私たちは過去20年間、スキー&スノーボードをするために、スキー場や公共の駐車場で冬でも車中泊してきました。
真冬の北海道から東北・長野・新潟と、極度の寒さを経験しています。
ズバリ、冬の車中泊でもエンジンを掛けずに、暖房無しで朝まで快適に過ごす防寒対策は2つです‼
実体験を元に、暖房要らずの防寒対策について具体的にご紹介します😊
目次
冬の車中泊の防寒対策1:窓の断熱
冷たい外気を遮断するには、窓の断熱が効果的
冬の車中泊では、周囲への配慮から寝ている時でのエンジンを切るのが最低限のマナーになります。
車中泊の目的地まではエンジンを掛けているので、車内はエアコンで暖まっていると思います。
その車内の温度を温かいまま、出来るだけ温度を下げずにキープする方法、
それが窓の断熱なんです☝
車内が冷える原因である外の空気。
冷たい外気の温度を遮断するには、車内の窓に断熱を施すのが一番効果的✨
車は窓の面積がすごく大きいので、車内の窓全てに断熱を施すだけで車内の温度の低下を防ぐことができるんです😊
具体的な「窓の断熱」方法
写真は、私たち家族が真冬に車中泊するときの窓の断熱方法。
窓に貼ってあるものは断熱シートで、これが冷気を遮断してくれます。
銀マットを窓に貼る方法を紹介しているサイトもありますが、断熱シートは金額をケチらずに良いものを使うことを、圧倒的にオススメします‼
以前、岩手県の八幡平スキー場で猛吹雪の中、夫婦で車中泊したときのこと。
当時は車中泊グッズのようなものが殆どなくて、窓は断熱シートも貼らず、防寒着を着て冬用の寝袋で寝ました。
が、寒くて寒くて一向に眠れない…..😨☃
そして車内の温度を見たら、-15度……😱
防寒対策は厳冬期の車中泊では、命に関わります。
そこで、私たちは色々調べて、写真のアイズというメーカーの「マルチシェード」を使っています。
フロントガラス、後部ガラス、前の座席のサイド2箇所、後部座席のサイド4箇所、の合計8箇所に断熱シートを貼っています。
マルチシェードは冬の防寒対策だけでなく、夏は強い日差しを反射して車内の温度上昇を抑える役目もあります😉
また外から見えないことで、プライバシー保護や防犯面でも役に立ち、車中泊では一年中欠かせない車中泊の必需品になります🙌
窓の断熱シートを自作した場合、少しでも隙間があるとそこから冷気が入ってきてしまいます。
その点、こちらのマルチシェードは車種に合わせた窓の大きさにフィットするよう作られており、この完璧なまでのフィット感が、暖房無しでもしっかり保温してくれる効果を高めてくれるのです✨
実際に、車で装着するシーンや機能について説明した動画をyoutubeにアップしていますので、併せてご覧ください。
マルチシェード・シルバーフロント3枚セット
●車種別に専用設計で窓にぴったりフィット
●車外側は断熱性をもつ補強材入りアルミ蒸着シート使用
●社内側は断熱性能を高める、たっぷり厚みのある中綿を挟んでいる
●記事は「自動車難燃証明」取得済みの素材を使用 [redshiny]楽天市場で見る[/redshiny][yellowshiny] Amazonで見る[/yellowshiny]
下記のリア5枚セットを購入すれば、ハイエースの窓全てのマルチシェードが揃います。
一年中使えるので、我が家の車中泊はもうこれ無しでは考えられません。
マルチシェード・シルバー リア5枚セット
●車種別に専用設計で窓にぴったりフィット
●車外側は断熱性をもつ補強材入りアルミ蒸着シート使用
●社内側は断熱性能を高める、たっぷり厚みのある中綿を挟んでいる
●記事は「自動車難燃証明」取得済みの素材を使用 [redshiny]楽天市場で見る[/redshiny][yellowshiny] Amazonで見る[/yellowshiny]
こちらのメーカーでは、ハイエースの他にステップワゴンやデリカなど、310車種に合わせたマルチシェードが販売されています。
冬の車中泊の防寒対策2:冬用のダウン寝袋
そもそも人は放熱体のため、体内で作られた熱が外に出ないようにするために、体の保温をしっかり行うのも大切です☝
そのために断熱された車内でしっかり重ね着をして、暖かい寝袋に包まって寝ることができれば、暖房無しでも快適に朝まで寝ることができるでしょう。
冬の車中泊に最適な寝袋とは….!?
夏の車中泊と違って、冬の車中泊は保温性が命です…..!
まず、中綿のものではなく、ダウンの寝袋を選んでください。暖かさが全然違います。
今は安いものもありますが、私はノースフェイスの-18℃対応の厳冬期のダウン寝袋をずーっと愛用しています。
アウトドアブランドのものは高いですが、20年近く使って全く問題ありません。
なので、購入する時は高価でも長持ちするので、コストパフォーマンスは良いですよ〜😍
実際にこの寝袋で断熱の施していない車の車中泊や、北海道の朝になると-30℃近くになる友人の家で暖房無しで使ったりしていますが、寒くて眠れない…と言ったことはありませんでした😌
それと、肩が出ているとそこから冷気が入ってきて、寒さを感じます。
なので、封筒型ではなく、写真のようなマミー型で、肩のあたりをしっかりとドローコードで絞れるタイプのものがオススメです。
また、ダウン製の寝袋は暖かい他に、収納時にコンパクトになるのも良いです✨
畳まなくてもそのまま専用袋にグイグイ押し込んで、簡単にしまえ、車内でもそれほど嵩張りません。
ノースフェイスの冬用ダウンシュラフはあまり今はネットに出てないようですが、その代わりにヨーロッパ各国の軍隊が極寒地で使っているという、欧州で有名なHusky社の寝袋を見つけました!
ダウンの代わりに中空7穴構造のクォロフィルサーモライト260g/m2を2層にして利用することで、ダックダウンと同じ暖かさを実現。
この機能でこの値段は安いと思います❤
真冬のスキー場や東北・北海道での車中泊は外気がマイナスになるので、そのような時にこういったダウンがあると車内でエンジンを切っていても暖かく眠れて良いですね!
●-17℃でも暖かい中綿二層のダブルレイヤー構造
●内生地には極上の肌触りを追求したDupon社のソフトナイロンを使用
●噛まないジッパーでシュラフの開け閉めもスムーズ
●シュラフの背面に滑り止め加工、ズレ落ちを防ぐ
●足元には冷えから守る専用インナー袋付き [redshiny]楽天市場で見る[/redshiny][yellowshiny] Amazonで見る[/yellowshiny]
もう少しお手頃な価格帯でいうと、下記がオススメ。
子供達用の寝袋として購入したのですが、
お値段の割にとっても暖かいです✨
ダウンの寝袋は軽くに1万円オーバーしますが、1万円を切る価格て-20度対応は驚き!
真冬の北海道や青森のスキー場でエンジンを切って車中泊しますが、子供達は2人でこの寝袋を布団のように掛けて、どんなに寒い場所でも朝までぐっすりです😴
ちなみにAmazonで購入する方が圧倒的に安いです!!
シュラフ 防水 保温 マミー型羽毛
●耐寒温度:-20℃~0℃(快適温度-10℃~0℃)
●内部に余分なスペースがあり、中で手足を伸ばしたり、楽に寝返りを打てます
●肩の部分に保温材が入っており、首元と肩を包み込んで寒冷時に寝袋内部の暖まった空気が逃げるの防ぎます
●背jyタッキで丸洗いできる [redshiny]楽天市場で見る[/redshiny][yellowshiny] Amazonで見る[/yellowshiny]
下記の記事にて、2020年最新版の冬の車中泊におすすめの寝袋をご紹介しています。
数ある種類の中から、冬の車中泊向けに最適な寝袋を選ぶポイントなども記載していますので、併せてご覧ください。
さらに服装で防寒対策
もし外気温がかなり低かったり、寒がりの方であれば、寝袋に加えて、服装で防寒対策しましょう🤗
頭が寒いようであれば、ニット帽を被ったり、パーカーの帽子を被る。
肩や首のあたりが寒ければ、ネックウォーマーをする。
さらに足元が寒ければ、厚手の靴下を履く。
これで寒さ対策は完璧です✨
冬の車中泊で暖房無しで快適に過ごすコツ
冬の車中泊で、最低限必要な防寒対策を紹介してきました。
暖房無しで朝まで快適に過ごすコツをもう一度おさらいしましょう。
- 冷気の伝わりやすい窓ガラスをしっかり断熱する
- 厳冬期仕様のダウン性の寝袋で、しっかり体を保温する
- 必要に応じて、ニット帽・ネックウォーマー・靴下などで体感温度をアップ
- 寝る前にエンジンで車内を暖めて、寝る時はエンジンを切る。
私たちが車中泊する駐車場に到着する時間は、大抵お風呂とご飯を済ませた後が多いので、それまでは車内は車のエアコンで暖まっています。
そして、寝床の用意をするまではエンジンを掛けておき、その後エンジンを切って就寝しています。
私たちはいつもこの方法でスキー場で車中泊をしていますが、子連れでも暖房(FFヒーターなど)無しで過ごせています😉
「冬の車中泊」に際しての寒さ対策・必需品・大寒波の車中泊レポート・冬の車中飯レシピなどの記事をまとめた実践ノウハウ集を作りました。
こちらもご覧いただき、ぜひ冬の車中泊を楽しんでください😆☃