先日、こちらのブログで発表した家族での二拠点生活。
しかも移住ではなく、冬期間限定での豪雪地、新潟県湯沢町での暮らし。
なぜそれを始めようと思ったのか、書きたいと思います。
目次
1.子供達に雪やスキーのある生活をさせたい
私たちがスキー&スノーボードをライフワークのように昔からやっているということもあって、子供は赤ちゃんの頃からスキー場に連れて行き、雪遊びをさせてきました。
やがて、大きくなるにつれて一緒に滑るようになり、年末年始の長期休暇は車中泊でスキートリップ。
昨年は山スキーヤー&スノーボーダーの聖地である北海道の旭岳スキー場で滑ってきました。
(もちろんバックカントリーではありません😅)
そして、非圧雪エリアのツリーランも一緒に滑れるように….❣
何よりも今、子供達が一番夢中なのがスキー✨
でも千葉に住んでいるとどうしてもシーズンに行ける回数が限られてしまいます。
一番本人たちが乗り気でしかも体力的にも伸び盛りの今、夢中になれることを思う存分やれる環境を与えたい。
(もちろん、私たちも滑りたいというのが本音ですが…😝)
豪雪地帯に住む以上は週末だけではなく、小学校から帰ってきたら、家で着替えてスキーを担いで放課後そのまま滑りに行く、というのももちろん実現したいと思っています。
そういった環境を与えられる住まい探しを今しています。(住まい探しの詳細はこちらの記事をどうぞ🎶)
こんだけ毎日スキーをやったらこの子達はどう成長するのか…..!
それも大いに楽しみです‼
2.首都圏と地方の全く異なる環境で「ハイブリッド子育て」に挑戦したい
1年のうち、それぞれ全く異なる環境で子育てをしたらどうなるのか。
キッカケはそんな実験的な試みをしてみたくなったからでもあります✨
元々、子育ては各家庭それぞれ方針が異なり、これと言った正解の無いもの。
ただ、将来はいい大学入って大企業に入れば将来も安泰、といった図式はもはや崩れ去り、今ある職業の半分はAIに取って代わられるとされている。
コンピューターによって自動化される職業が増えて、人間は機械ではできないよりクリエイティブな能力を身につけないといけない。
そしてどんどん外国からの人材が入ってきて、ますますグローバルな社会になる。
そんな全く予測できない未来を生き抜くためには、どういった子育てをしたら良いのか。
私たちが考えるのは、どんな環境でもそれに順応することができ、その中で自分の頭で考えて自ら行動できるような子に育てたいこと。
そして、人とは違う子育てをすること。
これが正しいかどうかはわかりませんが、全く違う環境に身を置くことで、付き合う人も目や耳に入ってくる情報も変化し、従来の価値観とはまた異なる考え方ができるのでは無いかと思っています。
そもそも都会と田舎では時間の流れ方も違うし、一日の過ごし方も変わってくる。
しかも、厳冬期の湯沢は見渡す限り真っ白な銀世界。
小学校へ通うのも上下スキーウェアーで通うことになります。
私が小学生の頃は、普通に3mの積雪があるようなところ(新潟県長岡市)でした。
深々と雪が降る中、積もった新雪の中をズボズボと潜りながら歩いて、時には友達と雪玉を投げ合ったり、つららを取ったりしながら、いつも通学にかかる時間の倍以上の時間をかけて、学校に通ったのはとっても楽しい思い出です。
それを雪の無い場所で暮らす子供に想像してみてと言っても、到底イメージできないです😅
それだけでもだいぶ環境が異なりますよね。
そして学校へ行ったら、普通に玄関脇にスキー置き場があって、アルペンやクロカンの授業がある。
湯沢で育った子供であれば当たり前の風景も、千葉で育ったうちの子から見たら、もう外国くらいの新鮮な景色です。
そんな環境で過ごして刺激を受けないわけがない。
従来の価値観に捉われず、環境によって色々な過ごし方や生活や考え方があるんだということを、少しでも感じ取ってくれればと思います。
3.新たな繋がりを作る
今、私たちが持っている人との繋がりは、近所や学校を通じての繋がり・仕事上の繋がり・趣味の繋がり・昔からの友達としても繋がりなど色々あります。
そこに、二拠点生活による繋がりを作りたい。
週末だけ田舎暮らしの二拠点生活だと、付き合う人の範囲も限られてしまうかもしれませんが、子供達が公に学校へ通うことで学校を通じての繋がりができます。
既に、今回の実現へ向けての動きで、湯沢町の移住課の方・教育委員会の方・学校の先生と繋がりを作ることができました。
もしかしたら、湯沢町へスキーをしにくる外国人との接点もできるかもしれない。
新たな人の繋がりは新しい流れを生みます。
それも楽しみの一つです。
4.働き方改革
政府の重要な政策の一つとして位置付けられている「働き方改革」。
一番身近な所でいうと、長時間労働の是正で残業を減らすということではないでしょうか。
「ワーク・ライフ・バランス」でプライベートの時間を充実させて、豊かな人生を送るという。
あとはリモートワーク(従業員が出社せず自宅や会社以外の自由な場所で仕事をする働き方のこと)や副業を認める企業も出てきていますよね。
私たちはそれらをぜーんぶ飛び越えて、もっと大胆な働き方改革をしようと思っています。
自分たちで起業しているからこそできるものですが、働く場所も働く時間も全て自分たちでコントロールして、好きなこともいっそ仕事にしてしまおうと。
多様なライフスタイル・ワークスタイルが今注目を浴びている中、小さな子供がいる「家族」がそれを実行しているケースは少ないと思います。
そこで、子供達の通う「小学校」も二拠点通学を公式に実現することで、同じように家族で二拠点生活やもっと多様なライフスタイルを目指す次世代の人たちの「パイオニア」となって情報発信をできればと考えています。
やっぱり一度きりの人生なので、やりたいことをやるのが一番❣
最後に最近読んだ記事の中で自分に一番刺さったこちらを紹介します。