コロナ禍で密を避けた旅ができると、注目の車中泊。
これから始めたいけど、何を準備してどんなグッズを揃えたら良いかわからない。
そんな初心者の方必見の、車中泊に必要な準備とグッズについてご紹介します!
目次
車中泊に必要な4つの準備
初心者の方が車中泊をするに際して、最低限準備していただきたいことがあります。
それは、寝る環境を用意すること、防犯対策を施すこと、車中泊場所の情報収集、ルールやマナーを知っておくことの4つです。
1.快適に眠れる環境を用意する
車中泊はなんと言っても、朝まで快適に眠れる環境を用意することが大事です。
初めての車中泊で、「首や腰が痛くて朝まで寝れなかった」「足が伸ばせなくて寝れなかった」などを最初に経験してしまうと、楽しくなくなってしまいますもんね…!
- 車内の寝る場所をできるだけフルフラットにする
- シートの上にエアマットや布団などを敷く
- 季節に応じた寝具を用意
- 駐車場所はできるだけ平らなところを選ぶ
車のシートを倒した時に隙間が空いてしまうようであれば、クッションやタオルなどで調整しましょう。
そして、シートの凹凸を感じさせない厚みのあるエアマットや布団を敷くと、快適度が一気にアップします!
また車は外気温の影響を受けますので、季節に応じた寝袋や布団を用意するのは必須。
初心者の方は、防寒着などで調整しやすい春や秋の季節が車中泊におすすめですが、夏や冬に車中泊する場合、暑さ対策や寒さ対策などそれなりの準備とグッズの用意が必要になってきます。
2.防犯対策を施す
車と言っても外で車中泊することになり、場所によっては色々な人の出入りがあるので、初心者問わず防犯対策は必ず行ってください。
特に夜は車内の電気がついていると、窓にスモークが貼られていても外からは意外と見えるもの。
フロントだけではなく車内の窓すべてにシェードを貼ったり、布やタオルを窓側にたらしたりして、プライバシーを確保しましょう。
寝る時は必ずドアロックをかける・貴重品を見えない場所におかないなどの防犯対策もしっかりと。
3.車中泊する場所を予め調べておく
車中泊の場所選びは、初心者の方にとっては最も大切なポイントです。
トイレなどの設備の充実度や、安全面などの環境も場所によって異なりますので、事前によく調べてから車中泊に出かけましょう。
- 車中泊場所のトイレや洗面の設備は充実しているか
- 車中泊禁止の場所でないかどうか
- 近くの日帰り温泉やコンビニはあるか
- 実際に車中泊した人の口コミはどうか
4.車中泊のルールやマナーを知っておく
車中泊がブームになるに連れて、道の駅などの利用者のマナーが問題になっています。
道の駅や公共の駐車場は、利用料を払って車中泊させてもらう場所ではなく、あくまでも誰もが利用する場所であることを認識していないといけません。
一般の利用者に迷惑を掛けないためにも、初心者の方は下記の車中泊マナーは守りましょう。
- 寝る時は必ずエンジンを止める
- 一つの場所に長期滞在や連泊はしない(道の駅や公共の駐車場の場合)
- トイレの洗面所等で洗濯をしない
- ゴミの処理はその場所のルールに従う
- テーブルや椅子を出しての食事やキャンプ行為はしない
- 音楽や話し声などの騒音に注意する
初めての車中泊に必要なグッズ7選
1.車中泊マット
最初に記載した通り、車中泊はぐっすり朝まで眠れるかどうかで、快適度が変わってきます。
そのためにも、車をフルフラットにした時のシートの凹凸を解消する、厚みのある車中泊マットは必須です。
エアベッドも良いですが、空気をいれる手間があるので、バルブを開けて広げておくだけで膨らみ、コンパクトに収納できるインフレーターマット(自動膨張式)がおすすめです!
●広げてバルブを開けるだけの自動膨張式
●まるで自宅のベッドのように眠れる厚み10cm
●膨らみが足りない時は収納ケースをポンプとして使える
●収納時は黄色の逆流弁を外側にし、空気の逆流を防いで畳める [redshiny]楽天市場で見る[/redshiny] [yellowshiny] Amazonで見る[/yellowshiny]
●大型の二重バルブで空気の出し入れも楽々
●厚み5cmながら高密度ウレタンフォーム入りでクッション性に優れる
●1年保証で不具合があれば無償で交換(楽天サイトのみ)
●インフレータブルピローのオプション付き [redshiny]楽天市場で見る[/redshiny] [yellowshiny] Amazonで見る[/yellowshiny]
●2つの特大バルブで自動膨張
●2枚以上連結可能
●ヴォクシー、セレナなど人気のワンボックスカーにぴったり2枚入るちょうどよいサイズ
●万が一の時も安心修理キット付 [redshiny]楽天市場で見る[/redshiny] [yellowshiny] Amazonで見る[/yellowshiny]
2.寝袋&枕
布団や毛布でも良いですが、やはり車に積む以上はコンパクトにしたいもの。
そこで、春〜秋までの3シーズン使える寝袋があると便利です。
これにブランケットも追加すると、肌寒い時には安心ですね。
あと実際に何度も車中泊して思うのが、枕は必須だということ。
これがあると首の快適さがすごく異なります。
今は、空気で膨らむエアー枕もありますのでこれでしたら、嵩張ることもありません。
●選んで楽しい全11色!
●汗をよく吸う肌触りの良い内生地を使用、ふかふかふわふわ
●夏は涼しく冬は暖かく、どのシーズンでも使える
●幅80cmのゆったり幅で膝を曲げたり寝返りも可能 [redshiny]楽天市場で見る[/redshiny][yellowshiny] Amazonで見る[/yellowshiny]
●新ナバホデザインのフリースシュラフ
●寒い時期の寝袋のインナーシュラフとしても使える
●ひざ掛けとしても使用でき、フリース製の収納袋は移動中のクッションとしても便利
●洗濯機でかんたん丸洗い [redshiny]楽天市場で見る[/redshiny][yellowshiny] Amazonで見る[/yellowshiny]
●肌触りの良いセーム生地で、ナイロンのカサカサした音がしない
●ウレタンチップ入りでふんわりやわらか
●頭部をしっかり支える45×32cmの大きめサイズ
●片手で持ち運べるコンパクトサイズ(収納時:約32×11cm) [redshiny]楽天市場で見る[/redshiny][yellowshiny] Amazonで見る[/yellowshiny]
ただし、冬の車中泊は保温効果の高い冬仕様の寝袋が必要になります。
3シーズンとは分けて、用意した方が良いでしょう。
3.ウィンドウシェード
防犯対策の観点から、ウィンドウシェードは窓全面分あると良いでしょう。
カーテンなどで目隠しすることもできますね。
ただ、窓にぴったり貼るタイプのウィンドウシェードなら、窓の断熱効果が高くなるので、夏の車中泊や冬の車中泊には役立ちます。
マルチシェード・シルバーフロント3枚セット
●車種別に専用設計で窓にぴったりフィット
●車外側は断熱性をもつ補強材入りアルミ蒸着シート使用
●社内側は断熱性能を高める、たっぷり厚みのある中綿を挟んでいる
●記事は「自動車難燃証明」取得済みの素材を使用 [redshiny]楽天市場で見る[/redshiny][yellowshiny] Amazonで見る[/yellowshiny]
下記のリア5枚セットを購入すれば、ハイエースの窓全てのマルチシェードが揃います。
一年中使えるので、我が家の車中泊はもうこれ無しでは考えられません。
マルチシェード・シルバー リア5枚セット
●車種別に専用設計で窓にぴったりフィット
●車外側は断熱性をもつ補強材入りアルミ蒸着シート使用
●社内側は断熱性能を高める、たっぷり厚みのある中綿を挟んでいる
●記事は「自動車難燃証明」取得済みの素材を使用 [redshiny]楽天市場で見る[/redshiny][yellowshiny] Amazonで見る[/yellowshiny]
4.バッテリー
車中泊旅では、とにかくスマホを使う機会が多いです。
マップで現在地から目的地までの所要時間を調べたり、飲食店や日帰り温泉の情報を調べたり、写真や動画を撮ったり…
また子連れでの車中泊の場合は、長時間のドライブで飽きないようにタブレットやゲームが活躍します。
必然的に充電が必要になりますが、そんな時シガーソケット型車載充電器があれば重宝します。
災害時で電気が止まってしまった場合にも活躍するので、持っていて損はないですね。
●自動車のバッテリーのDC12V直流電力をAC100V交流電力に変換して、定格消費電力300Wの電子機器に給電可能
●USBポート×2口で、スマホ、タブレット、電子書籍リーダー、ノートパソコンなどを同時に充電
●自社独自開発のスマートファン機能を搭載し、安全性を確保
●製品保証期間1年間、無料交換期間1週間で安心 [redshiny]楽天市場で見る[/redshiny][yellowshiny] Amazonで見る[/yellowshiny]
●最大出力6Aなのに重さは26グラムとコンパクト
●過充電保護・高温防止などの5つの保護機能を搭載の安全設計
●従来の充電器に比べて4梅の速さで充電可能な「Quick Charge3.0」を搭載
●タブレットの2台同時充電可能
●LEDのバックライトが店頭、夜間での視認性も高い [redshiny]楽天市場で見る[/redshiny][yellowshiny] Amazonで見る[/yellowshiny]
ポータブルバッテリーがあれば最強ですが、お値段もそれなりなので、何度か車中泊をして本当に必要だと思ったタイミングで揃えると良いです。
5.LEDライト
車の中で荷物を探したり、夜トイレにいく時にLEDライトがあると便利です。
我が家は、ランタン・ワークライト・ヘッドランプ・懐中電灯と4タイプのLEDライトを常に車に積んでおり、用途に合わせて使い分けています。
ワークライトはマグネットで固定できるので、車内灯のようにも使え、必要な時は外して持ち歩けるのが便利です。
ヘッドランプは、両手をフリーに使いたい料理の時などに活躍します。
これらも災害時に活躍するので、持っていると便利ですよ。
●LEDパネル採用で明るい
●遠くを照らすトーチと広く照らすパネルタイプの両方使える
●マグネット・スタンド・フックの3タイプで固定可能
●270ルーメンあるので明るさも十分 [redshiny]楽天市場で見る[/redshiny][yellowshiny] Amazonで見る[/yellowshiny]
●使う時は引き出すだけで自動点灯
●超高照度COB LED採用でコンパクトながら驚異の明るさ
●取っ手付きなので持ち運びに便利
●乾電池式で車中泊やアウトドアで活躍 [redshiny]楽天市場で見る[/redshiny][yellowshiny] Amazonで見る[/yellowshiny]
ヘッドライト ヘッドランプ
●照度は250ルーメン、照射距離は72mと高照度
●近接/遠距離モード、ディミング、ストロボ、赤色LED、ロックモード
●水深1.1mに30分耐えうる防水性で、悪天候の中でも長時間の使用が可能
●カラーバリエーション7色から選べる [redshiny]楽天市場で見る[/redshiny][yellowshiny] Amazonで見る[/yellowshiny]
6.クーラーBOX
夜のお酒や飲み物、朝ごはんの保冷などにクーラーBOXは必須です。
田舎の方へ車中泊旅に行くと、しばらくコンビニもない(特に北海道は要注意)ということもザラにありますので、いざという時の飲み物や食べ物を保存しておくためにもクーラーBOXはあると良いです。
あまり大きすぎても車内で場所をとりますので、15〜30Lくらいがベスト。
●保冷力2日容量約28Lのクーラー
●本体サイズ:約46×33×40(h)cm
●重量:約2.7kg
●カラー:レッドとオリーブあり [redshiny]楽天市場で見る[/redshiny][yellowshiny] Amazonで見る[/yellowshiny]
●氷点下パック使用でアイスクリームが約11時間保存可能
●ペットボトル500ml16本と氷点下パックが入る容量です
●表面は太陽光を反射するメタルシルバーカラー
●使わない時はジッパーを閉じてコンパクトに収納可能 [redshiny]楽天市場で見る[/redshiny][yellowshiny] Amazonで見る[/yellowshiny]
7.バーナー
朝暖かい珈琲屋スープを飲むのにお湯を沸かしたり、昼間カップラーメンを食べるのにお湯を沸かしたりと、車内でちょっとした調理ができると楽しいですね。
そんな時は、コンパクトに収納でき、すぐに必要な時に使えるカセットコンロが便利です。
カセットコンロ カセットフー達人スリムIII ゴールド
●うす型!ごとく高さ74mm
●スタイリッシュでコンパクトなデザイン
●回しやすい点火つまみ
●お手入れ簡単な天板と鍋を置いたときの安定感
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車内で直火を使う際は、必ず窓を開けて換気を行ってください。
一酸化炭素中毒になる可能性があります。
また、道の駅など直火の使用が禁止されている所では、使用しないでください。
初心者の方に知って頂きたい、車中泊旅のメリット
これから車中泊旅を始めたいと思っている方はすでにご存知かもしれませんが、なぜ車中泊をおすすめしたいのか。
車中泊旅は何かと不便に思われがちですが、実はすごく沢山のメリットがあるんです。
- 時間や場所に囚われない、自由度の高い旅ができる
- 宿泊コストが抑えられるから、その分他に費用を回せる
- 旅の前日に出発して、渋滞を避けて目的地に前乗りできる
- 最高のロケーションで朝を迎えられる
- 車中泊旅はちょっとした冒険、家族の絆が強まる
公共交通機関で旅をしたり、宿など宿泊場所が決まっているとこの時間までにこの場所にいかないといけない、という制約がどうしても出てきてしまいますよね…
その点、車で移動して車で泊まるなら、天候や混雑状況によってルートを変更したり、プランによって目的地を変更したりなど柔軟な旅のスタイルが可能です。
あと、車に泊まることでコストが抑えられて、その分地元の美味しいグルメを食べたりと、違うところにお金を落とせるメリットもありますね。
連休前やお盆休みなどの長期休暇前は、とにかく高速道路の渋滞が必須。
そんな時は、車中泊前提で前日の夕方〜夜に出発できれば、朝の混雑を避けて早めに目的地に到着できます。
オーシャンビューの場所に宿を取るのは大変ですが、車だったら自由に場所を選べる。
この綺麗な海の景色を見ながら二度寝をする、なんて贅沢もできるのです。
あと車中泊旅は自分たちで寝床を用意したり、時には食事の用意をしたりと、家族で協力しないといけない場面が結構あります。
初めて通る道や景色、時間内に目的地につかずに急遽車中泊場所を探したりなど、まるで冒険のよう。
こういったシーンで、予想し得ない事態にどう対処するか考えることで、家族としての絆も深まるのが車中泊旅なのです。
今年は車中泊デビューしよう!
車中泊旅は、宿泊費が浮いたり、時間の制限がない自由度ができるというメリットがあります。
ご紹介しました、車中泊に必要な準備と最低限必要なグッズを用意することで、初心者の方でも安心して車中泊を楽しめますよ。
まずは近場の車中泊スポットを利用して、チャレンジしてみるという手もありますね。
車中泊は全てが用意された旅と違って不便な点も多いですが、思いもよらない素敵な景色に出会ったり、車ではないといけない場所に巡り合えるのも確かです。
ぜひ、今年は車中泊デビューをして新しい旅のスタイルを楽しんでください!