冬に車中泊をしてみたいけど、必需品は何⁉
どんな車中泊グッズがあれば大丈夫….?
私たちは今まで、冬の豪雪地帯で子連れ車中泊を6年、夫婦での真冬の車中泊を約20年やってきました。
そんな実体験を元に、冬の車中泊で大事なこと、暖房無しで過ごすための防寒対策テクニックや冬の車中泊に本当に必要なグッズを厳選してお伝えします。
目次
冬の車中泊に大事なのは車の断熱と体の保温
冬の車中泊でとーっても大事なのが、
「車の断熱」と「体の保温」。
この二つがしっかりできていれば、真冬の車中泊でも安心して過ごすことができ、暖房器具を用意する必要もありません。
では一体何を対策したら良いか、説明しますね。
防寒対策1.車の断熱をまず最初に行う
車中泊をするのに際して、寝ているときにエンジンを切るのは周囲への配慮から最低限のマナーになります。
ではエンジンをかけて暖まっている車内の温度を、出来るだけ下げずに暖かさをキープするにはどうしたら良いか。
ズバリ、窓の断熱です
車内が冷える原因である外気。
車は窓の面積が大きいので、車内の窓に断熱を施してあげるだけで、冷たい外気の温度を遮断することができます。
まず最初に「窓の断熱対策」を行いましょう。
防寒対策2.体の保温をしっかり行う
そもそも人は放熱体であり、体内で作られた熱を外に逃すことで体温調節をしています。
放熱が大きいと人は寒く感じるため、外に熱が出ないように体の保温をしっかり行うのが大切です。
寝る前に温泉などに入って体を温め、断熱された車内で暖かいものに包まって寝ることができれば、暖房無しで快適なまま冬の車中泊を楽しむことができるでしょう。
冬の車中泊の必需品
先ほど、冬の車中泊で大事なことは、「車の断熱」と「体の保温」であるとお伝えしました。
では「車の断熱」に必要なグッズは何か、「体の保温」に必要な体温を逃さないもの、効果的に体を温める方法は何か、ご紹介したいと思います。
必需品1:車の断熱シート
写真は、私たち家族が真冬に車中泊する際の装備です。
両サイドの窓に貼ってあるものが、断熱シートで、これが断熱効果を高めてくれています。
フロントガラス、後部ガラス、前の座席のサイド2箇所、後部座席のサイド4箇所、の合計8箇所に断熱シートを貼っています。
断熱シートは寝ている時のプライバシーを守る以外に、冬は車外の外気を遮断して車内の温度を保つという、重要な役目を担っています。
窓の断熱として銀マットを紹介しているところもありますが、ハッキリ言います‼
断熱シートは金額をケチらず、良いものを使って下さい
厳冬期の車中泊では命に関わります。
16年程前、今は無くなってしまった岩手県の八幡平スキー場の駐車場で猛吹雪の中、夫婦で車中泊した時のこと。
車の防寒グッズは当時は大したものが無かったので、窓には断熱シートをしないまま、重ね着を沢山し、冬用の寝袋(シュラフ)にくるまりました。
が、寒くて寒くて夜中の3時くらいまで全く寝れなかったんです…
車内の温度を見たら、−15℃
冬用の寝袋(シュラフ)の限界を超える温度でした。。。
実際にオススメのメーカーの断熱シートがあります。
それがこちらです。
前述の通り、マルチシェードは冬は車外の冷気を遮断して車内の温度を保ち、夏は強い日差しを反射して車内の温度上昇を抑えるという、一年中車中泊をする際には外せないグッズです。
厚手の銀マットでシェードを自作される方もいますが、少しでも隙間があるとそこから冷気が入ってきてしまいます。
その点、こちらのマルチシェードは車種に合わせてラインナップを揃えており、窓ガラスのフィット感も抜群です。
実際に、我が家で使っているオススメのマルチシェードは、「アイズ」というメーカーのものです。
上記は、アイズのWebサイトに載っている冬にマルチシェードを装着した車と、何も装着していない車との車内温度を比較したグラフです。
寒冷時では最大5度以上、車内温度を保ってくれています。
このマルチシェード、外側はアルミ蒸着シートを使用し、内側はたっぷりな厚みの中綿を挟んでいるので、通常のカーテンや断熱シートとは機能性が異なります。
マルチシェード・シルバーフロント3枚セット
●車種別に専用設計で窓にぴったりフィット
●車外側は断熱性をもつ補強材入りアルミ蒸着シート使用
●車内側は断熱性能を高める、たっぷり厚みのある中綿を挟んでいる
●生地は「自動車難燃証明」取得済みの素材を使用 [redshiny]楽天市場で見る[/redshiny][yellowshiny] Amazonで見る[/yellowshiny]
下記のリア5枚セットを購入すれば、ハイエースの窓全てのマルチシェードが揃います。
一年中使えるので、我が家の車中泊はもうこれ無しでは考えられません。
マルチシェード・シルバー リア5枚セット
●車種別に専用設計で窓にぴったりフィット
●車外側は断熱性をもつ補強材入りアルミ蒸着シート使用
●車内側は断熱性能を高める、たっぷり厚みのある中綿を挟んでいる
●生地は「自動車難燃証明」取得済みの素材を使用 [redshiny]楽天市場で見る[/redshiny][yellowshiny] Amazonで見る[/yellowshiny]
こちらのメーカーでは、ハイエースの他にステップワゴンやデリカなど、310車種に合わせたマルチシェードが販売されています。
すごいっっ!!
先ほど、銀マットではなくお金を掛けてでも性能の高いシェードを購入するべきと書きました。
我が家がこのAizuのハイエース専用マルチシェードに掛かった費用はどのくらいか、下記をご覧ください。
フロント (3枚)¥12,960
リア(5枚)¥20,520
合計:¥33,480
冬の車中泊の大事なポイントの一つ「窓の断熱」について、分かりやすくyoutubeにて解説していますので、こちらも併せてぜひご覧ください
必需品2:車のボディの断熱材
家の中にいると暖かいのは断熱材が入っているからです。
同様に、車のボディにも断熱加工を施せば、狭い車内ではより保温が効果的になります。
ハイエースには元々断熱材は入っていません。
ですから、ホームセンターから住宅用の断熱材などを購入し、DIYで施工する人も多いみたいですね。
車の断熱材としては「グラスウール」や「ロックウール」などがあり、ネットやホームセンターでも購入できます。
ただ、DIYの施工はそれなりに大変ですが….
私たちの購入したハイエースは、前のオーナーが断熱材加工をしていたので、そのまま使用しています。
必需品3:床冷えを防ぐ車中泊マット
車の荷室に直接寝る場合は、床からの冷えに注意してください。
寝心地も求めるなら、厚みのある車中泊マット(エアマット)があると良いでしょう。
エアベッドはエアマットに比べると断熱性が低いので、冬の車中泊はエアマットがオススメです。
ちなみにオススメの車中泊エアマットはこちらです。
車内の寝るスペースが完全にフルフラットにならない、一人分づつのマットがあればOKという場合、こちらのコールマンの車中泊マットをオススメします!
こちらの「Coleman キャンパーインフレータマットハイピーク」は10cmの厚みがあるので、防寒対策にも有効、そして確実に車内のシートの凹凸も解消できるので、寝心地も良いです。
必要ないときはコンパクトに収納できるので、車に積んでいても場所をとりません。
また自動膨張式(インフレータマット)で、バルブを開けて広げておけば勝手に空気が入って膨らみます。
●広げてバルブを開けるだけの自動膨張式
●まるで自宅のベッドのように眠れる厚み10cm
●膨らみが足りない時は収納ケースをポンプとして使える
●収納時は黄色の逆流弁を外側にし、空気の逆流を防いで畳める [redshiny]楽天市場で見る[/redshiny][yellowshiny] Amazonで見る[/yellowshiny]
マットの断熱性は「R値」という直で表示されており、「R値」が高くなればなるほど断熱効果が高くなります。
冬の車中泊で車のエンジンを切ることを考えると、「R値」が3-4あれば床からの底冷えも防げると思います。
なお、銀マットの「R値」は0.25-0.5くらいなので、冬の車中泊では銀マットを使うのはやめておいた方が良さそうですね!
自動膨張式のエアマットを初めて開発したとされる「THERMAREST(サーマレスト)」というブランドがあります。
私はここのキャンプ用マットを雪山の山小屋などでも使っていて、高品質で信頼の高いブランドです。
その「THERMAREST(サーマレスト)」から、”R値が7.0″とダントツの断熱性を誇るエアマットが販売されています。
恐らく、キャンプや車中泊マットでは最強クラスだと思いますので、真冬の車中泊の寒さ対策が気になる方は、検討されてみては如何でしょうか…!
●ツインロックバルブを採用し、準備も撤収もあっという間
●厚み10cmでまるで自宅のベッドのような快適な寝心地
●地面からの冷気を中央のフォーム層で遮断、高い保温性を発揮
●表面のストレッチニットはビロードのような心地良さ [redshiny]楽天市場で見る[/redshiny][yellowshiny] Amazonで見る[/yellowshiny]
「他の車中泊マットも色々見てみたい!」という方は、最新版のおすすめの車中泊マットを下記でさらに詳しく紹介しておりますので、併せてご覧ください。
必需品4:重ね着できるウエアー
車中泊で寝る時に着るものは単純に暖かいものを着ればいいというのではなく、重ね着が効果的です。
重ね着をすることで、適度に体温調節をするこができ、自分の体温を逃さず保温することができます。
よく登山やバックカントリーで、レイヤリング(重ね着)が大事と言われますが、それには意味があります。
下記で詳しく説明しますね。
1.ベースレイヤー
最初に肌に身に付けるものを「ベースレイヤー」と言います。
汗をかいた後に冷えて体温が低下しないよう、綿ではなく化繊などでできた素材のものを肌の上に着ることで、汗を素早く吸収して拡散し、肌をドライに保ってくれます。
アウトドアブランドからも色々出ていますが、ユニクロの「ヒートテック」でも大丈夫です。
私や子供達はこれの「極暖ヒートテック」を着ています。
上は長袖ヒートテック、下はヒートテックタイツです。
また、ネット通販で大人気の防寒インナー「EXIO(エクシオ)」もおすすめ。
累計販売枚数15万枚超えのインナーブランドで、裏起毛で保温性が高い上、汗を書いてもすぐに乾く速乾仕様になっています。
釣りやゴルフなどアウトドアで使用している人が多く、上下揃えても2,680円とコスパも高いです。
●超軽量プレミアム起毛で高い保温機能
●抜群の伸縮性で着る方の体型に合わせて伸縮
●汗をかいてもすぐに乾いてくれる”吸汗速乾”仕様
●特殊防臭加工済みで防臭にも優れる [redshiny]楽天市場で見る[/redshiny][yellowshiny] Amazonで見る[/yellowshiny]
2.ミドルレイヤー
次に身に付けるものを「ミドルレイヤー」と言い、保温性を保ちかつ通気性の良いものを選びます。
これはフリースとかで十分です。
フリースはアウトドアブランドのものを選ぶと、生地や縫製もしっかりしていて暖かく、車中泊以外にもアウトドアスポーツでも活躍します。
私はアウトドアブランドのものを10年以上着てますが、ファスナーも壊れたり生地が縮んだりすることなく長年着れるので、結果コスパも良いです。
●超軽量プレミアム起毛で高い保温機能
●抜群の伸縮性で着る方の体型に合わせて伸縮
●汗をかいてもすぐに乾いてくれる”吸汗速乾”仕様
●特殊防臭加工済みで防臭にも優れる [redshiny]楽天市場で見る[/redshiny][yellowshiny] Amazonで見る[/yellowshiny]
3.アウターレイヤー
登山やバックカントリーでは、雨や雪に濡れることを防ぐために一番外側に着るものは防水性の高いものを選びます。
車中泊ではその心配がないので、フリースの保温性をさらに高めてくれる薄手のダウンや、ダウンベストなどが良いかと思います。
ちなみに、私たち家族はアウターレイヤーは着ずにフリースのみで寝ています。
車の断熱効果が高ければ、フリースと暖かい寝袋で十分朝まで過ごせます❤
重ね着することで、汗をかいても効率的に熱を排出し、汗で濡れることなく体をドライに保ち(低体温症の防止)、状況によって服装で温度をコントロールできる状態がベストです🤗
頭が寒ければニット帽を被り、首が寒ければネックウォーマー、足元が寒ければ靴下を履いていれば寒さ対策は完璧です✨
つまり、アウター以外はスキーやスノーボードの服装がベストということですね。
必需品5:厳冬期用の寝袋
車中泊は寝ている間はエンジンを切りますので、保温性がとっても大事です‼
今は安いものもありますが、私はアウトドアブランドの高品質な寝袋を激推しします🤩
私は、ノースフェイスの-18℃対応の厳冬期用のダウンの寝袋をずっと愛用しています。
もう20年近くこの寝袋を使ってますが、さすが良いものはヘタレません。
なので、購入するときは高価でも長持ちするのでコストパフォーマンスは高いです☝
前述の16年前の八幡平スキー場で極寒の車中泊をした痛い経験の直後に、この寝袋に買い換えました。
その後、断熱の施していない車での車中泊やら、室内なのに0度を下回る友達の家とかにこの寝袋で泊まってますが、眠れないほど寒いということはありませんでした。
なので、寒がりの人は良い寝袋は必須🤗
夏の車中泊に使用する寝袋はどんなメーカーのものでも構わないと思いますが、冬用は保温性が命になるので😱アウトドアブランドの品質のしっかりとした良いものをぜひ選んでください🙌
また、寝ているときに肩が出ていると冷気が入ってきて冷えますので、袋状ではなくマミー型の肩のあたりをしっかりと絞れるタイプが良いです。
寒がりの人は、パーカーのフードを被ったり、ビーニーを被ったりした状態でさらにサイドコードを締めれば冷えやすい頭や肩の保温性もバッチリ。
そして、やはり断然暖かいのはダウン製の寝袋。
そのほかにもダウンは軽いのと、収納時にコンパクトになります✨
(車中泊では荷物の面積取らないのはとーっても大事)
ダウンは専用の袋にグイグイ詰めていくだけで、簡単にしまえます。
朝起きた後に4人分の寝袋をしまうのは結構な作業なので、ここは簡単に収納できるタイプだと慌ただしい朝でも苦になりません。
アウトドアブランドのしっかりしたものだとこちら↓
アウトドアのコア層からも支持の高いブランド、日本メーカーもモンベルです。
私もモンベルの寝袋をしばらく使っていましたが、使用シーンに合わせた細かい商品ラインナップが魅力です。
冬期モデルで大変軽量ながら高い保温性を備えた寝袋がこちらです。
●優れた保温力を持つ800フィルパワーのEXダウンをボックス構造で封入
●スパイラルストレッチ™ システムを採用した「伸びる寝袋」で隙間なく保温効果が高い
●収納時はコンプレッションを使って、さらに小さく圧縮できる
●長期保存時は乾燥剤の入ったストリージバックにて保管できる [redshiny]楽天市場で見る[/redshiny][yellowshiny] Amazonで見る[/yellowshiny]
もう少しお手頃な価格帯でいうと、下記がオススメ。
子供達用の寝袋として購入したのですが、お値段の割にとっても暖かいです。
ダウンの寝袋は軽くに1万円オーバーしますが、1万円を切る価格て-20度対応は驚き!
真冬の北海道や青森のスキー場でエンジンを切って車中泊しますが、子供達は2人でこの寝袋を布団のように掛けて、どんなに寒い場所でも朝までぐっすりです。
ちなみにAmazonで購入する方が圧倒的に安いです!!
シュラフ 防水 保温 マミー型羽毛
●耐寒温度:-20℃~0℃(快適温度-10℃~0℃)
●内部に余分なスペースがあり、中で手足を伸ばしたり、楽に寝返りを打てます
●肩の部分に保温材が入っており、首元と肩を包み込んで寒冷時に寝袋内部の暖まった空気が逃げるの防ぎます
●洗濯機で丸洗いできる [redshiny]楽天市場で見る[/redshiny][yellowshiny] Amazonで見る[/yellowshiny]
冬の車中泊におすすめしたい、2020年最新の寝袋を厳選して紹介しているのと、数あるラインナップの中から、暖房無しで朝まで快適に過ごせる寝袋を選ぶポイントについて、下記の記事で解説しています。
ぜひ冬の寝袋をお探しの方は、併せて読んでみてください。
必需品6:カイロor充電式湯たんぽ
上記に加えて、腰にカイロを貼ったり、靴下の裏にカイロを貼ればさらに暖かく過ごせるでしょう。
湯たんぽを使うというのも良いですね‼
ただし、車内で寝る前にお湯を沸かすのが面倒であれば、充電式の湯たんぽがあります。
こちらの商品はコードレスで使えるので、事前に充電しておけば寝袋の中に入れてほんわか温まることができます。
しかも、充電13分で8〜10時間温度が持続するとのこと‼
我が家の夏の車中泊でも大活躍しているUSB扇風機のメーカー「KEYNICE」の商品なので、安心して使えそうです。
※AmazonではKEYNICEの湯たんぽが在庫切れだったので、同様の品質の別メーカーのリンクを載せています
●お湯の入れ替えは一切不要、繰り返し使える蓄熱式のエコ湯たんぽ
●約13~15分間の充電で、8~10時間の保温が可能
●コードレスで使用できるので車中泊にも活躍
●フワフワの湯たんぽ保護カバー付き
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必需品7:ポータブルバッテリー
最近は、車中泊で電気毛布を利用する人も増えてきてますよね。
電気毛布を使う場合、車のエンジンはかけられないので、ポータブルバッテリーは必需品になります。
ポータブルバッテリーは携帯やPCの充電などにも使え、災害時にも活躍するので、車中泊旅でも持っているに越したことはありません。
ただし、車中泊旅に持っていく際は、自宅でフル充電しておくのを忘れずに…..‼
下記のポータブルバッテリーは大容量720Whで、ノートパソコンなら13回フル充電できるタイプ。
電気毛布は設定温度とその商品の消費電力にもよりますが、途中で充電せずに1泊〜2泊は使えます。
しかも大容量の割に軽くて場所も取らず、フル充電するのに1.6時間という驚異的な速さがすごいですね!
(720Wh / 200,000Ah)
●フル充電1.6時間で完了
●容量を720Whから1440Whへ増加可能
●最大1200W出力のデバイスに対応
●30日間返品受付
●2年保証書付き
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2022年に我が家もこちらのポータブル電源「EcoFlow RIVER Pro」を導入し、電気毛布を始めとした電化製品が車中泊でどのくらい使用可能か、レビューしています。
参考にご覧ください。
必需品8:スノーブラシ
雪の中で車中泊するのなら、夜中に積もった雪を落としたり、窓についた固まった雪を取るのに、アイススクレーパー付きのスノーブラシは必須です。
直前までエンジンをかけていた車内を離れて、スキーなどに行った場合。
帰ってくると温まった車の表面で溶けた水が急激に凍り、そこに雪がさらに付きます。
それを取るのがとても厄介で、こうしたスノーブラシは必須になります。
ぜひ冬に車中泊する方は、車に常備しておいてください。
●スノーブラシ・水切り・アイススクレーパーの3Wayで使える
●伸縮パイプで最長115cmまで伸びる
●握りやすいスポンジグリップ
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必需品9:スコップ
なぜ冬の車中泊にスコップが必要なのか….⁉
こちらの写真は2017年に、新潟県の田代スキー場の駐車場で車中泊した時のものです。
夜に駐車場に着いた時は、すでに30〜50cmの新雪が積もっていました。
こんな日は、寝ている間にもさらに雪が積もることが予想されます。
そこで気をつけたいのが、朝エンジンを掛けた時にマフラーに雪が詰まって車内に排ガスが逆流し、一酸化炭素中毒になること。
また、雪が沢山積もった場合に、ドアが内側から開かなくなるというアクシデントも想定されます。
そんな時のために、夜の間に車の周りの雪をスコップで除雪しておくことが大切です。
ただ、スコップって車に常備しておくのに結構嵩張るんですよね。。。
そんな時は、下記のような組み立て式スコップなら場所も取らずに便利です。
通常のスコップと比べると割高ですが、ブレードがプラスチックのタイプのものでなければ物持ちも良いです。
我が家の組み立て式のスコップは20年選手です。
●長さを54cmから110cmまで4段階で調節可能
●アルミ製で本体は約588gと軽量
●ハンドルとスコップが分解できる着脱式なので、コンパクトに収納
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冬の車中泊で朝まで快適に過ごすコツ
これまで、「冬の車中泊で大事なこと」「冬の車中泊の必需品」「実際におすすめするグッズ」について紹介してきました。
これらを踏まえて、冬の車中泊で朝まで快適に過ごすコツをおさらいすると…..
- 冷気の伝わりやすい窓ガラスをしっかり断熱する
- 車のボディに断熱加工を施す
- 床下からの冷え対策を行う
- 寝るときの服装は重ね着で体温調節を
- 厳冬期仕様のダウン製の寝袋でしっかり暖をとる
- 必要に応じてニット帽・ネックウォーマー・靴下で体感温度をアップ
- 寝る前に暖房で車内を暖めて、寝るときはエンジンを切る
私たちは上記の方法で、いつもスキー場車中泊をしています。
駐車場に着く時間は大抵就寝前の時間なので、それまでに車のエアコンで車内は暖められています。
駐車場に付いて寝床の用意をするまではエンジンを掛けておき、その後はエンジンを切って就寝しています。
車外がマイナス10℃くらいまで冷えたこともありますが、車の断熱効果と体の保温のお陰で今まで寒くて眠れない、といった経験はありません。
真冬の車中泊の動画もありますので、実際にどんな環境で車中泊をしたのか、そのリアルな様子をぜひご覧ください。
また、「冬の車中泊」に際しての寒さ対策・必需品・大寒波の車中泊レポート・冬の車中飯レシピなどの記事をまとめた実践ノウハウ集を作りました。
こちらもご覧いただき、ぜひ冬の車中泊を楽しんでください…!
冬の車中泊、これさえ読めばバッチリ
なので、すべての窓に断熱を施すだけで車内の温度の低下を防ぐことができます!