昨今の子供の習い事市場がかなり加熱してますね….😓
子供の友達でも平日は毎日、バレエに公文にとスケジュールびっしりの子供も‼
周りがどんどん習い事を始めると「うちの子もそろそろやらないとかな…💦」と焦る気持ちは分かります。
が、それは「親が子供のため」と思っていても教育虐待になり兼ねない。。。
誰かに子供の教育を依存する前に、自分達でできることは沢山あります。
家族で一緒に過ごす時間を沢山持ちながらも、大切なことを経験させる場所は習い事以外にも沢山あります。
子育ての時間はあっという間に過ぎてしまうもの💦
家族での貴重な時間を割いてまで、子供の習い事が本当に必要なのかどうか。
考えていきたいと思います。
目次
今の子供の習い事&塾通い事情
今は子供の教育に熱心な親が多く、
保育園や幼稚園の頃から習いごとをしていたり、
公文などの塾に行っていたりする子って周りで多く無いですか….!?
「小さいうちは習い事より、友達と遊んだり、自然に触れたりしながら
今しかできないたくさんのことを吸収してほしい」
と思っていても、
「◯◯くん、公文行ってるんだってー」
「◯◯ちゃん、ピアノ習ってるんだって」
と周りの子が塾や習い事に行っていることを聞くと、
うちもそろそろ始めた方がいいのかな…!?
早くから始めないと友達と差がついてしまうかも….
と周りと比べて悩んでしまうことってありますよね😅
実際に子供たちは、何歳から習い事を初めて、いくつ習い事を掛け持ちし、
ミキハウス子育て総研が2018年10月に調査した
「通わせてますか?習い事」(Weekly ゴーゴーリサーチ 第853回分析結果)
をもとに、ご紹介します!
お子さまの年齢を教えてください
今回のアンケートの対象となるお子さんの年齢です。7際以上が約4割を占めています。
現在、お子様はいくつ習い事に通っていますか?
全体の51.8%と習い事に通っている子供は半数以上でした。
3つから4つの習い事を掛け持ちしているお子さんも約10%いますね。
お子さまが初めて習い事を始めたのは何歳の時ですか?
このデータを見ると、結構小さい頃から習いごとに通ってますね!
0歳から通っている子もこれだけいて、正直びっくりしました。
年々、習い事に通うお子さんは低年齢化しているのかもしれません。
現在、習い事に通わせている方にお伺いします。お子さまが通っている習い事は?(複数可)
スイミングが圧倒的な人気ですねー!
確かにうちの小学校でも通っているお子さんは多いです。
英語・英会話が多いのもご時世な気がします。
学習塾系も多いですね、中学受験を見越してのことなのでしょうか。
実際にこうしてデータを見てみても、保育園や幼稚園から習い事や塾に通っている
実情がわかり、やはり先行き不透明なこれからの社会で生き抜くために、
親御さんの教育に対する熱心さが伝わってきます。
子供の熱心な習い事が教育虐待に….!?
習い事の掛け持ちでスケジュールびっしりは要注意
「虐待」というワードでドキッとしちゃいますよね😱
この「教育虐待」という耳慣れない言葉、聞いたことありますか?
教育虐待とは、「教育熱心すぎる親が、過度な期待を子供に背負わせてしまい、
思う通りの結果が出ないと厳しく叱責してしまうこと」
だそうです。
うーーむ。
結構自分にも当てはまる気がするし、これって紙一重でそうなる可能性もあるし、
ならない可能性もあるかもしれません….💦
今は先が見えない時代だからこそ、将来に備えて塾や習い事など
色々させている方も多いと思います。
でも、もしかしたらそれが知らない間に「教育虐待」になってしまっている
可能性も否定できないのです….
(子供本人が希望してその習い事を意欲的にやっている場合は異なります)
上記のデータを見ると、習い事を3つや4つも掛け持ちしている
お子さんもいますが、そうなると当然、学校から帰ってきてからの
スケジュールが毎日びっしりになってしまいます。
そのような親が、子供をスケジュール漬けにしていることが、
現在の教育虐待と言えるそうです。
この場合、親は「子供のため」だと思っておるし、
子供は「親のだめ」だと思っているし、
親も子供も自覚がないまま…ということになりますね。
本来ならば、子供も学校から帰ってきたら友達と遊びに行きたいし、
お母さんと学校であったことをゆっくり話したいと思います。
でもすべてスケジュールがぎっしりだと、今日はこれ、明日はあれ、
と常に指示を出されている状態になってしまいますよね。
そうなると、
「今日は時間があるから、友達を誘って遊びに行こう」とか、
「今日はあの本を読んでみよう」
と言った自主的に考える時間がなくなってしまうのです….
習い事の前に子供の好きなことを見つけて伸ばす
高学年になったら必然的に家族で過ごす時間は減る
我が家は共働きなので、平日は学校の後に習い事へ通わせる時間がありません。
かと言って、週末は習い事ではなく、出来るだけ家族と一緒に過ごしたり
友達と自由に遊ぶ時間を作ってあげたい。
黙っていても、小学校高学年や中学生になったら部活で忙しくなるし、
家族で過ごすよりも友達を遊ぶ時間を選びます。
そんな風に、今よりも一緒に過ごす時間が絶対的に少なくなって行きます….😢
小さいうちは家族で一緒に色んな体験をして楽しむ
なので、小さいうちは出来るだけ色んなところへ一緒に行き、色んな体験をし、
色んな友達と交わらせてあげたい。
自分はどんなことに興味があるのか、どんなことが好きなのかということが
見つかるのではないかと思っています。
子供が小さいうちは、一人で出かけたり、ここが面白そうだから行ってみよう
という判断がまだできません。
そこには必然的に親の手助けが必要になります。
私独自の考えですが、そこは習い事などで教えてもらうのを他人に任せるのではなく、
親も一緒に体験して楽しむという姿勢が大事ではないかと思うのです。
親が率先して楽しんでいることで、子供も
「楽しそう!自分もやってみたい!!」
という気持ちが湧いてくる。
それで体験することで初めて、自分がそれが好きかどうかがわかるようになる。
我が家が家族全員でキャンプをしたり、スキーを一緒に滑ったり、
一緒に海に入ってサーフィンしたりするのにはそういった理由があります。
お母さんだや下の子だけ家でお留守番しているとか、車で待っているとか、
そういったことは絶対にしません。
家族全員で一緒に楽しむことが基本です😊
そうやって親がサポートしながら子供に色々な体験をさせてあげて、
子供が興味を持ったもの・好きなこと・得意なことが見えてきたら
どんどん伸ばしてあげましょう。
それを見つけてから、習い事を始めても遅くはないと思います。
子供の習い事は本当に必要!?大事なことを学べる場所は沢山ある
人は「楽しい」と感じる時に脳が活性化する
今は、早いうちから幼児教育や習い事を促す広告や記事もあったりして、
周囲でも小さいうちから習い事を始める子が増えてくると、
焦ってしまいがちですよね。
でも早く習ったからと言って、スキルが身に付くとは限らず、
もしかしたら親自身の不安を解消するためかもしれません….
自然の中で思い切り遊ぶことで、何もないところからどうやって
楽しもうかという発想力が生まれたり、友達と一緒に遊ぶことで
人との関わり方を学んだり、習い事以外にも学べるシーンは沢山あります。
何よりも、大好きな家族と一緒に過ごせて、自分が好きな事を
見つけられる方が幸せだと思うのです。
大人だって同じですよね。
人は楽しいと感じる時に脳が活性化するそうなので、
そういう時こそ記憶力や創造力が伸びるチャンスです✨
ぜひお子さんが小さいうちは、家族で一緒に色々な体験をして、
子供の好奇心を伸ばしてあげましょう。