車中泊にオススメの車種として人気のハイエース。
これから車中泊を始めたい方、ハイエースの購入を検討している方へ、車中泊歴20年のノウハウを凝縮した、我が家の「ハイエース車中泊仕様グッズ」をご紹介します。
ハイエースでどんな車中泊向けのカスタムができるのか、実体験に基づきまとめてみました。
目次
車中泊仕様ハイエースのご紹介動画
下記のyoutube動画でも「我が家の車中泊仕様ハイエース」についてのご紹介と、おすすめ車中泊グッズについてご紹介しています。
サクッとご覧になりたい方は、説明もわかりやすいと思うのでこちらをご覧ください。
我が家の車中泊仕様ハイエースとは
我が家の車中泊仕様ハイエースの車種はこちらです。
2015年製 ハイエース スーパーGL ワイドミドルルーフ4WD 2700ccガソリン
ホイルはクリムソンのバルベロホイール(16インチ)に、お洒落なホワイトレター付きのタイヤで、車高は1.5インチローダウンしています。
ルーフキャリアもこだわって付けていません。
なぜなら、ハイエースは「職人さんの車」「トランスポーター」というイメージが強いからです。
以前はエルグランドで車中泊してましたが、子供も大きくなり家族4人では手狭になったので、「ハイエースワイドミドルルーフ」に買い換えました。
荷室幅が1,705mmあり、家族4人が縦に並んで寝れます。
我が家はアウトドアスポーツを最大限楽しむための手段として、車中泊をしています。
なので、家族4人が快適に寝ることができる最小限の車中泊設備だけで良いと考えており、ベッドキット+αのカスタムに抑えています。
ハイエースミドルルーフの高さは2,105mmで、立体駐車場にもギリギリ入る高さです。
普段使いにもさほど不便にならず、かつ家族4人で1週間の長期車中泊トリップにも不便のない、最低限の車中泊設備を整えているところはポイントです。
我が家は、夏はサーフィンも兼ねてビーチで車中泊、冬はスキー場に前泊するために駐車場で車中泊することが多いので、ハイエースの四駆仕様は必須です。
なのですこぶる燃費が悪い….高速でリッター7km….(涙)
でも北は「北海道一周車中泊旅」から南は「九州一周車中泊旅」に連れて行ってくれた、我が家の大切な相棒です!
ハイエースで車中泊するためのお役立ちグッズ
お役立ちグッズ1.ベッドキット
我が家の車中泊において一番のマストアイテム、「ベッドキット」!
かつてはシートをフルフラットにして、キャンプ用マットを敷いたり、エアーベッドを置いたりしてましたが、やはり最終的に行き着いたところは「ベッドキット」です。
やはり車中泊で最高の寝心地を求めるなら、「ベッドキット」が一番オススメ。
我が家のハイエースのベッドキットは、「carvin」というメーカーのものを使っています。
「carvin」は1967年創業で社長がサーファーであり、ユーザー目線に立った使い勝手の良いベッドキットを作っています。
こちらのとっても良い点はベッド部分が8分割構造になっており、下記のように天板の部分を簡単に外すことができるので、荷物を積むのにも便利ですし、自転車も3台くらい乗せられます!
またこのベッドキットの優れているところは、両サイドのBOXの天板を外すと収納になっており、細々したグッズを入れるのにとーっても便利なんです。
ハイエースには色々ベッドキットの種類が出ていますが、この収納力は「carvin」ならではです。
我が家は、ここに折りたたみ式のテーブルを入れたり、ポータブルシャワーやサーフィンのワックス、ガスランタンなどなどを収納しています。
車中泊は出来るだけ寝るスペースを確保するために、収納力は大事です!
お役立ちグッズ2.ウィンドーバグネット
こちらは夏の車中泊に必須のグッズです。
夜寝るときはエンジンを切るため、暑さ対策として風通しの良さはマストになります!
我が家はこのように片方のスライドドアと、バックドアのところにウィンドーバグネットを付けており、ここを開けることで風が通るようにしています。
夏に締め切っていると暑くて眠れないので、ウィンドーバグネットがあれば蚊の対策もできますし、快適です。
私たちはビーチや河原だったり山の中だったり、人があまりいないところで車中泊しているので気になりませんが、ここまでドアを開けるのが防犯上心配な方は、ドアをロックしたまま、窓に取り付けられるウィンドーネットもあります。
下記のAizuというメーカーは窓の大きさに応じて車種別設計されており、RV車を中心に170車種以上に対応。
窓の部位も選んで購入できるので、欲しい箇所のウィンドーネットを取り付けれられます。
メーカー純正品並みに窓の大きさにフィットするのでオススメです!
ウィンドーバグネット セカンド2枚セット
●車種別に専用設計で窓にぴったりフィット
●脱着はネジや工具のいらないはめ込み方式で簡単に装着可能
●車内装着のため土埃や雨で汚れることはほとんどなし
●洗車機を使う際にも取り外す手間がなし [redshiny]楽天市場で見る[/redshiny][yellowshiny] Amazonで見る[/yellowshiny]
ウィンドーバグネット フロント2枚セット [redshiny]楽天市場で見る[/redshiny][yellowshiny] Amazonで見る[/yellowshiny]
お役立ちグッズ3.スライド式キッチン【DIY】
こちらはとうちゃんがDIYで作ったスライド式キッチンで、取っ手を引っ張り出して、使える簡易キッチンになります。
コールマンの2バーナーを台の上にセッティングすれば、自宅のキッチンと変わらない使い勝手…!?
よくこれでビーチで朝ごはんなどを作っています。
カウンターには3wayの引き出しがついていて、その奥にはキャンプでも使えるキッチン周りの収納BOXを置いています。
これで家族4人分の食器セットとか調理器具など、必要なものをすぐに取り出せるようになっています。
車内にキッチンスペースは作れなくても、外で調理可能な車中泊場所に泊まった時、さっとカウンターを引っ張り出して、すぐにお湯を沸かしてコーヒー淹れたり、パンを焼けたりするのは本当に便利です。
我が家の車中泊旅は、夜は訪れた先の地域ならではの食事を外食で済ませるようにし、朝や昼など時間のあるときはこのキッチンを使って調理しています。
お役立ちグッズ4.フリップアップテーブル【DIY】
こちらは標準で付いているしきり棒に、板と足を取り付けたテーブルになります。
使わない時は足を取り外して板の後ろに収納しておけば、邪魔になりません。
このテーブルすっごい便利で、車内で食事する時はもちろん、車でリモートワークする時も便利!
実は私たちはこうやって、海や山だったり、はたまた近所の河原に車で行って、こうやってお仕事することもあります。
「モバイルオフィスプロジェクト」と名付けて2019年から実践しているのですが、いつもと環境変えるだけで仕事も捗ったりしますよー!
お役立ちグッズ5.リアシートカバー背面のコンパネ
これはハイエースユーザーにとって、セカンドシートをベットにした時の重要点なポイント。
セカンドシートを倒すとベッドスペースが広がりますが、実はリアシートの背面は人が乗れる構造になっていません。
そこで、我が家はシートカバーの背面に9mmのコンパネを入れています。
こうすることで、セカンドシートを倒した上に寝転がっても安定することができるんです。
お役立ちグッズ6.シートクッション
ハイエースバンは商用車でもあるので、ミニバン等に比べると圧倒的に座りごごちが良くないです。
なので、こうしたシートクッションを敷くだけで、座り心地が改善します!
特に車中泊旅で長距離を運転する場合、ずーっと座っていると腰に負担が掛かってしまいます。
このシートクッションがあれば、背骨の収まりもよく腰痛が軽減されるというスグレモノ。
ちなみに我が家は、「ミッションプライズ」というメーカーの「リバースポルト ディーン」というシートクッションを使っていますよー。
●正しい姿勢と体圧分散で運転時の負担を軽減
●安定した座りを実現するために、面ではなく「3D」で支える
●頭の重みを支えるヘッドクッションがプラス
●7色のカラーからお好みに合わせて選べる [redshiny]楽天市場で見る[/redshiny][yellowshiny] Amazonで見る[/yellowshiny]
お役立ちグッズ7.シートカバー
こちらは”お役立ちグッズ”というよりは、”インテリアを充実させるグッズ”と言った方が良いかな?
ハイエースは純正インテリアだと、あまりにもシンプル過ぎ。。。
なので、シートカバーを付けている人も多いですが、黒のレザーシートだとちょっと個性が埋もれそう。
そこで目立つこと大好きな我が家のハイエースは、オレンジとアイボリーのツートンカラーのシートカバーを使っています。
この色の組み合わせ、他ではほぼ見たことがありません。
ちなみにリアシートも同じシートカバーで揃えています。
ツートンカラーのシートカバーはなかなか売っているところも少ないですが、下記のお店「テンネンパーマ ハイエース」と同じシートカバーを売ってます!
シートを部分的にカラーを変えて選ぶことができ、バイピングやステッチまで豊富なカラーから選べますよー。
お値段はそれなりにしますが、自分だけのこだわりのカスタムシートを作りたい方にはオススメです。
トリプルカラータイプ/ツートンWダイヤキルト+パンチングカスタムオーダーシートカバー 1台分
●シートカバー中央部分の生地は本革・スウェード・PVCから選べる
●最大3色のカバーを組み合わせることができ、個性あるシートカバーをカスタマイズ
●自動裁断機による正確な裁断・シートの立体感など高いレベルのパターン作成技術
●バイピングやステッチも17-18色のカラーから選べる [redshiny]楽天市場で見る[/redshiny]
ハイエースのメリット・デメリット
ここまでハイエースが車中泊としていかにおすすめの車種か、ご紹介してきました。
ただし、やはりメリット・デメリットがあります。
車中泊におすすめの車を探している方には、ハイエースのメリット・デメリットを理解した上で検討された方が良いかと思います。
実際にハイエースで車中泊をしてみて気付いた点なども含め、下記の記事に詳しく載せていますので合わせてぜひみて見てください。
「2.5 2018年〜現在 車中泊車種:TOYOTA ハイエース ワイドミッドルーフ」のところにメリット・デメリットを載せています。
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