長引くコロナの影響で、観光地の現状や感染防止対策への取り組みはどのようになっているのか!?
最新の現状を、今回夏休みの車中泊旅で目にしてきましたので、今後旅行を考えている方へも参考になれば幸いです。
目次
コロナ渦での観光地の現状や感染対策は..!?
2020年の夏休みはコロナの影響もあって、旅行の延期や中止をされた方も多いかもしれません。
私たちはいつも長期休みに家族で車中泊旅に出かけていますが、今回もどうするか悩みました….
ですが、調べていくうちに観光地では受け入れる体制ができていることを知りました。
そして何よりも困っている観光地に少しでもお金を落としたいという思いから、車中泊で出来るだけ「3密」を避けて旅行に行くことにしました。
実際に観光地を訪れてみて、どの地域に行っても下記の場所すべてにおいて、消毒液の設置・換気・マスク着用の注意書き・密にならない工夫などがされていました。
- 高速道路のサービスエリア
- 道の駅
- 観光スポット
- 博物館
- 日帰り温泉
- 飲食店
- お土産店
入り口に消毒液が置いてない場所は一つもありませんでした。
とある日帰り温泉では、受付時に検温・消毒液での手指の消毒・何かあった時のために住所や名前等の記載をお願いしていました。(最初は県外在住者は入れないのかと思いましたが、聞いてみたらそんなことはありませんでした)
脱衣所でも、ロッカーは一つずつ間隔を開けて利用できるようになっており、自分が使う前と使ったあとは、消毒スプレーと雑巾で拭き取れるようになっていました。
かなりの徹底ぶりです。
宿泊施設では、そもそも日帰り温泉自体を中止しているところもありましたね。
また、今回は福井県の恐竜博物館へ行ったのですが、ここは入館する場合は事前に予約するシステムになっていました。
午前の部・午後の部で人数制限を設けており、予約でその上限人数に達すると締め切る仕組みです。
入り口では予約受付表の確認・検温・マスクの確認・消毒液での消毒を徹底されていました。
博物館の中には恐竜アニメの映画館があるのですが、ここも一席づつ空けて利用できるようになっていましたよ。
車中泊旅で訪れた観光地はどこも空いていた
実際に車中泊旅で訪れた感想として、観光地はどこも感染対策をしっかりと行い、観光客を受け入れる体制はできていました。
でもやはり、観光地はどこもガラガラで空いてましたね….
通常のお盆時期でも確実に混雑する高速道路も、ご覧の通り車が少なかったです。
これだけコロナ感染者数に関する報道が出ている中で、旅行をするという決断はなかなか難しいのかもしれません。
しかし、このままでは観光業が確実に破綻してしまうのではないか..という危機感すら感じました。
それだけ観光地で働く方は困っており、出来るだけ安心して訪れてもらえるように感染防止対策をしっかりしているのが伺えました。
実際に私たちが訪れた旅先のどこででも、皆さん快く迎えていただき、もちろん他県ナンバー狩りなどもありませんでした。
車中泊旅行で気をつけるべきこと
できるだけ人の少ない場所を選ぶ
今回の夏休みの車中泊旅では、恐竜博物館や白川郷などメジャーな観光施設も訪れていますが、出来るだけ人混みをさけた場所を選ぶのも良いと思います。
例えば白川郷では合掌造りの建物に入らずに、車が通行して良い時間(夕方16時以降)に行き、車の中から建物の外観を楽しんだり、展望台から白川郷の全景を楽しむなどして、「3密」を避けるように意識しました。
また、今回は主に日本海や紀伊半島のビーチなど、海を中心に巡る車中泊旅をしました。(本当はサーフィンしたかったから…)
こんな綺麗なビーチも私たち家族でほぼ貸切で、絶景をみながらランチを食べることもできます。
これだけでも十分観光気分に浸ってリフレッシュすることができますよね。
車中泊旅でも自身の感染対策はしっかりと
かと言って、感染症対策は観光地に任せておけば良いのではなく、訪れる私たち自己責任で行動する必要があります。
そのために、車に消毒液・予備のマスク・ウェットティッシュ・替えのタオルやハンカチ・ハンドソープを常備しておくなどして、常に対策を怠らないようにできると良いですね。
また、今回の旅行では体温計を持ち歩き、朝は家族全員体温を測って記録しておくようにしました。
観光地にお金を落とすことは必要
繰り返すようですが、今回車中泊旅をして思ったのは、どこも感染対策をしっかり行い、観光客を迎え入れる準備ができています。
そうした状況を踏まえながら、下記のような工夫で人との接触を出来るだけ避けて旅をすることもできますね。
- 出来るだけ人の密集しない穴場スポットを選んで観光する
- 入場制限など、感染対策をしっかり行っているところに足を運ぶ
- 公共交通機関を出来るだけ使わないで、旅をする
- 混雑前に観光を楽しめるように、朝早い行動をする
- 外食などもピークの時間を避けて利用する
そして何よりも、今観光地にお金を落とさないといけない”危機的な状況”だということを、現地に足を運んでみて実感しました。
(コロナの影響で閉店してしまったと思われる、施設やお店をたくさん見かけました)
賛否両論ありますが、考え方や行動次第で感染対策を行いながら、微力ながらでも観光業界に私たちが貢献できることはまだまだあるな、と思いました。
これからも長い付き合いになりそうなコロナとの共存。
今までの考えに囚われず、「with コロナ時代」の新しい旅ができればベストだと思います!