長野県でも豪雪地帯で知られる野沢温泉スキー場。
野沢温泉スキー場内にはオフピステのパウダーコースが沢山あり、自然の地形を生かしたツリーランも楽しめることから、パウダージャンキーのみならず外国人にも人気のスキー場ですよね。
朝一からゴンドラに乗って、やまびこコースのパウダーエリアを目指す人も多いと思います。
野沢温泉スキー場で車中泊する場合に、朝からスキーを滑るのにどこがベストか!?
実際に2020年と2019年の冬に、子連れ車中泊してきましたので、詳しい情報をレポートします。
目次
野沢温泉スキー場で車中泊できる場所 一覧
車中泊可能なスキー場の駐車場は4つ
この中で車中泊できる場所(駐車場)は以下の4箇所です。
駐車場名 | 設備 | 写真 |
第2駐車場(柄沢) | トイレ・更衣室・自販機あり | |
第3駐車場 | トイレ・更衣室 (第1と第2駐車場が満車になり次第オープン) | |
中尾駐車場 | トイレ | |
横楽駐車場 |
「第2駐車場(柄沢)」から直接柄沢エリアに歩いて行けます。
ここでリフト券を購入し、「長坂ゴンドラ連絡ペアリフト」に乗り、そのまま長坂ゴンドラの乗り場まで滑って行くことができるんです。
朝一車を動かさなくても、直接「やまびこエリア」へ行くことができるのは便利ですね!
帰りは「やまびこエリア」から「柄沢ゲレンデ」を滑って、駐車場に直接帰ってくることができます。
車中泊禁止にしているスキー場駐車場も多い中、ここは1泊2日1,500円と有料ですが、堂々と車中泊できます。
24時間空いている、暖房付きのトイレに更衣室もあり、便利です。(詳細はこの後レポートしています)
野沢温泉周辺の車中泊できる道の駅
野沢温泉周辺で車中泊できる道の駅ですが、下記の2つがオススメです。
道の駅 野沢温泉
野沢温泉スキー場までは、車でおおよそ15分くらいです。
こちらが、国道117号沿いにある「道の駅 野沢温泉」。
2019年9月にオープンしたそうで、施設の設備も整っていてとっても綺麗でした。
農林産物直売所・ご当地お土産ショップ・農家レストランと、設備もとっても充実。
野沢温泉に来た際には、車中泊にオススメです。
道の駅 花の駅千曲川
野沢温泉スキー場までは、車でおおよそ13分くらいです。
冬の雰囲気はこんな感じです。
トイレももちろん24時間空いており、農産物直売所・お土産コーナー・Cafeと設備も充実しています✨
ただ、Cafeは17時までの営業になるので、夜ご飯は近くの日帰り温泉に行くついでに済ませて、夜はここに泊まるのが良さそうですね。
野沢温泉スキー場 第2駐車場での車中泊レポート
車中泊の料金
野沢温泉スキー場 第2駐車場(柄沢)は有料の駐車場になりまして、「管理協力費」という形で以下の料金が掛かります。
1泊2日 | 1,500円(中型車は2,000円) |
2泊3日 | 2,000円 |
一泊増すごとに | 500円増 |
こちらで費用を払うと、下記の領収書をもらうので、これを外から見えるように車の中に置いておきます。
野沢温泉は一晩で50センチオーバーの積雪も当たり前のようにある所です。
早朝からスタッフの方が、一生懸命駐車場の除雪をしてくれている様子には頭が下がります。
トイレや洗面の充実度からも、お金を払って気持ちよく過ごす方が良いですね。
トイレ、洗面などの設備
駐車場の入り口に24時間空いているトイレがあり、更衣室も併設しています。
オムツ交換台もあり、トイレ内は暖房も効いていて暖かく、寒い冬の利用時は本当に有り難いです。
洗面は2つあり、お湯も出ます。寒い朝の歯磨きや洗顔には助かりますね。
ドライヤー用のコンセントもありました。
トイレは暖房便座でウォシュレットも付いていて、快適でした。
降雪量が多い時は雪かきが必要
まずは下記の写真をご覧ください。
夜7時に野沢温泉スキー場の第二駐車場に到着した時の写真が、こちらです。
除雪してからの降雪はなかったようで、車も停めやすくなっていました。
そして、朝起きるとご覧の通り。
こちらは、朝早くに車の周りをとうちゃんが雪かきしているので、まだ雪は少ないです。
前の晩に念の為、車の周りをスコップで雪かきしておいて良かったです….
特にマフラー周りに雪が積もっていて、朝エンジンを掛けると排気ガスが逆流して、一酸化炭素中毒になる恐れがあります。
豪雪地帯のスキー場で車中泊すると、このようなことは経験上よくあります。
すぐに自分の車の周りを除雪機で除雪してくれるとは限りません。
夜のうちに車の周囲を雪かきをしておく、スコップは必ず常備しておくようにしましょう。
もし忘れてしまった場合ですが、こちらの駐車場では受付でスコップを貸してくれるようです。
(実際に借りていた人がいました)
野沢温泉スキー場車中泊 近くのコンビニ情報
車中泊の際には、夜のお酒や翌日の朝ごはんや飲み物が必要になりますよね。
野沢温泉スキー場第2駐車場近くのコンビニですが、一番近くで「ヤマザキYショップ野沢久保田屋店」があります。
野沢温泉街で唯一のコンビニなので、宿泊者には人気のようです。
ただし、第2駐車場からは歩くと15分くらいあります。
(野沢温泉街は道が狭いので、車での移動は避けた方が良いです)
駐車場に車で来る際に、国道117号沿いの「ローソン飯山瑞穂豊店」(24時間営業・品揃え豊富・イートインもあり!)か「セブンイレブン飯山常盤大橋店」(24時間営業・品揃え豊富・コインランドリー併設)で購入されるのが良いかと思います!
その際には、クーラーボックスも忘れずに…
野沢温泉スキー場車中泊 近くの日帰り温泉情報
野沢温泉 外湯
野沢温泉には13箇所の外湯があり、全て無料で入れます。
これらの温泉にのんびり歩きながら入りに行くのも良いですね♨
第二駐車場に一番近い「中尾の湯」は徒歩6分くらいです。
ただ、外湯は全て専用の駐車場が無いのと、100%源泉なのでお湯がとても熱い…!
ぜひ私も外湯巡りしたいのですが、洗い場も無いので子供には厳しいかなと思い、結局いつも近くの日帰り温泉を利用しています。
その中でもオススメは、「いいやま湯滝温泉」と「馬曲(まぐせ)温泉」です。
いいやま湯滝温泉
野沢温泉からは車で10分です。
国道117号から千曲川を渡った対岸にあります。
露天風呂から千曲川の景観を眺めることができて、とても開放的な雰囲気です。
食堂も併設されており、どれも美味しかったのが印象的でした。
馬曲(まぐせ)温泉 望郷の湯
こちらは野沢温泉からは車で23分です。
山道をくねくね登っていくと、標高700mの所に一軒だけある温泉です。
見晴らしはとっても良く、露店風呂からは木島平スキー場がよーく見えましたよ〜。
「雪景色が素晴らしい温泉」で東日本1位に選ばれたそうです、納得。
食堂も併設されており、お蕎麦を中心に地元の素材を使った田舎の味を楽しめるようです。
スキー場での車中泊で気をつけるポイント
スキー場で車中泊する際は、防寒対策や寝ている間に降雪が増えることを想定しての雪対策など、色々知識と装備が必要です☝
- 窓から一番冷気が入って来やすいので、必ず断熱対策をする
- 車内の温度を下げない処置をした後は、重ね着&ダウンの寝袋で防寒対策
- 寝ているときは必ずエンジンを切る
- 乾燥しやすいので飲み物は必ず用意
- 寝る前に車の周りの雪かきをしておく
- 朝エンジンを掛ける前にも、マフラーの周りに雪がないかどうかチェック
雪山での車中泊は、知識や装備が不足していると、寒くて朝まで眠れないなんてこともあります…。
私もそういった経験をしたことがあります。
せっかくスキー場で車中泊して、朝一のパウダー狙いたいのに寝不足なんて嫌ですよねー。
下記に今までの経験から、冬の車中泊に欠かせない必需品と、冬用のおすすめ寝袋のご紹介をしています。
これを読むだけで、「冬の車中泊では、何に気をつけてどんなものを用意したら良いか?」がハッキリとわかります。
また、ポータブル電源をお持ちの場合は電気毛布があれば、かなり快適に過ごすことができます。
最新の車中泊用おすすめ電気毛布を知りたい方は、こちらをご覧ください。
また2019年の2月の3連休の大寒波の時に、野沢温泉スキー場に車中泊して、スキー場を滑った動画をyoutubeにアップしています。
こちらも良かったら観てみて下さい。