車中泊に欠かせない存在になってきた車載冷蔵庫。
この夏は特に猛暑だったので、我が家の車中泊に冷蔵庫は手放せない存在でした。
では家族4人の車中泊におすすめの車載冷蔵庫はどれか?
どのくらいの容量があれば良いか?
楽天やamazonでも評価の高い、「Sumeriy 車中泊冷蔵庫30L」を本ブログで徹底レビューします。
今は車載冷蔵庫のラインナップが幅広いですが、全体的に品質が向上しており手頃な価格帯でも十分な機能を持っています。
その辺りも詳しくご紹介できればと思います。
目次
「Sumeriy 車中泊冷蔵庫30L」5つの特徴
「Sumeriy 車中泊冷蔵庫30L」はポータブル電源のメーカーが出している車載冷蔵庫に比べて知名度は低いですが、楽天やamazonで高評価レビューがたくさん寄せられている人気商品です。
まず、基本的な仕様はこちらになります。
寸法 | 36.5D x 57.5W x 36H cm |
容量 | 30L |
重さ | 15.6kg |
設定温度 | -20℃〜20℃ |
定格電圧 | AC 100-240V、DC 12V/24V |
定格出力 | 45〜60W |
騒音 | 45dB以下 |
付属品 | 取扱説明書、DC電源ケーブル(約3.5m)、AC電源ケーブル(約1.8m) |
DC12V24V/AC100V 車載家庭両用
●急速冷凍+節電効果を実現
●冷蔵庫内部に新型保冷層を採用
●三段階に調節可能な電圧保護システムを搭載
●車載DC12V/24V&家庭用AC100V電源に対応
●1年保証書、3年間コンプレッサー修理サービス付き
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容量的にも家族での車中泊に適していて、主な特徴は下記の5つです。
- 急速冷凍機能
- 高密度断熱材で保冷効果が高い
- 350mlの缶が44本入る大容量
- 電圧保護機能搭載
- 3つの電圧規格対応
1.急速冷凍機能
「Sumeriy 車中泊冷蔵庫30L」には最大-20℃まで冷やせる、冷凍機能が付いています。
2023年時点での最新冷凍技術が搭載されており、急速冷凍モードで約35分で-20℃まで冷却可能です。
実際に真夏の室内で試してみたところ、31℃から-1℃までは30分で冷えました。
2.高密度断熱材で保冷効果が高い
「Sumeriy 車中泊冷蔵庫30L」の内部には、新型保冷層が採用されています。
これにより、電力消費をカットするとともに継続保冷時間24時間以上が可能になりました。
ポータブル冷蔵庫の中には保冷機能のないものもあるので、電源を入れなくてもクーラーボックスのような保冷効果があるのも特徴です。
他製品と比べると冷蔵効果は約3倍…!(メーカー調べ)
本体の表面には金属材料が使われており、見た目にも高級感があります。
材質もしっかりしているので耐久性も高そうです。
3.500mlペットボトルが24本入る大容量
容量は30Lでも、庫内の形状によってどれだけ食材や飲み物が収まるか異なってきます。
こちらの「Sumeriy 車中泊冷蔵庫30L」は、冷蔵庫に不可欠な飲み物が、それぞれ下記の量だけ収まります。
350mlの缶 | 約44本 |
500mlのペットボトル | 約24本 |
2Lのペットボトル | 約9本 |
4.電圧保護機能搭載
三段階に調整可能な電圧保護システムを搭載。
車内電圧を自動的に感知して、車内の電圧が低くなると自動的に冷蔵庫の電源をオフにします。
車の電源から取る場合バッテリー上がりが心配ですが、これなら安心ですね。
5.3つの電圧規格対応
「Sumeriy 車中泊冷蔵庫30L」には家庭用のAC電源100Vの他に、普通車用の12V対応のDC電源、大型車用の24V対応のDC電源ケーブルが付いています。
車のシガーソケットの他にポータブル電源・ソーラーパネルから電源が取れます。
「Sumeriy 車中泊冷蔵庫30L」の外観やサイズ感
セット内容
ひとまず、届いた「Sumeriy 車中泊冷蔵庫30L」がこちら。
むむ、さすが30Lは予想していたよりも大きい….!
ダンボールにはこんな感じに収まっていました。
硬いクッションで覆われており、しっかり梱包されています。
セット内容はこちらです。
- 冷蔵庫本体
- DC電源ケーブル(約3.5m)
- AC電源ケーブル(約1.8m)
- 日本語取り扱い説明書
- 保証カード
外観
「Sumeriy 車中泊冷蔵庫30L」は、黒とシルバーのシンプルなデザインです。
30Lなのでそれなりの大きさがあります。
車中泊の際にどこに置けるか、予めサイズを測ってからの方が良さそうです。
操作パネルは蓋の右側上部についているので、車内の足元に置いておいても椅子に座ったまま操作しやすいです。
-20℃から10℃まで、UPとDOWNボタンで1℃単位で温度調節できます。
SETボタンで、「ECOモード(節電モード)」と「HHモード(急速冷凍モード)に切り替えでき、操作も分かりやすいです。
右側側面の左下に電源の入力端子がついています。
端子の右側と、冷蔵庫手前にコンプレッサーが放熱できる、排熱口があります。
車に載せる時は、排熱口の前は隙間を開けて設置し、冷蔵庫がちゃんと冷えるようにしましょう。
冷蔵庫のふた
ふたは上部に上げるだけです。
ものを持ちながら、片手で開閉できます。
天板には、カップを置くスペースが4つ付いています。
ちょっとしたテーブルとして使えるほか、天板は丈夫なのでこの上に腰掛けることも可能です。
操作パネル
「Sumeriy 車中泊冷蔵庫30L」の操作パネルは、写真のようにLEDディスプレイで見やすいです。
温度設定の文字も大きく、暗い車内でもハッキリ見える鮮明さ。
ボタンも押しやすい大きさなので、操作しやすいです。
サイズや重量
私が「Sumeriy 車中泊冷蔵庫30L」を持ってみた場合の写真です。
肩幅より広いので、かなり大きいですね。
中に食材や飲み物などが一杯入っているので、女性が持つのは結構力が入ります。
ただ、取っ手が持ちやすいので運びやすいです。
ちなみに、我が家のハイエースワイドに載せた時の写真がこちら。
横幅はハイエース幅の半分くらい取るので、荷物を載せることを考えると大きめの車のほうが良さそうですね。
ただ、私たちが以前長期車中泊で使っていたクーラーBOXもこのくらいの大きさでした。
当時4歳の息子が横になってねれるくらいの大きさだったので、家族で車中泊旅に快適な冷蔵庫の大きさというと、こうなってしまうのかもしれません。
DC12V24V/AC100V 車載家庭両用
●急速冷凍+節電効果を実現
●冷蔵庫内部に新型保冷層を採用
●三段階に調節可能な電圧保護システムを搭載
●車載DC12V/24V&家庭用AC100V電源に対応
●1年保証書、3年間コンプレッサー修理サービス付き
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「Sumeriy 車中泊冷蔵庫30L」実際に使用してみたレビュー
冷却スピード
実際に、「Sumeriy 車中泊冷蔵庫30L」で冷蔵温度3℃、冷凍温度を-20℃に設定した際の冷えるまでの時間を計測してみました。
時間 | 冷蔵3℃設定 | 冷凍-20℃設定 |
0分 | 17℃ | 8℃ |
15分 | 11℃ | -8℃ |
30分 | 2℃ | -14℃ |
45分 | 2℃ | -17℃ |
60分 | 2℃ | -20℃ |
冷蔵の方は30分で設定温度に、冷凍の方は60分で設定温度まで冷却できました。
ポータブル電源での消費電力
キャンプ場で「Sumeriy 車中泊冷蔵庫30L」をポータブル電源(Eco Flow RIVER PRO 720Wh)に繋げた際に、どれくらい電力を消費するかチェックしてみました。
ポータブル電源が100%の状態からスタートし、3時間経過した時のポータブル電源の残量は97%。
消費電力はたったの3%。
この日のキャンプ場が思いの外肌寒く、外気温は14℃くらい。
夏に比べるとかなり気温は低いですが、3時間で3%の消費電力となると、720Whのポータブル電源なら約4日間使える計算になります。
動作音の大きさ
通常の保冷時と、冷却している時(コンプレッサーが動いている時)の音の大きさを測ってみました。
通常時は38dBで、音のレベルとしては図書館や静かな住宅地くらいの大きさです。
コンプレッサー起動時は50dBと、静かな事務所くらいの音の大きさでした。
通常時の音の大きさであれば、車中泊時に足元に冷蔵庫があっても、寝るのには気にならない程度です。
「Sumeriy 車中泊冷蔵庫30L」車中泊での良い点
1.冷えるのが早い!
夏の車中泊などは、常温のものを入れると一気に庫内温度が上がるので、冷却までのスピードが早いのは重要なポイントです。
こちらの「Sumeriy 車中泊冷蔵庫30L」を持参して、夏休みに「東北一周車中泊旅9日間」に出かけました。
その時に、ポータブル電源の容量を使い切って気づいたら止まっていたこともありましたが、すぐに電源を入れると冷却してくれるので問題ありませんでした。
2.家族4人の2泊以上でちょうど良い容量
ポータブル冷蔵庫の容量が30Lくらいあると、家族4人の1日(朝・昼・晩)〜2日の食材と飲み物を冷やしておくことができます。
途中で買い足さなくても、冷蔵庫でストックできるのはありがたいですね。
3.持ち運びしやすい
「Sumeriy 車中泊冷蔵庫30L」には左右に取っ手がついているので、運びやすいです。
運び出すのは、家から持参する時と片付ける時だと思いますが、
食材が入っているとかなり重くなるので、持ち運びしやすいのは使い勝手が良いです。
4.LEDランプが点灯する
暗い車内でちょっとビール1本探したい時。
ライトを持参しないとどこにあるのかわからないのですが、こちらの冷蔵庫はふたを開けるとLEDランプが点灯します。
地味な機能ですが、これが車中泊では不可欠だなーと思いました。
5.作動音が気にならない
車中泊の場合は、車内に冷蔵庫を置いてその側で寝るため、作動音が気にならないのは大切なポイントですね。
6.色々なものが収まりやすい
今回私たちが車載冷蔵庫を購入する際に、色々なメーカーの30Lクラスの製品をチェックしました。
その際に、奥行きはあまりないけど高さがあるタイプが多く、それに比べると「Sumeriy 車中泊冷蔵庫30L」は正方形に近く、色々なものが収まりやすいと思いました。
お肉のパックなど大容量のものはサイズが大きくなりますが、そう言ったものでも奥行きがあるので大抵きれいに収まります。
7.金属の外装がしっかりしている
冷蔵庫の側面に金属製の材料が採用されており、耐久性が高いです。
車中泊旅で海や山などアウトドアに持ち出す際に多少手荒に扱っても、心配は無さそうです。
「Sumeriy 車中泊冷蔵庫30L」車中泊での課題
1.2Lペットボトルが縦に入らない
一番の課題は、2Lペットボトルを縦に入れた際にはみ出してしまうことですかね…
できるだけ奥行きをとってその分高さを削っている分、写真のようにはみ出してしまいます。
縦に入るようにもう少し高さがあれば、さらに使い勝手が良いのにな…と思いました。
2.ハイエースの後部座席足元に収まらない
本当は、この後部座席の足元に車載冷蔵庫を収納する予定でした。
奥行きのサイズも計り、問題ないことを確認して「Sumeriy 車中泊冷蔵庫30L」を購入したのですが、車のシートカバーの厚みもあってギリギリ入らないということが発覚…!
なので、今は後部座席の後に設置しています。
3.キャリーがついていればもっと運びやすい
やはり30Lの容量一杯に食材や飲み物を詰め込んでしまうと、重すぎて女性は持てません。
男性が頑張って運べる重さになってしまうので、キャリーなどがあればもっと運びやすいかもしれません。
でもキャリーがついていると、その分スペースは取ってしまうので悩ましいところですね…
「Sumeriy 車中泊冷蔵庫」ラインナップ
Sumeriyの車中泊冷蔵庫には、機能は変わりませんが容量の違いで4種類発売されています。
冷蔵庫自体の寸法ですが、幅や奥行きは容量が増えてもほぼ変わらず、高さが変わります。
Sumeriy車中泊冷蔵庫 25L
DC12V24V/AC100V 車載家庭両用
●急速冷凍+節電効果を実現
●冷蔵庫内部に新型保冷層を採用
●三段階に調節可能な電圧保護システムを搭載
●車載DC12V/24V&家庭用AC100V電源に対応
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Sumeriy車中泊冷蔵庫 30L
DC12V24V/AC100V 車載家庭両用
●急速冷凍+節電効果を実現
●冷蔵庫内部に新型保冷層を採用
●三段階に調節可能な電圧保護システムを搭載
●車載DC12V/24V&家庭用AC100V電源に対応
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Sumeriy車中泊冷蔵庫 40L
DC12V24V/AC100V 車載家庭両用
●急速冷凍+節電効果を実現
●冷蔵庫内部に新型保冷層を採用
●三段階に調節可能な電圧保護システムを搭載
●車載DC12V/24V&家庭用AC100V電源に対応
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Sumeriy車中泊冷蔵庫 50L
DC12V24V/AC100V 車載家庭両用
●急速冷凍+節電効果を実現
●冷蔵庫内部に新型保冷層を採用
●三段階に調節可能な電圧保護システムを搭載
●車載DC12V/24V&家庭用AC100V電源に対応
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家族での車中泊におすすめ
「Sumeriy 車中泊冷蔵庫30L」を購入して、家族で長期の車中泊旅に行き感じたこと。
夏は特にポータブル冷蔵庫は必須だし、このくらいの大きさがあれば、家族全員の食材も飲み物も十分冷やせるということ。
何よりもキンキンに冷えた飲み物やビールが飲めるのは、嬉しいですよね。
出発前に、地元のスーパーで2日分まとめて買い出しをしてポータブル冷蔵庫で冷やしておけば、現地では観光などに時間を費やすこともできます。
機能的にも申し分なく、冷えるまでの時間も早いですし、一度冷えるとポータブル電源に繋げて使用した場合も消費電力をそんなに食わないと感じました。
私たちも購入して良かったこちらの「Sumeriy 車中泊冷蔵庫30L」、ぜひ車中泊のマストアイテムとして検討してみてください。