車中泊はカーテンとシェードどちらがいい!?メリットデメリットを解説

車中泊はカーテンとシェードどちらがいい!?メリットデメリットを解説

車中泊の際に、外からの光を遮断したりプライバシーの面からも必需品のカーテン。

カーテンとサンシェードがありますが、どう違うのか。

どちらを選んだら良いのか。

それぞれのメリット・デメリットを、実際の車中泊の経験を踏まえてご紹介します。

そもそも車中泊にカーテンやシェードは必要?

そもそも車中泊にカーテンやシェードは必要?

防犯対策・プライバシー

窓にスモークが貼られていても、暗くなると外からは結構車内の様子が見えます。

なので、車内の様子が見えないように窓全面にカーテンやシェードを貼って防犯対策した方が良いです。

また女性の場合は車内で着替えることもあるかと思うので、カーテンがあった方が安心ですね。

快適な車中泊のために

車中泊している際に近くに車が来た時など、ヘッドライトが結構気になる場合があります。

また朝の太陽の光が車の窓全面から入ってくると、すぐ目が覚めてしまいます。

車中泊はなんと言っても快適な睡眠が最優先。

外からの光を遮断して朝っまでぐっすり眠って疲れを取るためにも、カーテンやシェードは必需品です。

暑さ・寒さ対策

車中泊時はエンジンを止めるのがマナーなので、どうしてもキャンプ同様に外気温の影響を受けやすくなります。

車は特に窓の面積がすごく大きいので、車内の窓全てに断熱を施すだけで、車内の温度上昇や低下を防ぐことができます。

夏の場合は車内が暑くなる日差しや窓からの熱気を防ぐ。

冬の場合は、冷たい外気の温度を遮断する。

そのために、車中泊用カーテンやシェードは必需品になります。

車中泊カーテンのメリット

カーテンのメリット・デメリット

カーテンは開け閉めが楽

車中泊は車中泊場所についてから、寝床の準備をしたり、荷物を移動して寝るスペースを整えたり、寝るためのセッティングをするのにそこそこ時間がかかります。

特にミニバンやハイエースなど、窓の数が多ければ多いほど大変になります。

そんな時、カーテンをさっと閉めてすぐに寝る準備に入れるのはかなーり楽。

朝起きた時も、自宅と同じようにカーテンを開ければ外の光が入ってくる、というのは一番のメリットじゃないかなーと思います。

窓を開けて換気しやすい

夏場の車中泊だと車内の風の通りをよくして、体感温度を下げるのが暑さ対策ではマストです。

シェードだと窓自体に取り付けているので、そのまま窓を開けるということができません。

その点、カーテンは閉めて目隠しできている状態で窓を開けることも可能。

自分好みにカスタマイズできる

車中泊カーテンは自分好みにカスタマイズできる

車内をDIYして、自分好みにカスタマイズする人が増えています。

カーテンだと車内の雰囲気に合わせて選べるし、布から選んで自作することもできますね。

自分の趣味に合わせたカーテンを取り付けることで、インテリアの一部としても楽しめます。

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車中泊カーテンのデメリット

車中泊カーテンのデメリット

レールなどの取り付け必要

カーテンを装着するにはまずレールの取り付けが必要です。

取り付けのために場合によっては車体にビスを打ったり、ビスを打たないで済むような工夫を考えたりと、そこそこ手間がかかります。

断熱性の面では弱い

カーテンは窓にぴったり貼り付けるというわけではないので、どうしても左右や下に隙間が空いてしまいます。

カーテンやシェードが必要な理由として、「暑さ・寒さ対策」を挙げましたが、隙間があるとそこから外の冷気や熱気が伝わってきます。

カーテンの布の暑さや質にもよりますが、薄いものだとシェードに比べると圧倒的に断熱の面では弱いかなと思います。

シェードのメリット

シェードのメリット

車の窓サイズにぴったり合う

車種別に設計されたシェードなら、メーカー純正品並に窓にぴったりフィットします。

フロントの窓からサイドの窓まで、すべてぴったりサイズが合うので隙間なく取り付けることが可能です。

断熱性が高い

シェードの一番のメリットは何と言っても「断熱性の高さ」だと思います!

シェードの中に断熱性を高める中綿を挟んでいるタイプのものもあり、真夏の炎天下で最大10℃以上車内温度を緩和してくれるそうです。(メーカー公表)

実際に私たちもこのタイプのシェードを使っていますが、エンジンを切った後も夏はエアコンで冷えた車内の温度を保ち、冬は暖房で温まった車内の温度をキープしてくれます。

必要な時に取り付けるだけ

シェード:必要な時に取り付けるだけ

夜寝るときにだけ、必要な場所に取り付けできればOKなので、楽です。

走行中はもちろん外すので、視界の邪魔になりません。

ただし我が家は、ハイエースの一番後ろの両サイドの窓のみ終始付けっぱなしにしています。

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シェードのデメリット

毎回車中泊前に装着する必要あり

毎回車中泊前に装着する必要あり

カーテンは寝る前にサッと引けば良いですが、シェードは毎回取り付けをする必要があります。

確かに窓の多い車の場合、一人で装着だと結構めんどいです。

我が家は車中泊場所についたら、まず家族全員でシェードを取り付けるという準備のルーティーンが出来上がっているので、かなり慣れました。

外している時の収納場所が必要

外している時の収納場所が必要

すべての窓のシェードをコンパクトに丸めても、そこそこの大きさになります。

これを収納する場所が必要になってくるのは確か。

ある程度、荷物スペースに余裕のある車の方が良いですね〜

カーテンとシェードどっちがいい?

車中泊カーテンとシェードの、それぞれのメリットとデメリットを紹介してきましたが、ではどちらがおすすめなのでしょう。

今までの車中泊の経験からお伝えすると…

車中泊する季節や場所によって選ぶ

スキー車中泊のコツ2:寒さ対策

2018年12月 函館 道の駅なないろななえ

暑さ・寒さ対策の一つとして、窓の断熱方法として車中泊カーテンやシェードが必要なこと。

そして車中泊カーテンに比べて、シェードの方が断熱性が高いことをお伝えしました。

なので、どの季節にどう言った場所で車中泊をするのかに合わせて、選ぶのが良いと思います。

 

気温的にも過ごしやすい春・秋に車中泊をし、夏でも標高の高い涼しいところで車中泊される方にはカーテン。

季節関係なく、我が家のように真夏のビーチや冬の雪国でも車中泊をする方にはシェードがおすすめです!

車内のインテリアにこだわるかどうか

車内のインテリアにこだわるかどうか

写真を見てお気づきのように、シェードはどうしても無機質になっちゃうんですよね…

その点、カーテンなら車内のインテリアに合わせて自由に変えられるので、そこのこだわりが強い方はカーテンの方が自分好みの空間に変えられます。

シェードとカーテン代わりに布を併用

シェードとカーテン代わりに布を併用

状況に応じて、シェードとカーテンを併用するという手もあります。

夏の暑い季節の場合は、スライドドアとバックドアを少し開けて風の通りをよくしたい。

我が家の場合は、バグネット(網戸)を装着したドアに外からの視界を防ぐために、上から半分くらいの高さまでカーテンがわりの布を下げてます。

れ以外の窓はシェードを取り付けているので断熱性にも優れ、車中泊カーテンのメリットも併用した形。

最初から良いものをすべて揃えなくても、車中泊される場所や季節に応じて、どれが良いかまずは体験するのが一番かもしれませんね…!

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ABOUTこの記事をかいた人

「とうちゃんはテンネンパーマ」のかあちゃんの方です。車中泊旅では万年助手席、地図のナビや飲食店・お風呂の検索&情報収集、写真撮影担当。本業は広告&Webのディレクターやってます。 Youtubeチャンネル「とうちゃんはテンネンパーマ」で子連れ車中泊旅の動画を配信しています。車中泊の便利グッズや車内DIYなどの動画もアップしています。ぜひチャンネル登録お願いします! https://www.youtube.com/user/masatoikebe