカバーを外します。
車体のセンターにカメラの取り付け位置を決めて、下穴加工をしてコーキング。
そして付属のタッピングネジでブラケットを固定し、カメラを取り付けていきます。
あとはコードを車体に沿わせて、バックランプと接続していきます。
コードを配線カバーなどで保護したら、バックカメラの設置は完了!
モニターの取り付け
モニターはカメラの配線が上手くできていれば、シガーチャージャーをシガーソケットに差し込むだけ。
あとはモニターをどこに取り付けるかなのですが、いかんせん7インチと大きい。
iPhone11と比べてみると、1.5倍くらいの大きさです。
車のダッシュボードに載せてみると、こんな感じ。
我が家のハイエースは、バックカメラを2台つけており、純正のディスプレイとバックミラーの二箇所に表示されるようになっています。
さらに、AUTO-VOXのモニターも付けると3台…!
キャンピングトレーラーは切り離して出かけることも多く、トレーラー用のモニターを常時ダッシュボードに取り付けておくのも、視界を防いでちょっと邪魔な感じ。。
なので、キャンピングトレーラーを牽引して走るときだけ、モニターを見れるようにダッシュボードには固定しないことにしました。
「AUTO-VOX W10」走行レビュー
走行時はどのようにトレーラーの背景が映るのか。
昼間と夜間の走行をテストしてみました。
昼間の走行時とバック時の映像
こちらは走行時のバックカメラの映像です。
我が家はトレーラーのバック時に障害物を確認できるようにバックカメラを取り付けたので、通常よりもだいぶカメラのアングルが下になっています。
画像は問題なく確認できているので、問題ないかなと思います。
ちなみに昼間のバック時の映像はこちらです。
こちらも綺麗に写っています。
もうちょっと広角だったら見やすかったなーと思います。
夜間のバック時の映像
こちらを見てわかるように、カメラは昼間はカラーで夜間はIR赤外線カメラに自動切り替えになります。
真っ暗なところでも見えますが、ライトなどが当たったりするとちょっと白飛びしますね。
でも夜間でも見やすいく、完全な暗闇でも障害物を確認できるのはありがたいです。
キャンピングトレーラー使用時の課題
「AUTO-VOX W10」のバックカメラは、キャンピングカーや大型トラックなど全長12M以内の車種にも対応となっています。
しかし実際に昼間に約50kmで走行してみたところ、カメラとの通信が時々途切れ、モニターの映像が粗くなったりする現象が見られました。
遅延や干渉のない映像を提供できるのが「AUTO-VOX W10」の売りだったと思うので、ここは我が家の全長11Mのハイエース+キャンピングトレーラー使用時では改善の余地ありだなと思いました。
ここが解消すれば、総じてバックカメラとしての機能は問題ありません。
●モニターに業界最新の高解像度500CD/M2液晶画面を採用
●完全な暗闇でも車後方3メートル以内の範囲を照らす
●バックカメラの視野は135度広角
●12V-24V電源車に対応
●ワイヤレス 2カメラ対応
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