新潟県中魚沼郡津南町にある「グリーンピア津南スキー場」。
例年積雪が2-3メートルある豪雪地帯で有名な場所で、雪質も抜群なスキー場。
このスキー場の駐車場で車中泊をしてきましたので、トイレや洗面などの設備・車中飯など、スキー車中泊の様子をブログでご紹介します!
目次
グリーンピア津南スキー場での車中泊レポート
グリーンピア津南スキー場の場所
グリーンピア津南スキー場は、関越高速道路の「塩沢石打インター」から車で40分のところにあります。
場所としては、ちょうど「かぐらスキー場」の裏の方にあるスキー場です。
スキー場までの道路状況
私たちは松之山温泉スキー場で滑った後に、グリーンピア津南スキー場へ移動しました。
県道358号を経由して行きましたが、途中の道路状況は上の写真の通りです。
車の背の高さほどの雪壁が続き、2台の車が交差するのがギリギリの横幅のところもあります。
この時は降雪がなかったので道路がドライですが、降雪のある日は道路が真っ白になり、夜は滑りやすくなります。
ちなみに関越方面から来たときに、国道353号を通ってくると清津峡の手前あたりに「十二峠」という峠道があります。
ここは急カーブが続く坂道で、滑りやすい上に雪崩の起きやすい場所でもあります。
十分注意して運転しましょう。
津南スキー場車中泊 駐車場の状況
スキー場に到着した時間は18時ごろ。
泊まっている車はすべて、グリーンピア津南の宿泊客のようで、車中泊の車は一台もありませんでした。
駐車場はフラットなのでどこに停めても快適に眠れます。
私たちはスキー場にもホテルにも近い、駐車場の端で車中泊しました。
トイレ、洗面などの設備
駐車場内にトイレはなかったので、グリーンピア津南のホテルのトイレを使わせてもらいました。
夜、トイレと歯磨きをしに行った時は22時前だったので、比較的遅くまで入り口は空いていると思います。(夜中は行っていないので、空いているかどうか確認できていません)
フロントの方に一声かけて、1階のトイレへ。
写真はありませんが、洗面台が3つあり、お湯も出るしハンドソープなども常備してありました。
朝は7時くらいにはホテルの入り口は空いており、利用することができました。
日帰り温泉
私たちは今回利用しませんでしたが、駐車場目の前の「ニューグリーンピア津南」の日帰り温泉を利用することができます。
お風呂に入って、そのまま車中泊できるのは体も温まって良いですよね。
日帰り入浴は夜21時まで利用でき、大人550円/子供330円と良心的な価格です。
スキー車中泊でのおすすめ車中飯
冬の車中泊の鉄板「車中鍋」とお酒のつまみ
私たちの冬の車中泊での車中飯は、かなりの頻度で鍋にしています。
なぜなら、
- キャンピングカーと違って車内にキッチンが常設でないので、調理スペースが限られる
- 家族4人分の料理を複数品作る手間を考えると、鍋が最も手軽
- 雪山の車中泊で、体の中から温まる
からです。
今回は、豚バラを贅沢に使った味噌仕立ての「肉鍋」にしてみました!
具材は、キャベツ・玉ねぎ・きのこ・水菜・豚バラ・もやしとシンプル。
新潟はもち豚が有名なので、普通のスーパーで美味しい越後豚が手に入ります。
鍋の前に、お酒のおつまみ兼お腹を空かせた子供達のために、ジャーマンポテトを用意。
冷凍のフライドポテトとウィンナーを炒めて、スパイス(塩胡椒・ガーリックなどの入ったパンチの効いた調味料)で味づけするだけ。
簡単だし、お酒も進むのでオススメです。
スキー場近くのスーパー
国道117号沿いの津南の街中に「メルシーつなん」というスーパーがあります。
グリーンピア津南スキー場からは車で16分と近いです。
夜20時まで営業しており、お惣菜コーナーも充実しています。
コンビニも、このスーパーの近くに「ファミリーマート 津南町下船渡店」があります。
スキー車中泊での寒さ対策
スキー場の駐車場で車中泊する際は、周囲へのマナーや一酸化炭素中毒の危険性などから、寝る時はエンジンを切るのがルールです。
スキー車中泊をする際の寒さ対策として大切なのは、窓の断熱と体の保温対策。
写真の通り、ハイエースの窓全面に断熱材入りのシェードを貼って、窓からの冷気を遮断しています。
そして、ベッドキットの上には布団を敷き、その上に電気毛布を敷いています。
この上に、各自のダウン製の寝袋にくるまって寝ることで、夜の間は暖房無しでも快適に眠ることができます。
なお、電気毛布を使用する際はポータブル電源が必要になります。
600Wh近くの容量でしたら、ギリギリ2泊使えると思います。
スキー場での車中泊で気をつけるポイント
スキー場で車中泊する際は、防寒対策や寝ている間に降雪が増えることを想定しての雪対策など、色々知識と装備が必要です。
- 窓から一番冷気が入って来やすいので、必ず断熱対策をする
- 車内の温度を下げない処置をした後は、重ね着&ダウンの寝袋で防寒対策
- 寝ているときは必ずエンジンを切る
- 乾燥しやすいので飲み物は必ず用意
- 寝る前に車の周りの雪かきをしておく
- 朝エンジンを掛ける前にも、マフラーの周りに雪がないかどうかチェック
雪山での車中泊は、知識や装備が不足していると、寒くて朝まで眠れないなんてこともあります…
私もそういった経験をしたことがあります。
せっかくスキー場で車中泊して、朝一のパウダー狙いたいのに寝不足なんて嫌ですよねー
下記の記事に冬の車中泊で必要なグッズや注意点・おすすめの電気毛布などの情報をまとめていますので、ぜひ合わせて読んでみてください。