「リチウムイオンバッテリー」はキャンピングカーのサブバッテリーの1種。
電気自動車やハイブリッド車にも使用されており、軽くてコンパクトながら蓄電量が多いのがメリット。
「リチウムイオンバッテリー」はサブバッテリーへの需要も高く、今後主流になっていくと思われます。
我が家も長期での車中泊旅を考えて、今回従来の鉛のバッテリーから「リチウムイオンバッテリー」に載せ換えました。
本ブログでは、キャンピングトレーラーに設置した様子や「Ampere Time 12V 200Ah」の商品レビューをご紹介します!
目次
リチウムイオンバッテリーに載せ換える理由
鉛のバッテリーから、リチウムイオンバッテリーへの載せ換えを考えている方へ。
参考までに、我が家が載せ換えを検討した理由を先に触れておくと…
- 1週間の車中泊旅をする際に100Ahの鉛バッテリーでは容量不足
- RVパークを利用しない車中泊スタイルが多い
- 電子レンジや炊飯器も使いたい
夏休みに1週間北海道への車中泊旅に出かけた時、友人宅から100Vの電源を取らせてもらったり、600Wh前後のポータブル電源を3台持っていきました。
車中泊用の240Wの炊飯器やポータブル冷蔵庫の使用、PC・カメラ関連の充電は十分できましたが、最後はポータブル電源3台分ほぼ空に…
また基本、サーフィンやスノーボードなどアウトドアをメインにした車中泊旅なので、泊まる場所を事前に決めないことも多い。
なのでRVパーク以外の確実に外部電源が取れないところでも、安心して車中泊したい!
また家族4人分の食事の手間を楽するなら、電子レンジや炊飯器も使いたい〜(私の一番の本音)ということで、リチウムイオンバッテリーに差し替えました。
リチウムイオンバッテリー「Ampere Time 12V 200Ah」とは
Ampere Timeとは
Ampere Time(アンペアタイム)は中国・香港のバッテリー販売会社です。
リチウム電池の有名なメーカーで、電池モジュールの研究やリチウム鉄の製造工場を持つ企業です。
知り合いの車中泊ユーザーの中でも人気で、Amazonのカスタムレビューを見ても分かるとおり評判が良いです。
種類も豊富で12Vだけで9種類ランナップがあります。
今回取り付けたのは「Ampere Time 12V 200Ah LiFePO4 リン酸鉄リチウムイオンバッテリー内臓100A BMS」(長っ)というモデルで、キャンピングカーのサブバッテリーやバックアップ電源におすすめ。
Ampere Time12V 200Ah LiFePO4:仕様
ただし、電気容量の分だけやはりサイズは大きくなります。
通常の乗用車では結構場所を取ると思いますので、車中泊のサブバッテリーとして使うなら、ハイエースやキャンピングカー・キャンピングトレーラーでの使用がおすすめです。
仕様については以下の通りです。
電池の種類 | リン酸鉄リチウムイオン |
容量 | 2560Wh |
定格出力 | 200Ah |
充電電圧 | 10~14.6 V |
充放電サイクル | 4,000回以上 |
動作温度 | 放電:-20〜60℃ 充電:0〜50℃ |
防水性能 | IP65 |
最大継続充放電電流 | 100A(負荷パワー1280W可能) |
最大5秒放電電流 | 280A |
サポート
サポート | 日本語による、電話・メール(24時間以内に返信)でのカスタマーサポート |
製品保証 | バッテリー:購入日より5年、充電器:購入日より2年 |
返品保証 | 購入後6ヶ月以内 |
Ampere Time12V 200Ah LiFePO4:付属品
何せ、重要が22kg近くあるのでとうちゃんはギックリ腰に気をつけながら、キャンピングトレーラーに運びます。
そしてドデカいダンボールを開けていきます。
セット内容は以下の通りです。
- Ampere Time 12V 200Ah リチウムイオンバッテリー
- ボルト
- 絶縁プラグ
- 絶縁カバー
- 取扱説明書
- パンフレット
- 操作ガイド
使用可能な電気機器の稼働時間・回数
次にバッテリーのスペックを可視化していきましょう。
最大負荷はなんと1280W!これだけあればいろんな家電が使えますね。
そして容量200Ahを換算すると2560Whということになります。
これを各家電で計算すると次のようになります。
- 45Wのポータブル冷蔵庫が57時間
我が家のポータブル冷蔵庫なら2日以上使えます!
- 60Wの大型モニターなら42.6時間
ネットフリックスずーっと見ていられます!
- MacBook Pro 80W 32時間
社畜だったら寝ずに仕事し続けることができますw
- 200Wのコーヒーメーカーが12.8時間
何百杯のコーヒが飲めるんでしょ
- 1000Wの電子レンジが2.5時間
何十個のお弁当を温められるんでしょ
と言った感じで、2560Whもの容量があれば、我が家の2泊3日くらいの車中泊旅なら十二分に足りる容量です。
むしろこれくらい容量があるとすっごく安心できますね!
Ampere Time12V 200Ah LiFePO4:特徴
リン酸鉄リチウムイオンは安全性が高い
リン酸鉄リチウムは熱分解温度が高く、熱安定性や安全性が非常に優れています。
なので車内で使用しても安心ってところが1番のメリットだと思います。
つまり何が安心かと言うと、従来の鉛バッテリーは過充電や劣化等で硫化水素ガスが発生する可能性があって、車内でサブバッテリーとして使うのにはそれなりにリスクがあります。
実際、過去に鉛バッテリーから硫化水素ガスが漏れて死亡事故になったケースもあるので注意が必要です。
その点、リン酸鉄リチウムはガスを発生したりしないので安心です。
10年寿命で軽量
「Ampere Time12V 200Ah LiFePO4 」は、4,000回以上のサイクル寿命を実現していることが最大の魅力です。
通常の鉛バッテリーは、サイクル300〜500回程度しか使えないので圧倒的に長寿命ですね。
また、重さは鉛バッテリーの1/3と軽量である点もメリット。
高効率
Ampere Timeのバッテリーは使用率が95%に達しても、12.8V以上を維持してくれるそう。
つまり、バッテリーが空になるギリギリまで電圧をキープしてくれるということ。
鉛バッテリーだと50%くらいまで低下しちゃうので、この辺りも大きなメリットですね。
BMS内臓
「Ampere Time12V 200Ah LiFePO4 」には、BMS(バッテリーマネジメントシステム)という安全制御を行うシステムが付いています。
過充電・過放電・過電流等から保護してくれるので、バッテリー自体のメンテナンスも不要。(過充電保護装置の設置も不要)
自己放電率も1ヶ月で1%くらいと驚異的な低さなので、長期間放置しても安心なんですねー。
さらにBMS対応のバッテリーチェッカーアプリを使うことで、スマホでバッテリーの状態を管理できるのも魅力的ですね。
サポートが手厚い
Ampere Timeのアフターサービスの手厚さは、周りのバンライファーの中でも評価が高いポイントです。
実際にAmazonのレビューを見てみましょう。
- アフターサービスをしっかりしており、問い合わせ等のレスポンスが早い。作りもしっかりしてこれからも買い続けます。日本のメーカーでもここまでしてくれるメーカーはそんな無いと思います。
- 製品マニュアルもシッカリしたものです。不明な点はメールをしたら早い回答がありました。
- 電池切れになった時に過放電を起こした様子で、カスタマーに連絡をしました。
カスタマーの方が親切に直し方を教えて下さり、今も使える状態です。 - 購入前は外国製という事もあり不安な面もありましたが、購入後にサポートの電話があり質問等も答えて頂いて好感が持てました。
同じ製品を2つ同時に購入した事で、購入時に付与されてたサービスが一個分しか受けられてない旨を伝えた所、すぐさま対応をして頂きました。
引用:Amazon
やはり電気まわりのことなので、何かあったときにすぐにレスポンスしてくれる、手厚いサポートがあるということは、高いお金を出して買う商品である以上、大切なポイントですね。
11月24日(木)から11月29日(火)の間、1年で一番バッテリーの価格がお得になるキャンペーン実施中!ぜひ下記のAmpere Timeのストアをご覧ください。
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー 内蔵100A BMS
●10年寿命で4000以上のサイクル使用可能
●鉛酸バッテリーの重さのわずか1/3
●BMS(バッテリー管理システム)搭載
●最大4個直列と並列が可能
●5年保証書付き
※クーポンコード:hotori4(4%の割引)
[redshiny]Ampere Timeのストアで見る[/redshiny] ※該当商品品切れのため「12V 200Ah plus」にリンク
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キャンピングトレーラーへの取り付け
鉛のバッテリーを取り替え
元々トレーラーに積んでいた鉛のバッテリーを、「Ampere Time12V 200Ah LiFePO4 」に載せ換えます。
バッテリーを収納していたBOXに、新しいバッテリーは明らかに入りません(涙
インバーターやケーブルを外して、なんとか入るように工夫していきます。
リン酸鉄リチウムは氷点下での充電がNGなので、断熱材を下に敷きます。
無事、バッテリースペースに収まりました。
充電器も取り付けたので、これで満充電されたら完了です!
ちなみにバッテリーが収納されているのは、ベッドソファーのBOX下になります。
これで、車内の照明・水圧ポンプ・ボイラー・FFヒーター・ファン・冷蔵庫の電源を賄います!
なお、取り付けの様子は下記のYouTubeにアップしていますので、ぜひご覧ください。
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー 内蔵100A BMS
●10年寿命で4000以上のサイクル使用可能
●鉛酸バッテリーの重さのわずか1/3
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「Ampere Time 12V 200Ah」の良い点と課題
リチウムイオンバッテリー「Ampere Time 12V 200Ah」の良い点
1.長寿命で軽量
特徴でも書きましたが、やはり鉛のバッテリー寿命のおおよそ3年前後に比べると圧倒的な長寿命。
リチウムイオンバッテリーは他のバッテリーよりも高価になりますが、きちんと使用すれば長く使えるのでコスパは高いと思います。
また、バッテリーの入れ替えは知識が無いとハードルが高いので、頻繁に交換するに越したことはないですね。
軽量という点について、特にキャンピングトレーラーの場合、重さが走行性能に直接影響して来ます。
サブバッテリーが容量が高いのに軽量という点は、我が家にとってはポイントが高いです。
2.保証期間が長い
リチウムイオンバッテリーの保証期間3年というメーカーもあるなか、5年保証で何か問題があったときに新品と交換できるのは有り難いですね。
引き取られた不良バッテリーは技術チームによって検査とテストを行うそうで、日々改善していく企業姿勢は共感できます。
3.実際に使用しているユーザーも多い
我が家の周りでも、Ampere Timeのリチウムイオンバッテリーを利用しているバンライファーさんが多いです。
実際に、様々な環境で車中泊して電気機器を使った場合にどうなのか、Youtubeやブログ等で口コミ情報を得られると安心ですね。
リチウムイオンバッテリー「Ampere Time 12V 200Ah」の課題
1.電池残量が分かりにくい
どこまで電池容量を使ったかがちょっと分かりにくいので、専用アプリでバッテリー残量・電圧・放充電状態が確認できると分かりやすくて良いなーと思いました。
2.サイズが大きい
容量があるのでサイズの大きさは仕方ないのですが、この大きさになってくるとやはり載せられる車も限られてきますね…
キャンピングカーやキャンピングトレーラー。
バンコンでも、ある程度収納を潰す覚悟で載せる必要があるかなと思います。
結局、どういう車中泊旅をするのかによる
週末や短期間の車中泊旅しかしない場合や、家庭用エアコンや電子レンジなど消費電力の高い電子機器を使わないのであれば、ポータブル電源で事足りると思います。
また、RVパークや電源付きサイトなどをいつも利用する場合も外部電源が取れるので、サブバッテリーは必要ないかもしれません。
長期間車中泊をしたり、我が家のように外部電源サイトにない場所で車中泊旅をする機会が多い方などは、リチウムイオンのサブバッテリーがあると安心ですよね。
まだ、「Ampere Time12V 200Ah LiFePO4 」をフル活用した車中泊旅ができていないので、また改めて使用後のレビューを追記したいと思います!
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー 内蔵100A BMS
●10年寿命で4000以上のサイクル使用可能
●鉛酸バッテリーの重さのわずか1/3
●BMS(バッテリー管理システム)搭載
●最大4個直列と並列が可能
●5年保証書付き
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